いよいよ今週末「ホームシアター大商談会 2017 Summer」が開催される。肝心のイベント内容は以下の通りだ。
17/06/24(土)
11:00〜12:30 8F JVC 4Kプロジェクター麻倉怜士氏プレゼンツ プレミアム鑑定団
12:50〜13:50 2F DENON「AVR-X6300H」11chハイコストパフォーマンスAVアンプの実力
14:10〜15:10 2F Pioneer「SC-LX901」チャンネルマッチを極めよ!理想のサラウンドに迫る
15:30〜17:00 8F JVC 4Kプロジェクター麻倉怜士氏プレゼンツ プレミアム鑑定団 [2回目]
11:00〜20:00 8F 復活!4Kプロジェクターシュートアウト&JVC「DLA-Z1」視聴
17/06/25(日)
11:30〜12:30 8F SONY「VPL-VW5000」「VPL-VW535」ネイティブ4Kイベント
12:40〜13:40 2F Integra「DRX-R1」AV評論家・堀切日出晴氏がその魅力を解説!
14:00〜15:00 2F YAMAHA「CX-A5100」作品のエッセンスを引き出すシネマDSPの世界
15:10〜16:10 8F 映画番長・堀切日出晴氏のホームシアターDJ企画
16:20〜17:20 8F 映画番長・堀切日出晴氏のホームシアターDJ企画 [2回目]
11:00〜20:00 8F 復活!4Kプロジェクターシュートアウト&SONY「VPL-VW5000」視聴
秋葉原本店2Fシアタールームと8階特設会場を使い分けての開催で土曜日であれば11:00から15:10で、日曜日は11:30〜16:10でシュートアウトを除く全てのイベントに参加出来る。
問題は、前回まではイベント間隔が30分あり休憩を取ることが出来たが今回は20分間しかない。休憩スペースは無いし、さてどう休みを取ろうか…。
【関連リンク】
『ホームシアター大商談会 2017 Summer』
https://www.avac.co.jp/contents/2595
2016年12月10日
大商談会:ヤマハRX-A3060はCX-A5100+MX-A5000−2chパワーアンプか!?その実力は?
16/11/19(土)と20(日)の両日にアバック秋葉原本店で「ホームシアター大商談会 2016 Winter」が開催された。私は金曜日までに仕事を一段落させて2日間とも参加した。
7回予定の「ホームシアター大商談会 2016 Winter 」詳細レポートの第7回目は16/11/20(日) 15:50〜16:50 YAMAHA「RX-A3060」シネマDSP&オブジェクトサウンドの実力検証!だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はBDプレーヤー:パイオニアBDP-XL88、BDレコーダー:パナソニックDMR-UBZ1、AVプリアンプ:YAMAHA RX-A3060、プリメインアンプ:YAMAHA A-S2100、スピーカー:B&W CM9 S2×4本、B&W CM5 S2×2本、センタースピーカー:CM Centre 2 S2×1本、サブウーファー:ヤマハNS-SW1000×2本、トップスピーカー:ユニソニックAHT-40R×4本、プロジェクターSONY VPL-VW535、スクリーン:マリブ140インチの7.2.4ch構成だ。
RX-A3060は9chパワーアンプ内蔵なので外部2chパワーアンプとしてA-S2100を使用していた。担当者から「以前プリメインアンプをメイン2chに使ったら他社から注意されたので今日はちゃんとサラウンドバックに使用しています」と説明があった。確かにメイン2chにプリメインアンプを使うのは音質的に有利だけど、それをAVアンプの視聴会でやるのは禁じ手でしょう。(^_^;;
視聴ソフトは以下の通り。
1)BD「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」
2)「アトモスデモディスク2016」から「AMAZE(アメイズ)」
3)「アトモスデモディスク2016」から「Leaf(リーフ)」
4)BD「エベレスト」(16/04/22発売)
5)BD「ザ・ウォーク」
6)BD「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」
