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2016年11月21日

16/11/20(日)アバック秋葉原本店の「ホームシアター大商談会 2016 Winter」に参加してきた

16/11/20(日)アバック秋葉原本店で「ホームシアター大商談会 2016 Winter」2日目が開催された。4つのイベントに参加したので、今夜は速報版としてレポートしようと思う。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)

1. 11:30〜12:30 EPSON「EH-LS10500」レーザー光源で再確認する2K&4K/HDR映像
 エプソンの説明員が「JVCのDLA-Z1試聴会場は8階ですよ。お間違えありませんか?」と冗談を言うほど満席でAV Phileの注目度が高い回だった。

新機能はHDR対応のみでそれ以外前モデルとの差が少なく説明することが無いと言っていたが、レーザー光源の部品は日本では1社しか手掛けておらずJVCさんも同じメーカー製だろうとか、現行レーザー光源プロジェクターの中で一番静かな簡易水冷方式により発熱対策は万全で今まで冷却関連のトラブルが発生したと聞いていないとか色々面白い話が聞けた。

試聴ソフトでは「10 クローバーフィールド・レーン」の演出にはやられた。一瞬何が起きたのか分からなくなるような迫力のあるサラウンドは接客用に受けそうだ。(^_^)

2. 13:00〜14:00 Integra「DRX-R1」インストールに止まらない、その新の実力とは?
 オンキヨーのAVプリにパイオニアのD級パワーアンプの組み合わせにより、オンキヨーの厚みのあるサウンドにスピード感が加わり実に魅力的だった。視聴位置が違うので公平な評価とは言えないが、昨日のSC-LX901よりこのモデルの方が映画を楽しく観ることが出来そうだ。

3. 14:20〜15:30 JVC「DLA-Z1」超弩級4Kプロジェクター、新時代の幕開けを目撃せよ 麻倉怜士氏
 昨日とほぼ同じ構成だったが、DLA-Z1のプロ用モデルは本体のみで450万円、オプションで4種類のレンズが用意されている。その内の1本が付属していて350万円という値段は破格の安さだとの説明があった。初期ロットは今日の大商談会で予約済みとなってしまいそうだとの話もあったが一体何台生産しているのだろう。

また麻倉先生からUHD BDプレーヤーは早ければ年内にOPPOから、来年3月にはソニーから発売予定との話があった。

4. 15:50〜16:50 YAMAHA「RX-A3060」シネマDSP&オブジェクトサウンドの実力検証!
 RX-A3060に新規追加されたシネマDSP「エンハンスド」は「ゼロ・グラビティ」の様なサラウンドスピーカーからもダイアログが発せられるソフトで生じる問題点を解消する為に新規作成されたモードと説明があった。ミュージカルにも向くが弱点としてフロント側の音場の広がりが薄くなると言うことだった。

「エベレスト(16/04/22発売)」は音の情報量が多くRX-A3050とCX-A5100ではDSPの性能差が音場に出てしまったが、A3060はDSP3基搭載でCX-A5100に迫る音になったと説明があった。なおCX-A5100ユーザーには嬉しい発表が近くあるかもしれないとのこと。楽しみに待つことにしよう。

自宅で「スター・トレック イントゥ・ダークネス」や「パシフィック・リム」を見直したくなる2日間だった。


2016年11月20日

16/11/19(土)アバック秋葉原本店の「ホームシアター大商談会 2016Winter」に参加してきた

16/11/19(土)アバック秋葉原本店で「ホームシアター大商談会 2016Winter」が開催された。4つのイベントに参加したので、今夜は速報版としてレポートしようと思う。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)

1. 11:30〜12:40 JVC「DLA-Z1」超弩級4Kプロジェクター、新時代の幕開けを目撃せよ 麻倉怜士氏
 BD「サウンド・オブ・ミュージック」等3本とUHD BD「宮古島〜癒しのビーチ〜」等5本の4K・HDRソフトを視聴した。4Kネイティブの解像感、レーザー光源「BLU-Escent」による高コントラスト、高輝度3,000ルーメンによるHDR効果を観ると、DLA-Z1は4Kプロジェクターの次世代機と言う気がする。

