19/04/04(木)からBS4K 101にてアニメ新番組として『ムーミン谷のなかまたち』と『シドニアの騎士』の放送が始まった。どれだけ4K HDRの恩恵がアニメにあるのか興味を持ち録画してVPL-VW255とDMR-SCZ2060で視聴した。
参考:『新作TVアニメ「ムーミン谷のなかまたち」本日放送開始!』
https://www.moomin.co.jp/news/media/49312
正直言って全然期待していなかったのだが、観てビックリ!2019年制作だけに最新CGが使われており登場キャラクターの造形に丸みと影があることで3Dの様な立体感がある。
妖精であるムーミンは昔のテレビアニメの影響でカバの様なツルツルとした肌をしているものだと思い込んでいたが、この作品のCGでは細かな毛に覆われていることが見て取れて何やら触れると手触りが良さそうだ。HDR効果を感じさせるシーンは殆ど無かったが4Kの解像度もあり画の情報量が多い。(^_^)
4Kアニメとして観たいが、ストーリーは子供向けでたわいなくちょっと退屈と言う悩ましい作品だ。
参考:『「シドニアの騎士」シリーズが高画質の4Kリマスター版に』
https://anime.eiga.com/news/108014/
2014年制作のCGアニメを4Kリマスターということで、どの程度その効果があるのか、一方宇宙SFアニメだからHDRにより戦闘シーンの印象はかなり変わるだろうと期待して観た。
本放送時もキャラクターのツルツル過ぎる表情の乏しさが気になったが、5年前のCGアニメだとこの位の情報量だろうと納得して観る4Kリマスターだった。
一方HDR効果は期待通りでモリト発進シーン等、暗黒の宇宙に光が映える演出としてストーリーを盛り上げてくれる。
では2K SDRの作品とどの程度違うのかと続いてDMR-BZT9600に録画したまま未見の2015年4月放送『シドニアの騎士 第九惑星戦役』を観ようとしたらBZT9600はVPL-VW255に繋げていなかった…。(^_^;;
日進月歩のCGで5年の技術の差と予算の差は大きいと実感させられるBS4Kのアニメ新番組2本立てだ。