7)BD「ピーター・ガブリエル ライヴ」
8)BD「中島みゆきConcert「一会」(いちえ)2015〜2016」から「17. 麦の唄 (第2部 〜Bitter〜)」
9)UHD BD「スター・トレック イントゥ・ダークネス」
シネマDSP第1号機は1986年に発売された。最初は”お風呂場エコー”と揶揄されたこともあったが、この30年間常にシネマDSP音場プログラムのアルゴリズムやパラメーターを見直してきた。
RX-A3060に新規追加されたシネマDSP「エンハンスド」は「ゼロ・グラビティ」の様なサラウンドスピーカーからもダイアログが発せられるソフトで意図しないスピーカーから台詞が出る問題点を解消する為に新規作成されたモードと説明があった。ミュージカルにも向くが追従型サラウンドなので、弱点としてフロント側の音場の広がりが薄くなることもあると言う話だった。
AVアンプのプリ部はデジタル技術の進歩が音質向上に繋がるとの説明で、64bit演算により各処理が高精度化されたA3060の効果を視聴した。「エベレスト」(16/04/22発売)は音の情報量が多くRX-A3050とCX-A5100ではDSPの性能差が音場に出てしまったが、A3060はDSP3基搭載でCX-A5100に迫る音になったと説明があった。
なおCX-A5100ユーザーには近く嬉しい発表があるかもしれない、と予告があった。16/11/28(月)のニュースリリースで発表された通り、その内容は2017年1月中旬予定のファームウェアアップデートでCX-A5100に「Enhanced」(エンハンスド)と「radiko.jpプレミアム」等の3機能が追加されることだ。
RX-A3060のプリ部にCX-A5100の64bit演算処理が搭載されたのは順当な進化だが、この冬は3ブランドから11chパワーアンプ内蔵モデルが発売されるのでインパクトが弱い。こうなると後継機RX-A3070は11chパワーアンプ内蔵になると確実視されるだけにA3060は立場が微妙な新製品となってしまった。視聴環境最適化システムYPAOの精度の高さやシネマDSPは魅力的で、音質も良いだけに惜しいモデルだ。
7回予定の「ホームシアター大商談会 2016 Winter 」詳細レポートの第7回目は16/11/20(日) 15:50〜16:50 YAMAHA「RX-A3060」シネマDSP&オブジェクトサウンドの実力検証!だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はBDプレーヤー:パイオニアBDP-XL88、BDレコーダー:パナソニックDMR-UBZ1、AVプリアンプ:YAMAHA RX-A3060、プリメインアンプ:YAMAHA A-S2100、スピーカー:B&W CM9 S2×4本、B&W CM5 S2×2本、センタースピーカー:CM Centre 2 S2×1本、サブウーファー:ヤマハNS-SW1000×2本、トップスピーカー:ユニソニックAHT-40R×4本、プロジェクターSONY VPL-VW535、スクリーン:マリブ140インチの7.2.4ch構成だ。
RX-A3060は9chパワーアンプ内蔵なので外部2chパワーアンプとしてA-S2100を使用していた。担当者から「以前プリメインアンプをメイン2chに使ったら他社から注意されたので今日はちゃんとサラウンドバックに使用しています」と説明があった。確かにメイン2chにプリメインアンプを使うのは音質的に有利だけど、それをAVアンプの視聴会でやるのは禁じ手でしょう。(^_^;;
視聴ソフトは以下の通り。
1)BD「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」
2)「アトモスデモディスク2016」から「AMAZE(アメイズ)」
3)「アトモスデモディスク2016」から「Leaf(リーフ)」
4)BD「エベレスト」(16/04/22発売)
5)BD「ザ・ウォーク」
6)BD「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」
7)BD「ピーター・ガブリエル ライヴ」
8)BD「中島みゆきConcert「一会」(いちえ)2015〜2016」から「17. 麦の唄 (第2部 〜Bitter〜)」
9)UHD BD「スター・トレック イントゥ・ダークネス」