次にプロジェクターを買い替える時にはレーザー光源モデルでないと満足出来なくなりそうだが、大きさ的にも価格的にも手が出るようになるのはいったい何年後になるのやら。

2. 13:00〜14:00 DENON「AVR-X6300H」11ch多チャンネルAVアンプの恩恵とは!?
 まず最新版アトモスデモディスクからお馴染みのAMAZEと新作Audio Sphereを視聴した。さすがDOLBYの新作だけあってお洒落で楽しいATOMOS DEMOとなっていた。

BD「007スペクター」やUHD BD「スター・トレック イントゥ・ダークネス」で7.2.4chサラウンドを楽しんだ。

3. 14:30〜15:30 SONY「VPL-VW535」リアル4Kで2K&4K/HDRソースを再検証!
 最初に「SONY 70th Anniversary」というビデオを見た。その時代に大ヒットしたソニー製品を巡る人々の姿を描いた企業イメージ広告ビデオだが、昔の日本の再現が何かテレビドラマっぽいのが気になった。(^_^;;

 VPL-VW1100ESの後継モデルは出ず来年2月頃には製造終了となるとか、UHD BDプレーヤーは来年春頃まで発売されないとか興味深い話を聞くことが出来た。

JVC DLA-Z1にライバル心を燃やしつつ350万円に対し100万円のネイティブ4Kパネルプロジェクターとしてコストパフォーマンスが高い点を強調していた。HDR対応機能も追加され完成度が高まっていた。

4. 16:00〜17:00 Pioneer「SC-LX901」チャンネルマッチを極めた11chサラウンドに酔う
 UHD BD「スター・トレック イントゥ・ダークネス」「パシフィック・リム」等でサラウンドを楽しんだ。「パシフィック・リム」は派手な映像表現がHDRにハマり過ぎてこれは楽しい。UHD BDアトモスで観直したくなる1本だ。

明日のイベントも楽しみだ。

2016年10月31日

16/11/19(土)、20(日)アバック秋葉原本店にて「ホームシアター大商談会 2016Winter」開催!!

『JAS・音のサロン&カンファレンス』も終わりアバックのホームページで「HOME THEATER JAPAN 2016 WINTER」の日程を確認したところアバック秋葉原本店にて「ホームシアター大商談会 2016Winter」開催と発表されていた。

夏冬とも池袋サンシャインシティ ワールド・インポートマート5Fで行わないと言うのは今年が初めてだと思うが、ホームシアター製品を製造販売するメーカーが減り広い会場を借りても埋まらなくなったということなのだろうか。実に寂しい限りだ。

さて肝心のイベント内容は以下の通りだ。

16/11/19(土)
 1. 11:30〜12:40 JVC「DLA-Z1」超弩級4Kプロジェクター、新時代の幕開けを目撃せよ
 2. 13:00〜14:00 DENON「AVR-X6300H」11ch多チャンネルAVアンプの恩恵とは!?
 3. 14:30〜15:30 SONY「VPL-VW535」リアル4Kで2K&4K/HDRソースを再検証!
 4. 16:00〜17:00 Pioneer「SC-LX901」チャンネルマッチを極めた11chサラウンドに酔う

16/11/20(日)
 1. 11:30〜12:30 EPSON「EH-LS10500」レーザー光源で再確認する2K&4K/HDR映像
 2. 13:00〜14:00 Integra「DRX-R1」インストールに止まらない、その新の実力とは?
 3. 14:20〜15:30 JVC「DLA-Z1」超弩級4Kプロジェクター、新時代の幕開けを目撃せよ
 4. 15:50〜16:50 YAMAHA「RX-A3060」シネマDSP&オブジェクトサウンドの実力検証!

なおJVC「DLA-Z1」のみ同ビル8F特設会場で行うとのこと。それだけ人が集まる注目の新製品ということだろう。税別350万円のプロジェクターの商談が何件成立するのか気になるところだ。

UHD BDによる4K/HDR映像を確認する為2日間参加しようと思う。




【関連リンク】

『ホームシアター大商談会 2016Winter』
 https://www.avac.co.jp/contents/2113

2016年06月27日

すっかり忘れていた!16/06/25(土)、26(日)アバック秋葉原本店にて『ホームシアター大商談会』開催!?

