2015年AV機器導入目標としてドルビーアトモス対応AVアンプを掲げていたので今回「アバックスーパーセール」ではAVアンプ買替は決定事項となっている。パイオニアSC-LX89とヤマハCX-A5100のどちらにするか決めようと『HOME THEATER JAPAN 2015 WINTER』のイベントを梯子した。
11/21(土)時点ではCX-A5100の圧勝!「OPPO BDP-105DJLイベント」でBDP-105D JAPAN LIMITEDとバランス接続したYAMAHA CX-A5100+MX-A5000が奏でる音楽の心地良さが強く印象に残った。Dolby AtmosとシネマDSP HD3との掛け合わせといった新しい楽しみ方に思わずワクワクしてしまう。
一方SC-LX89は地道に音質改善がされているものの、買い替えたいと思わせる新鮮な驚きがないのが残念なところ。多機能なAVアンプにこれ以上何を求めるのかと言われても答えに窮するのだが、LX88からLX89の機能向上が予想の範囲内というのは面白みに欠ける。
CX-A5100を買う気になって組み合せるパワーアンプとしてNuforce MCA-20を調べて見ると入力端子はアンバランスRCA端子のみだし、8chしかない。結局コストパフォーマンスの良さからMX-A5000を選ぶことになるが質量25.4kg、消費電力650Wという数値が気になる。2台の設置場所とバランスケーブル11本の購入も悩みの種だ。
11/22(日)はSC-LX89の魅力を再確認しようとイベントを2回視聴した。改めて聴き直すとMCACC Proとフェイズコントロールの効果の高さは、私が2002年VSA-AX10購入からパイオニアのAVアンプを選び続けてきた理由だったし、質量18.0 kg、消費電力370 WというのはSC-LX90の35.5 kg、550 Wから大きくダイエット出来るので有難い。一体型であればそのままリプレイス出来る。
この時点ではSC-LX89にするつもりで、店員にSC-LX90の下取価格を聞いたところ通常8万円のところ「BIGボーナスセール2015」期間中の「下取査定20%アップ」により9.6万円が提示された。SC-LX89の価格は30万円台と分かっているがMX-A5000の価格が掲示されていなかったのでつい興味が出て尋ねてしまったのが運のツキ。
「CX-A5100は272,000円、MX-A5000は258,000円となります。セットで購入して頂けるのでしたら下取金額アップ5万円も付けましょう」と言う。セットで55万円位と予想していたのに48万円という価格を提示されたので気持ちはCX-A5100に傾いた。
「でも良いXLRバランスケーブルを11本も用意すると10万円近く掛かるしなあ」と私の理性が抵抗しようと発した言葉を聞いた店員さんは「では5チャンネル分だけですがヤマハのOFC XLRバランスケーブルを付けましょう。ヤマハから販促用に頂いた物で、私だけの特典です」と強く背中を押す。
「でもブラックの納期は来年春でしょう?」とパイオニアユーザーとして最後の抵抗を試みたら「ではチタンの色を実際見てみましょう。落ち着いた目立たない色ですよ」とRoom3ヤマハブース前に展示されていた実機を見に行くことになった。
的確に購入意欲を刺激する提案と行動力に負けた。CX-A5100+MX-A5000セット購入を決め名刺をもらったところ店長さんと分かり納得。さすが商売人の鏡だ。
手続き中に聞いた話では、CX-A5100はほぼアバックで販売する台数だけを製造している様な状況、CX-A5100をセットで購入するお客様は4割ほどで他のお客様はHALCRO MC70(税抜150万円)等のお気に入りのパワーアンプを用意しているそうだ。何やら危険なセパレートアンプの世界に足を踏み入れてしまったようだ…。(^_^;;
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