シネマDSP第1号機は1986年に発売された。最初は”お風呂場エコー”と揶揄されたこともあったが、この30年間常にシネマDSP音場プログラムのアルゴリズムやパラメーターを見直してきた。
RX-A3060に新規追加されたシネマDSP「エンハンスド」は「ゼロ・グラビティ」の様なサラウンドスピーカーからもダイアログが発せられるソフトで意図しないスピーカーから台詞が出る問題点を解消する為に新規作成されたモードと説明があった。ミュージカルにも向くが追従型サラウンドなので、弱点としてフロント側の音場の広がりが薄くなることもあると言う話だった。
AVアンプのプリ部はデジタル技術の進歩が音質向上に繋がるとの説明で、64bit演算により各処理が高精度化されたA3060の効果を視聴した。「エベレスト」(16/04/22発売)は音の情報量が多くRX-A3050とCX-A5100ではDSPの性能差が音場に出てしまったが、A3060はDSP3基搭載でCX-A5100に迫る音になったと説明があった。
なおCX-A5100ユーザーには近く嬉しい発表があるかもしれない、と予告があった。16/11/28(月)のニュースリリースで発表された通り、その内容は2017年1月中旬予定のファームウェアアップデートでCX-A5100に「Enhanced」(エンハンスド)と「radiko.jpプレミアム」等の3機能が追加されることだ。
RX-A3060のプリ部にCX-A5100の64bit演算処理が搭載されたのは順当な進化だが、この冬は3ブランドから11chパワーアンプ内蔵モデルが発売されるのでインパクトが弱い。こうなると後継機RX-A3070は11chパワーアンプ内蔵になると確実視されるだけにA3060は立場が微妙な新製品となってしまった。視聴環境最適化システムYPAOの精度の高さやシネマDSPは魅力的で、音質も良いだけに惜しいモデルだ。
2016年12月03日
大商談会: 11.2ch ネットワークAVレシーバーIntegra DRX-R1のD級アンプはあのメーカー製!!
16/11/19(土)と20(日)の両日にアバック秋葉原本店で「ホームシアター大商談会 2016 Winter」が開催された。私は金曜日までに仕事を一段落させて2日間とも参加した。
7回予定の「ホームシアター大商談会 2016 Winter 」詳細レポートの第6回目は16/11/20(日) 13:00〜14:00のIntegra「DRX-R1」インストールに止まらない、その新の実力とは?だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はBDプレーヤー:パイオニアBDP-XL88、BDレコーダー:パナソニックDMR-UBZ1、AVプリアンプ:Integra DRX-R1、スピーカー:B&W CM9 S2×4本、B&W CM5 S2×2本、センタースピーカー:CM Centre 2 S2×1本、サブウーファー:ヤマハNS-SW1000×2本、トップスピーカー:ユニソニックAHT-40R×4本、プロジェクターSONY VPL-VW535、スクリーン:マリブ140インチの7.2.4ch構成だ。
まずインテグラというブランド名の説明があり、アンプとしての音の良さを確認するため2曲試聴した。
1)オルゴール演奏楽曲(曲目失念)
2)OST「AIKIRA」より
オルゴールは楽器として1台だけで響きが必ず付いているので試聴曲としては向かないと言うことは分かった。(^_^^;;
視聴ソフトは以下の通り。
1)BD「Legends of Jazz: Showcase」から「2. Chris Botti - My Funny Valentine」
2)BD「U571」
3)DTS:Xデモディスクから「ドーン・オブ・ザ・プラネット・オブ・ザ・ゾンビ&ザ・ジャイアント・キラープラント・オン・サム・シリアス・アシッド」予告編
4)BD「シーズンズ 2万年の地球旅行」
5)BD「BEGIN 25周年記念コンサート「Sugar Cane Cable Network」ツアー2015-2016 at 両国国技館」から「7. 海の声」
6)UHD BD「オブリビオン」
7)UHD BD「グリーン・デスティニー」
この回が一番空いていて中央の良い席で視聴することが出来た。オンキヨーのAVプリとパイオニアのD級パワーアンプの組み合わせというAVセンターはオンキヨー&パイオニア(株)だから製品化出来たモデルだ。