25年点検診断から始まった外装工事の予定を見ていて何か忘れている様な気がした。アバックからダイレクトメールが来ていないが、6月第4週末と言えば「ホームシアター大商談会」がある筈だ。気付いたのが6/26(日)夕方なので今更だったがアバックのホームページを見てみた。

・東京会場:16/06/25(土)、26(日) 11:00〜20:00 アバック秋葉原本店

あーやはり今週末だった。平日は残業続きで忙しく週末は25年点検診断関連のイベントが続きすっかり忘れていた。

エージェントの諺に「壊されたポータルのガーディアン日数を数える」というのが(たぶん)あるが、過ぎたことを後悔しても仕方ない。イングレスをプレイしていると諦めが早くなってこんな時に助かる。(^_^;;

さて注目のイベント内容は何だったのだろう。

16/06/25(土)
 1. 11:30〜12:30 SONY VPL-VW515:最新ファームウェアへの対応で死角無し!HDRソースを再検証!
 2. 13:00〜14:00 ONKYO TX-RZ810 & D-309H:イネーブルドスピーカーはトップスピーカーにどこまで迫れる?!
 3. 14:30〜15:30 Pioneer SC-LX89:イマーシヴサウンド最前線!Dolby Atmosによる超絶サラウンドの世界
 4. 16:00〜17:00 DENON AVR-X7200WA with DTS:X:最新イマーシヴサウンド「DTS:X」を聴き倒す!

16/06/26(日)
 1. 11:30〜12:50 EPSON EH-LS10000 & EH-TW8200:HDRは怖くない!プロジェクター映像調整で見せる次世代コンテンツ
 2. 13:20〜14:40 JVC DLA-X750R & DLA-X550R:BT2020へバージョンアップを果たした、HDR映像の実力に迫る!
 3. 15:10〜16:30 YAMAHA CX-A5100 + MX-A5000:パワーアンプのハンドリングで音質はどこまで変わる?!

プロジェクターでHDRコンテンツ視聴とかCX-A5100のパワーアンプハンドリングは体験したかった。15年ぶりの外装工事ですっかり週末の予定が狂ってしまった。

2015年12月11日

【詳細版】HTJ15W『オッポBDP-105D JAPAN LIMITEDとBDP-105DJPが直接対決!その実力差を聴く!』

11/21(土)と22(日)の両日池袋サンシャインシティ ワールド・インポートマート5F『ホームシアタージャパン2015ウィンター』が開催された。私は金曜日までに仕事を片付けて2日間とも参加した。

14回予定の「HOME THEATER JAPAN 2015 WINTER 」詳細レポートの第2回目は15/11/21(土) 11:30〜12:20 Room1:OPPO BDP-105DJLイベントだ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)

使用機材はユニバーサルプレーヤー:OPPO BDP-105D JAPAN LIMITED、BDP-105DJP、AVプリアンプ:YAMAHA CX-A5100、AVパワーアンプ:YAMAHA MX-A5000、スピーカー:Pari Passu Overture Bordeaux×4本、プロジェクターSONY BPL-VW515、スクリーンキクチLE-120HDGM 120インチの4.0ch構成だ。2chステレオはバランスアナログ接続で、サラウンド音源とBDはHDMI接続4.0chの試聴となる。

説明員からジャパン・リミテッドはオーディオ機器として開発され 1)高周波ノイズ対策 2)ドライブ振動対策 3)クロック精度アップ の3点を中心にチューニングを行ったとの説明があった。

