16/10/01(土)と10/02(日)に行った「2016東京インターナショナルオーディオショウ」では音楽認識アプリ”Shazam”が大活躍だった。以前からiPhone4Sにもインストールしてあったのだがバッテリーを持たせる為使ったことはなかった。ASUS ZenFone Maxに変えてバッテリーの心配が無くなったので試聴曲の確認に毎回使えるようになった。
Shazamの楽曲認識精度は高い。スマホのマイクで収集した楽曲をデジタル化してクラウド上のデータベースと照合しているのだろうが、その早さには驚かされることが多い。
ユーザーが楽曲のどこ部分から集音するか分からないのに、どうしてこんなに早く曲名を検索出来るのだろう?いったいどんなインデックスを作成しているのか技術的に興味深い。
色々楽曲名を当てさせて分かったことがある。
1)新譜に収録されている楽曲に弱い。
講師が「新譜のCDから…」と紹介した楽曲は有名なクラシック曲でも認識出来なかった。まだデータベースに収録されていないようだ。
2)検索にはメロディーやリズムと言った音楽的な情報はまったく使われていない。
ライヴCDの楽曲を試聴した時、冒頭の観客の拍手だけで楽曲名を当てた時には驚いた。逆に井上陽水の「少年時代」のライヴ演奏は当てられなかった。完全一致するデータがないとお手上げなのは残念な点だ。(^_^)
3)ヴォーカルデータは除外している可能性があるかも?
NET RADIOのAnime Web Radioで日本のアニソンをイタリア語で歌っている楽曲があったのだが、表示された楽曲名はオリジナルの日本の曲名だった。日本のカラオケをそのまま使っているからだろう。
試聴曲名をメモする必要が無くなり楽をさせてもらっている。実に役立つアプリだ。