オンキヨーの厚みのあるサウンドにスピード感が加わり実に魅力的だった。視聴位置が違うので公平な評価とは言えないが、昨日のSC-LX901よりこのモデルの方が映画を楽しく観ることが出来そうだ。
この勢いで是非11.2ch ネットワークAVコントローラーDRC-R1とセットとなる11ch D級パワーアンプを発売してもらいたい、そう思う位のパフォーマンスを聴かせてくれた。
7回予定の「ホームシアター大商談会 2016 Winter 」詳細レポートの第6回目は16/11/20(日) 13:00〜14:00のIntegra「DRX-R1」インストールに止まらない、その新の実力とは?だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はBDプレーヤー:パイオニアBDP-XL88、BDレコーダー:パナソニックDMR-UBZ1、AVプリアンプ:Integra DRX-R1、スピーカー:B&W CM9 S2×4本、B&W CM5 S2×2本、センタースピーカー:CM Centre 2 S2×1本、サブウーファー:ヤマハNS-SW1000×2本、トップスピーカー:ユニソニックAHT-40R×4本、プロジェクターSONY VPL-VW535、スクリーン:マリブ140インチの7.2.4ch構成だ。
まずインテグラというブランド名の説明があり、アンプとしての音の良さを確認するため2曲試聴した。
1)オルゴール演奏楽曲(曲目失念)
2)OST「AIKIRA」より
オルゴールは楽器として1台だけで響きが必ず付いているので試聴曲としては向かないと言うことは分かった。(^_^^;;
視聴ソフトは以下の通り。
1)BD「Legends of Jazz: Showcase」から「2. Chris Botti - My Funny Valentine」
2)BD「U571」
3)DTS:Xデモディスクから「ドーン・オブ・ザ・プラネット・オブ・ザ・ゾンビ&ザ・ジャイアント・キラープラント・オン・サム・シリアス・アシッド」予告編
4)BD「シーズンズ 2万年の地球旅行」
5)BD「BEGIN 25周年記念コンサート「Sugar Cane Cable Network」ツアー2015-2016 at 両国国技館」から「7. 海の声」
6)UHD BD「オブリビオン」
7)UHD BD「グリーン・デスティニー」
この回が一番空いていて中央の良い席で視聴することが出来た。オンキヨーのAVプリとパイオニアのD級パワーアンプの組み合わせというAVセンターはオンキヨー&パイオニア(株)だから製品化出来たモデルだ。
オンキヨーの厚みのあるサウンドにスピード感が加わり実に魅力的だった。視聴位置が違うので公平な評価とは言えないが、昨日のSC-LX901よりこのモデルの方が映画を楽しく観ることが出来そうだ。
この勢いで是非11.2ch ネットワークAVコントローラーDRC-R1とセットとなる11ch D級パワーアンプを発売してもらいたい、そう思う位のパフォーマンスを聴かせてくれた。
2016年12月02日
大商談会: 11chパワーアンプを内蔵したSC-LX901はあのスサノオSC-LX90を越えた!?その実力はいかに!
16/11/19(土)と20(日)の両日にアバック秋葉原本店で「ホームシアター大商談会 2016 Winter」が開催された。私は金曜日までに仕事を一段落させて2日間とも参加した。
7回予定の「ホームシアター大商談会 2016 Winter 」詳細レポートの第5回目は16/11/19(土)16:00〜17:00のPioneer「SC-LX901」チャンネルマッチを極めた11chサラウンドに酔うだ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はBDプレーヤー:パイオニアBDP-XL88、BDレコーダー:パナソニックDMR-UBZ1、AVプリアンプ:Pioneer SC-LX901、スピーカー:B&W CM9 S2×4本、B&W CM5 S2×2本、センタースピーカー:CM Centre 2 S2×1本、サブウーファー:ヤマハNS-SW1000×2本、トップスピーカー:ユニソニックAHT-40R×4本、プロジェクターSONY VPL-VW535、スクリーン:マリブ140インチの7.2.4ch構成だ。