151211a.jpg


試聴曲は以下の通り。
 1)CD「ヴァイオリン協奏曲/チャイコフスキー」[105DJPと105DJPLの比較試聴]
 2) SACD「ジャズ(楽曲名失念)」
 3) SACD「to you/綾戸智絵」より
 4) DVD-A「ホテルカリフォルニア/イーグルス」より「ラストリゾート」
 5) DVD-A「101 Eastbound/フォープレイ」より
 6) SACD「Horn Concerto in D: III. Allegro/モーツアルト」より
 7) SACD「ブラームス:ヴァイオリン協奏曲/ヒラリーハーン」より
 8) DSD 2.8MHzマルチチャンネル「(楽曲名失念)」
 9) BD「Legends of Jazz: Showcase」より「All Jarreau & Kurt Elling/My Funny Valentine」
 10) BD「ドリーム・ウィズ・ミー・イン・コンサート/ジャッキー・エヴァンコ」より「4. トゥ・ビリーヴ」
 11) BD「Emerald: Musical Gems - Live in Concert/ Celtic Woman」より「13. You Raise Me Up」

専門誌で高評価の105D JAPAN LIMITEDの実力を知りたくてこのイベントに参加したが、確かに105DJPLの方がきめ細やかで落ち着いた音と艶やかな高音を聴かせてくれた。ヤマハCX-A5100+MX-A5000との組み合わせで非常に心地良い音楽を楽しめて魅力的だ。


2015年12月10日

【詳細版】HTJ15W『アナログ技術に強いオンキヨーのノウハウが活かされているTX-RZ800の音を聴け!』

11/21(土)と22(日)の両日池袋サンシャインシティ ワールド・インポートマート5F『ホームシアタージャパン2015ウィンター』が開催された。私は金曜日までに仕事を片付けて2日間とも参加した。

14回予定の「HOME THEATER JAPAN 2015 WINTER 」詳細レポートの第1回目は15/11/21(土) 10:30〜11:20 Room2:ONKYO TX-RZ800 D309Hイベントだ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)

使用機材はAVアンプ:ONKYO TX-RZ800、プレーヤー:PIONEER BDP-LX88、スピーカー:キャバスJAVA×2本、CABRERA×1本、MINORCA×2本、サブウーファー:SL-D501(B)、トップスピーカー:キャバスEOLE3×2本、イネーブルドスピーカー:D-309H(B)×2本、プロジェクターSONY BPL-VW315 、スクリーンキクチSE-120HDWAC120インチの5.1.2ch構成だ。

TX-RZ800のパワーアンプ部分はトランスが1基、7チャンネル仕様となっているが基本的な構成はTX-NR3030とほぼ同じだそうだ。ハイレゾ音源はアナログ変換時にノイズが出るので、このデジタルノイズを除去するフィルター回路VLSCを搭載している。トランスの振動を抑える筐体設計に加え、シーリングパネルやインシュレーターにも音質向上の工夫が施されているとの説明があった。

パイオニアにはMCACC Pro、ヤマハにはシネマDSP HD3というデジタル技術の強みがあるが、オンキヨーはアナログ技術に強く、今まで音質を追求してきた。このノウハウがTX-RZ800に活かされていると語った。

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視聴アトモス BDは以下の通り。
 1)『DOLBY ATOMOS DEMO』より「AMAZE」
 2)『DOLBY ATOMOS DEMO』より「LEAF」
 3)『オブジェクトチェックディスク』より「モスキート[FAR]」
 4)『オブジェクトチェックディスク』より「モスキート[NEAR]」
 5)『オブジェクトチェックディスク』より「フライ」
 6)『オブジェクトチェックディスク』より「バーズ」
 7)『ゼロ・グラビティ』より
 8)『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』より輸送機離陸シーン
 9)『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』よりカサブランカのカーチェイス

イネーブルドスピーカーとトップミドルスピーカーを切り替えて『DOLBY ATOMOS DEMO』のオブジェクトオーディオ効果の違いを比較視聴した。壁際に寄せた配置でもトップの方が移動感は明瞭で180度の音場を作りだしていた。この後はトップスピーカーによる視聴となった。

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」とのキャンペーンにより、いち早くアトモス再生を体験することが出来たが、CGに頼らず可能限り実際に撮影したと言うアクションシーンは非常に面白かった。

2015年11月25日

トップスピーカーは何がいい?Eclipse、Cabasse、Minxを比較検討してみた

AVセパレートアンプとユニバーサルBDプレーヤーの購入手続きが終わったところで店長さんに「トップスピーカーにキャバスを考えているのですが?」とアドバイスを求めてみた。

「Cabasse EOLE3をご検討ですか?メーカーから天井設置はスピーカーユニットが落ちる恐れがあるのでトップスピーカーとしては使わないで下さいと言われています。」確かにフランスの会社の製品では日本の地震の多さを考慮していないだろう。

「壁掛けを考えていますが、ユニット固定は本当にマグネットのみなのですか?」「強力な磁石のみです。」天井設置していてドスンと大きな地震のショックがあったらコロリと落ちてきそうだ。(^_^;;

「どのメーカーのスピーカーがサラウンド用に売れているのですか?」「こちらに展示してあるEclipse TD307MK2Aが人気です。自然な音の広がりがサラウンド用に最適です。」税別2.3万円/1台のところ2万円という価格が提示された。

「壁への取り付けはどうするのですか?」「スピーカベースをネジ4本で留めます。」手に持つとずしりと重い。梁にネジ留めしないと震度5の地震で30秒ほど揺らされたら落ちてきそうな大きさと重さだ。標準構成部品のベースとアームの組み換えで色々な設置形態が取れるのは良いが、約1.5kgあるのではこのモデルは選択出来ない。

Cabasse ALCYONE2も同じくフルレンジユニットだが0.75kgと軽いのは有難い。税別2.3万円/1台だ。

Cambridge Audio/MinxのMin 12も同じくフルレンジユニットだが0.43 kgと一層軽くなる。アマゾンで価格を調べると1.4万円だが、壁掛けには別売りのMinx ピボット式ウォールマウント4,000円(2個1組)が必要だ。

もう少し検討が必要なので、この日はこれで帰路に着いた。帰宅して天井を叩いてみると考えていた以上に固い板張りだった。これならMin 12をそのまま天井に取り付けることが出来そうだ。


2015年11月24日

「お休みDVD-A1XV(A)」、「こんにちはユニバーサルBDプレーヤー」その経緯も語ろう

ここ最近DVD-A1XV(A)の調子が悪い。SACDを認識しないことがありCDしか安定再生出来なくなっている。2009年6月に中古品として購入して6年間愛用してきたからピックアップがへたってきたのだろう。2005年2月発売のモデルなので販売から既に10年経っており修理可能かデノンに問い合わせないと分からない。

一方パナソニックUltra HD ブルーレイ再生対応ブルーレイディスクレコーダーディーガDMR-UBZ1が発売されたもののユニバーサルUHD BDプレーヤーの発売は1年後になるとの話だし、ソフトの発売は米ソニーピクチャーズホームエンターテイメントが2016年初頭にUltra HD Blu-ray映画ソフト6作品の発売を発表した位と立ち上がりは遅い。観たいソフトはないしVPL-VW500ESがHDR未対応なのだから今DMR-UBZ1を買う気にならない。

ユニバーサルBDプレーヤーを購入するとなるとパイオニアBDP-LX58/BDP-LX88、オッポBDP-103DJP/BDP-105DJP、デノンDBT-3313UDが候補となるだろう。

デノンのAVアンプを使っているのであればDenon Link HD接続が出来るDBT-3313UDを選ぶメリットはあるが、CX-A5100を購入することになったので除外。

パイオニアのAVアンプを使うのであればPQLSビットストリームによるジッターレス伝送のメリットを享受する為LX58/ LX88を選択することになるのだが…(以下省略)。

151124a.jpg


「OPPO BDP-105DJLイベント」でBDP-105DJPとBDP-105D JAPAN LIMITEDを比較試聴したところ明らかに105DJPLの方が音は良い。105DJPから価格は7万円以上値上がりしているが、それも納得出来る内容だ。今後もファームウェアのバージョンアップによる機能強化も期待出来るし、早期購入者の為価格維持に気を使っているOPPOの販売方針も安心材料だ。

AVアンプの購入と同時にBDP-105DJPLの在庫を尋ねてみた。「昨日の販売台数をオッポに伝えたところ12月上旬との答えが返ってきました。”台数限定”となっていますがまだ大丈夫の様です」と言う。