視聴ソフトは以下の通り。
1)BD「ロジャー・ウォーターズ ザ・ウォール」
2)BD「シーズンズ 2万年の地球旅行」
3)BD「スノーホワイト-氷の王国-」
4)BD「トランセンデンス」
5)UHD BD「オブリビオン」
6)UHD BD「パシフィック・リム」
7)UHD BD「スター・トレック イントゥ・ダークネス」
8)BD「BEGIN 25周年記念コンサート「Sugar Cane Cable Network」ツアー2015-2016 at 両国国技館」から「7. 海の声」
さすがパイオニアのAVアンプの注目は高く満員だったので部屋の隅で立ち見となった。その為SC-LX89からの音質向上を確認することは出来なかった。
ドルビーアトモス音声は映画だけではなく音楽ライヴにも採用され、会場の包囲感を味わえる作品となっている。「パシフィック・リム」は派手な映像表現がHDRにハマり過ぎてこれは楽しい。UHD BDアトモスで観直したくなる1本だ。
AVR-X6300Hに続きSC-LX901も11chパワーアンプ内蔵のAVセンターだ。昨年のCX-A5100+MX-A5000のヒットが7.2.4chアトモス環境を構築出来る点にあると分析したマーケット対抗上の製品と考えられる。
CX-A5100の魅力は3次元サラウンドフォーマットとシネマDSP HD3の掛け合わせ再生が出来ると言う、新しい楽しみ方を提案した先進性にある。単にパワーアンプ11ch搭載すれば対抗出来る話ではないと思う。音質も機能も十分に磨き上げられたSC-LX901にその”新鮮さ”がないのが残念だと思うイベントだった。
7回予定の「ホームシアター大商談会 2016 Winter 」詳細レポートの第5回目は16/11/19(土)16:00〜17:00のPioneer「SC-LX901」チャンネルマッチを極めた11chサラウンドに酔うだ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はBDプレーヤー:パイオニアBDP-XL88、BDレコーダー:パナソニックDMR-UBZ1、AVプリアンプ:Pioneer SC-LX901、スピーカー:B&W CM9 S2×4本、B&W CM5 S2×2本、センタースピーカー:CM Centre 2 S2×1本、サブウーファー:ヤマハNS-SW1000×2本、トップスピーカー:ユニソニックAHT-40R×4本、プロジェクターSONY VPL-VW535、スクリーン:マリブ140インチの7.2.4ch構成だ。
視聴ソフトは以下の通り。
1)BD「ロジャー・ウォーターズ ザ・ウォール」
2)BD「シーズンズ 2万年の地球旅行」
3)BD「スノーホワイト-氷の王国-」
4)BD「トランセンデンス」
5)UHD BD「オブリビオン」
6)UHD BD「パシフィック・リム」
7)UHD BD「スター・トレック イントゥ・ダークネス」
8)BD「BEGIN 25周年記念コンサート「Sugar Cane Cable Network」ツアー2015-2016 at 両国国技館」から「7. 海の声」
さすがパイオニアのAVアンプの注目は高く満員だったので部屋の隅で立ち見となった。その為SC-LX89からの音質向上を確認することは出来なかった。
ドルビーアトモス音声は映画だけではなく音楽ライヴにも採用され、会場の包囲感を味わえる作品となっている。「パシフィック・リム」は派手な映像表現がHDRにハマり過ぎてこれは楽しい。UHD BDアトモスで観直したくなる1本だ。
AVR-X6300Hに続きSC-LX901も11chパワーアンプ内蔵のAVセンターだ。昨年のCX-A5100+MX-A5000のヒットが7.2.4chアトモス環境を構築出来る点にあると分析したマーケット対抗上の製品と考えられる。
CX-A5100の魅力は3次元サラウンドフォーマットとシネマDSP HD3の掛け合わせ再生が出来ると言う、新しい楽しみ方を提案した先進性にある。単にパワーアンプ11ch搭載すれば対抗出来る話ではないと思う。音質も機能も十分に磨き上げられたSC-LX901にその”新鮮さ”がないのが残念だと思うイベントだった。
2016年12月01日
大商談会: AVR-X6300Hは下剋上モデル!フラグシップAVR-X7200WAの立場危うし!?
16/11/19(土)と20(日)の両日にアバック秋葉原本店で「ホームシアター大商談会 2016 Winter」が開催された。私は金曜日までに仕事を一段落させて2日間とも参加した。
7回予定の「 ホームシアター大商談会 2016 Winter 」詳細レポートの第4回目は16/11/19(土) 13:00〜14:00の DENON「AVR-X6300H」11ch多チャンネルAVアンプの恩恵とは!?だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はBDプレーヤー:パイオニアBDP-XL88、BDレコーダー:パナソニックDMR-UBZ1、AVプリアンプ:DENON AVR-X6300H、スピーカー:B&W CM9 S2×4本、B&W CM5 S2×2本、センタースピーカー:CM Centre 2 S2×1本、サブウーファー:ヤマハNS-SW1000×2本、トップスピーカー:ユニソニックAHT-40R×4本、プロジェクターSONY VPL-VW535、スクリーン:マリブ140インチの7.2.4ch構成だ。
映像回路オン/オフ機能を切り替え「ローズ/手嶌葵」を比較試聴したが、明らかにオフの時の方がノイズフロアは下がり、音の余韻が美しくなった様に聴こえた。音楽を聴く時はこの機能を活用すべきだろう。
視聴ソフトは以下の通り。
1)「アトモスデモディスク2016」から「AMAZE」
2)「アトモスデモディスク2016」から「Audio Sphere」
3)UHD BD「スター・トレック イントゥ・ダークネス」
4)BD「007/スペクター」
5)BD「ジェフ・ベック〜ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ」より「4. 哀しみの恋人達」
まず最新版アトモスデモディスクからお馴染みのアメイズと新作オーディオスフィアを視聴した。オーディオスフィアは2015年にオンキヨー&パイオニア株式会社が制作した『オブジェクトチェックディスク』に収録されていた音の移動を映像で見せるデモと同じ目的で作られた様だが、さすがDOLBYの新作だけあってお洒落で楽しいATOMOS DEMOとなっていた。
BDやUHD BDで7.2.4chサラウンドを楽しんだが、この1台で11chパワーアンプを内蔵しているのは便利でコストパフォーマンスは高い。デノンはフラグシップモデルのAVR-X7200WAは1年単位では後継機を出さないと明言していたので今年も継続販売している。来年には11chパワーアンプ内蔵モデルになるのが明らかなだけに売れないだろうなあと心配してしまうほどAVR-X6300Hは下剋上モデルだ。
7回予定の「 ホームシアター大商談会 2016 Winter 」詳細レポートの第4回目は16/11/19(土) 13:00〜14:00の DENON「AVR-X6300H」11ch多チャンネルAVアンプの恩恵とは!?だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はBDプレーヤー:パイオニアBDP-XL88、BDレコーダー:パナソニックDMR-UBZ1、AVプリアンプ:DENON AVR-X6300H、スピーカー:B&W CM9 S2×4本、B&W CM5 S2×2本、センタースピーカー:CM Centre 2 S2×1本、サブウーファー:ヤマハNS-SW1000×2本、トップスピーカー:ユニソニックAHT-40R×4本、プロジェクターSONY VPL-VW535、スクリーン:マリブ140インチの7.2.4ch構成だ。
映像回路オン/オフ機能を切り替え「ローズ/手嶌葵」を比較試聴したが、明らかにオフの時の方がノイズフロアは下がり、音の余韻が美しくなった様に聴こえた。音楽を聴く時はこの機能を活用すべきだろう。
視聴ソフトは以下の通り。
1)「アトモスデモディスク2016」から「AMAZE」
2)「アトモスデモディスク2016」から「Audio Sphere」
3)UHD BD「スター・トレック イントゥ・ダークネス」
4)BD「007/スペクター」
5)BD「ジェフ・ベック〜ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ」より「4. 哀しみの恋人達」
まず最新版アトモスデモディスクからお馴染みのアメイズと新作オーディオスフィアを視聴した。オーディオスフィアは2015年にオンキヨー&パイオニア株式会社が制作した『オブジェクトチェックディスク』に収録されていた音の移動を映像で見せるデモと同じ目的で作られた様だが、さすがDOLBYの新作だけあってお洒落で楽しいATOMOS DEMOとなっていた。