価格は23.8万円で特典は無く「アバックスーパーセール」のこの2日間のみ1万円値引きしているとのこと。これもメーカー方針なら仕方ない。

これでDVD-A1XVを入院させることが出来る。CDやSACDを聴く時はXLRバランスケーブル接続で使いたいのでどのケーブルが良いか調べることにしよう。

納品はヤマハOFC XLRバランスケーブル5本が週明け、BDP-105DJLが12月上旬、CX-A5100+MX-A5000が早くて12月下旬の予定となった。35.5 kgあるSC-LX90を1人でどう箱詰めするか悩むところだったが、引き取りに来てくれるそうなのでまず掃除する必要がありそうだ。(^_^;;


2015年11月23日

「さようならSC-LX90」、「こんにちはAVセパレートアンプ」その経緯を語ろう

結論から先に報告しよう。YAMAHA CX-A5100(チタン)+MX-A5000(チタン)を購入してしまった。納期は早ければ12月下旬となるそうだ。ブラックを希望していたが注文残が積み上がり現時点の納期は2016年春になると言われたのでチタンを選ぶしかなかった。

2015年AV機器導入目標としてドルビーアトモス対応AVアンプを掲げていたので今回「アバックスーパーセール」ではAVアンプ買替は決定事項となっている。パイオニアSC-LX89とヤマハCX-A5100のどちらにするか決めようと『HOME THEATER JAPAN 2015 WINTER』のイベントを梯子した。

11/21(土)時点ではCX-A5100の圧勝!「OPPO BDP-105DJLイベント」でBDP-105D JAPAN LIMITEDとバランス接続したYAMAHA CX-A5100+MX-A5000が奏でる音楽の心地良さが強く印象に残った。Dolby AtmosとシネマDSP HD3との掛け合わせといった新しい楽しみ方に思わずワクワクしてしまう。

一方SC-LX89は地道に音質改善がされているものの、買い替えたいと思わせる新鮮な驚きがないのが残念なところ。多機能なAVアンプにこれ以上何を求めるのかと言われても答えに窮するのだが、LX88からLX89の機能向上が予想の範囲内というのは面白みに欠ける。

CX-A5100を買う気になって組み合せるパワーアンプとしてNuforce MCA-20を調べて見ると入力端子はアンバランスRCA端子のみだし、8chしかない。結局コストパフォーマンスの良さからMX-A5000を選ぶことになるが質量25.4kg、消費電力650Wという数値が気になる。2台の設置場所とバランスケーブル11本の購入も悩みの種だ。

11/22(日)はSC-LX89の魅力を再確認しようとイベントを2回視聴した。改めて聴き直すとMCACC Proとフェイズコントロールの効果の高さは、私が2002年VSA-AX10購入からパイオニアのAVアンプを選び続けてきた理由だったし、質量18.0 kg、消費電力370 WというのはSC-LX90の35.5 kg、550 Wから大きくダイエット出来るので有難い。一体型であればそのままリプレイス出来る。

151123a.jpg


この時点ではSC-LX89にするつもりで、店員にSC-LX90の下取価格を聞いたところ通常8万円のところ「BIGボーナスセール2015」期間中の「下取査定20%アップ」により9.6万円が提示された。SC-LX89の価格は30万円台と分かっているがMX-A5000の価格が掲示されていなかったのでつい興味が出て尋ねてしまったのが運のツキ。

「CX-A5100は272,000円、MX-A5000は258,000円となります。セットで購入して頂けるのでしたら下取金額アップ5万円も付けましょう」と言う。セットで55万円位と予想していたのに48万円という価格を提示されたので気持ちはCX-A5100に傾いた。

「でも良いXLRバランスケーブルを11本も用意すると10万円近く掛かるしなあ」と私の理性が抵抗しようと発した言葉を聞いた店員さんは「では5チャンネル分だけですがヤマハのOFC XLRバランスケーブルを付けましょう。ヤマハから販促用に頂いた物で、私だけの特典です」と強く背中を押す。