BDやUHD BDで7.2.4chサラウンドを楽しんだが、この1台で11chパワーアンプを内蔵しているのは便利でコストパフォーマンスは高い。デノンはフラグシップモデルのAVR-X7200WAは1年単位では後継機を出さないと明言していたので今年も継続販売している。来年には11chパワーアンプ内蔵モデルになるのが明らかなだけに売れないだろうなあと心配してしまうほどAVR-X6300Hは下剋上モデルだ。
2016年11月28日
大商談会:2016年冬の大商談会でやっとトップスピーカーとケーブルを買ってきた
2016年冬の大商談会ではイベントで取り上げられた新製品の購入予定はなかった。それより昨年末に購入したCX-A5100+MX-A5000でドルビーアトモス7.1.4chシステムを組む為のトップスピーカーとスピーカーケーブルを購入しないといけない。
予定では夏の大商談会で購入する筈だったのだが、自宅外壁塗り替えに気を取られうっかり忘れてしまい、ここまで延び延びとなってしまった。
トップスピーカーは結局Cambridge Audio Minx Min22/HighGlossBlack(BLK)を選択した。決め手は重量0.85 kgと軽いこと。今も壁には1.3kgのJBL Control Microが取り付けてあるが3.11でも問題なかったのはウォールマウントがフック式でスピーカーが壁とぴったりくっついていて地震でもスピーカーが大揺れしなかったお陰だと思っている。
LINN CLASSIK UNIKは2.7kgと重く壁掛けフックで壁から浮くので大きな地震があったら振動が増幅され落ちてきそうだ。アバックでも壁の補強を勧めているとのこと。ECLIPSE TD307MK2Aも約1.5kgの重さなので同等の理由で除外した。
Minx ピボット式ウォールマウントMinx 400M(ブラック)はスピーカーに取り付けるフック部品と壁に取り付ける受け口台座部分の2ピース構造になっており、フックには突起部分があって簡単に外れないようになっている。これなら天井に付けても大丈夫かもしれない。
スピーカーケーブルは結局ZONOTONE 6NSP-Granster 2200αとした。HiVi 2016年9月号P97では潮先生がスープラLINC 4.0やLINC 2.5を薦めているし編集部もスープラCLASSICシリーズ等をリファレンスケーブルのひとつと使用しているとあったのでスープラを検討した。
ところがLINCシリーズはアバックに在庫が無く、そうそう数が出る価格帯ではないので仕入れも難しいと言う。一晩検討してAV REVIEW vol.259 P80でVGP2017受賞している2200αを選んだ。アマゾンとヨドバシのレビューでも評判が良いのも選択理由のひとつだ。以前11ch構成に必要なケーブルの長さを計算したら100メートルと出たので50メートルリール2つ分を購入した。
アバックでは音質劣化を嫌いバナナプラグを勧めていないが、購入するのであればオーディオテクニカを薦めているとのこと。色々調べたが11ch分となるとやはりaudio-technicaが予算的に良さそうだ。ソルダーレスバナナプラグAT6302(4本入り)を9セット、ソルダーレスYラグ端子AT6306(4本入り)を3セット購入した。
ケンブリッジオーディオ ミンクスサテライトスピーカーのターミナルはバナナプラグ仕様だが、壁取付を考えるとYラグ端子接続の方が取扱いし易いだろうと6ch分用意した。
さて年末は何かと忙しいから年始休みまでにのんびりと作業を進めて行くことにしよう。
予定では夏の大商談会で購入する筈だったのだが、自宅外壁塗り替えに気を取られうっかり忘れてしまい、ここまで延び延びとなってしまった。
トップスピーカーは結局Cambridge Audio Minx Min22/HighGlossBlack(BLK)を選択した。決め手は重量0.85 kgと軽いこと。今も壁には1.3kgのJBL Control Microが取り付けてあるが3.11でも問題なかったのはウォールマウントがフック式でスピーカーが壁とぴったりくっついていて地震でもスピーカーが大揺れしなかったお陰だと思っている。
LINN CLASSIK UNIKは2.7kgと重く壁掛けフックで壁から浮くので大きな地震があったら振動が増幅され落ちてきそうだ。アバックでも壁の補強を勧めているとのこと。ECLIPSE TD307MK2Aも約1.5kgの重さなので同等の理由で除外した。