「でもブラックの納期は来年春でしょう?」とパイオニアユーザーとして最後の抵抗を試みたら「ではチタンの色を実際見てみましょう。落ち着いた目立たない色ですよ」とRoom3ヤマハブース前に展示されていた実機を見に行くことになった。

的確に購入意欲を刺激する提案と行動力に負けた。CX-A5100+MX-A5000セット購入を決め名刺をもらったところ店長さんと分かり納得。さすが商売人の鏡だ。

手続き中に聞いた話では、CX-A5100はほぼアバックで販売する台数だけを製造している様な状況、CX-A5100をセットで購入するお客様は4割ほどで他のお客様はHALCRO MC70(税抜150万円)等のお気に入りのパワーアンプを用意しているそうだ。何やら危険なセパレートアンプの世界に足を踏み入れてしまったようだ…。(^_^;;


2015年11月22日

【速報版】15/11/22(日)『HOME THEATER JAPAN 2015 WINTER』のイベントを6つハシゴしてみた

15/11/22(日)も『HOME THEATER JAPAN 2015 WINTER』へ行ってきた。先日の見学予定の通り各ブースを見て回った。今日も速報版として各社のイベント内容を短くまとめてみたい。

11/22(日)10:30〜11:20 Room9:JVC DLA-X750R/X550Rイベント
 左スクリーンにX750R、右スクリーンにX550Rの映像を映し新機能のデモが行われた。毎度お馴染みの自虐デモ(JVC担当者談)は2011年発売のDLA-X90RをDLA-X550Rと対決させていた。X90Rでは字幕の文字がe-shiftの悪影響でぼげ気味だがX550Rではクッキリスッキリと解像感が向上しているのが印象的だった。

11/22(日)11:30〜12:20 Room8:D&M AVR-X7200WA 804Diamond3イベント★DTS:Xデモ(開発者同席)
 DTS:Xのデモが行われたが、音展からバージョンアップされたファームウェアと言うことで「ダイバージェント」のサラウンド感がアップしていることが確認出来た。

11/22(日)12:30〜13:00  Room7:Pioneer SC-LX89イベント
 「Room6:SONY VPL-VW515フリー視聴」を予定していたが昨日覗いたところ、音展で観た「お台場、本栖湖」の4K HDR/SDRロケ映像が上映されているだけなので予定を変更した。SC-LX89の実力を再確認したくて参加したが、アトモスデモディスクの「アメイズ」「リーフ」をフルバンド・フェイズコントロールのオン/オフで比較視聴したり、96kHz/24bit「タイムアフタータイム/シャンティ」を聴いたりしてパフォーマンスの高さを実感した。

11/22(日)13:30〜14:20 Room6:marantz SR7010 804Diamond3イベント
 B&W 804 Diamond3の製品紹介半分、SR7010の製品紹介半分という構成だった。「ドリーム・ウィズ・ミー・イン・コンサート/ジャッキー・エヴァンコ」や「バーレスク」を視聴するとAVR-X7200WAよりも音楽物を魅力的に聴かせてくれるAVアンプと感じた。

11/22(日)14:30〜15:20 Room7:Pioneer SC-LX89イベント(麻倉怜士氏)
 麻倉先生はSC-LX89を2015年発売の一体型AVアンプの中、音の良さで1,2位を争うモデルと評していた。「パイオニアはD級パワーアンプICEpowerを毎年地道に改良し続けてきています」とうっかり紹介してしまったが、社員の皆さんは「LX85からIR社Direct Power FETに変更しています」という訂正を入れない大人の対応を取っていた。(^_^;;

11/22(日)15:30〜16:30 Room3:marantz AV8802A 804Diamond3イベント
 B&W 804 Diamond3の製品紹介半分、AV8802Aの製品紹介半分という構成だった。視聴するディスクもSR7010とほぼ同じ。SR7010と音の傾向も似ており、引き締まった低音や音の迫力等B&W 804 Diamond3の実力を引き出していると感じた。

16時半で全てのイベントが終了したのでやっと休憩を取ることが出来た。2日間座り続け運動不足で腰が痛くなってきた。(^_^;; さあ商談コーナーへ行きSC-LX90の下取額を確認してこよう。

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