Minx ピボット式ウォールマウントMinx 400M(ブラック)はスピーカーに取り付けるフック部品と壁に取り付ける受け口台座部分の2ピース構造になっており、フックには突起部分があって簡単に外れないようになっている。これなら天井に付けても大丈夫かもしれない。
スピーカーケーブルは結局ZONOTONE 6NSP-Granster 2200αとした。HiVi 2016年9月号P97では潮先生がスープラLINC 4.0やLINC 2.5を薦めているし編集部もスープラCLASSICシリーズ等をリファレンスケーブルのひとつと使用しているとあったのでスープラを検討した。
ところがLINCシリーズはアバックに在庫が無く、そうそう数が出る価格帯ではないので仕入れも難しいと言う。一晩検討してAV REVIEW vol.259 P80でVGP2017受賞している2200αを選んだ。アマゾンとヨドバシのレビューでも評判が良いのも選択理由のひとつだ。以前11ch構成に必要なケーブルの長さを計算したら100メートルと出たので50メートルリール2つ分を購入した。
アバックでは音質劣化を嫌いバナナプラグを勧めていないが、購入するのであればオーディオテクニカを薦めているとのこと。色々調べたが11ch分となるとやはりaudio-technicaが予算的に良さそうだ。ソルダーレスバナナプラグAT6302(4本入り)を9セット、ソルダーレスYラグ端子AT6306(4本入り)を3セット購入した。
ケンブリッジオーディオ ミンクスサテライトスピーカーのターミナルはバナナプラグ仕様だが、壁取付を考えるとYラグ端子接続の方が取扱いし易いだろうと6ch分用意した。
さて年末は何かと忙しいから年始休みまでにのんびりと作業を進めて行くことにしよう。
2016年11月26日
大商談会:2016年冬の最新4Kプロジェクター3機種を比較するとレーザー光源モデルは大柄で電気喰い!?
アバック秋葉原本店で開催された「ホームシアター大商談会 2016 Winter」で2016年冬の最新4Kプロジェクター3機種を視聴することが出来た。視聴した順番は以下の通りだ。
16/11/19(土)11:30〜12:40 JVC DLA-Z1 税抜350万円 3,000ルーメン 消費電力750W W500×H235×D720mm 質量37.5kg
16/11/19(土)14:30〜15:30 SONY VPL-VW535 税抜100万円 1,800ルーメン 消費電力410W W495.6×H195.3×D463.6mm 質量約14kg 駆動音約26dB
16/11/20(日)11:30〜12:30 EPSON EH-LS10500 税抜80万円 1,500ルーメン 消費電力459W W550×H225×D553mm 質量約18kg 駆動音19dB(最小)
16/11/20(日)14:20〜15:30 JVC DLA-Z1
イベントで比較されていた仕様と価格も併記してみると色々気付くことがあり興味深い。価格comの最低価格を見るとEH-LS10500はVPL-VW535より約5万円安く購入出来るようだ。
レーザー光源搭載モデルは消費電力が高く、冷却装置が必要で外寸法は大きく質量も重くなっている。HDRらしい明るさを楽しむには光出力1,800ルーメンは欲しいと思ったが、そこまで上げると消費電力が増え、冷却強化でボディサイズが今より大きくなり価格も値上がりするのであれば、EH-LS10500の仕様は絶妙な落としどころなのかもしれない。
駆動音に関しては表記が統一されていないのと現時点でDLA-Z1の情報がないので比較し辛い。大商談会ではパワーポイント表示用のDLA-X750Rと2段設置されていたこともあり騒音が倍になっており結構煩かった。(^_^;;
JVCはプロ用モデルも用意してDLA-Z1の販売台数を稼ぎ、100万円以下はe-shiftテクノロジーモデルで固める販売戦力を当面取りそうだ。Z1の廉価モデルはここ数年期待出来ないと見ている。
ソニーは利益の出る高付加価値モデルを販売する方針なので、次はレーザー光源搭載のVPL-VW1100ES後継機種をDLA-Z1の対抗機種として発売するのは想像し易い。一方でVPL-VW535の廉価モデルが発売されることはないだろう。
エプソンはビジネスプロジェクターの量産効果を取り入れコストパフォーマンスの良いモデルを作るのが得意だ。レーザー光源搭載モデルを値下げしてくれるのはエプソンだろうと期待している。EH-LS10500の仕様でパネルのみネイティブ4Kにした場合価格はいくらになるのか質問すれば良かったと今更思ったりする。
ただこれからも日本市場の拡大が期待出来ず、AV用プロジェクター製造メーカーも3社に絞られると競争するより利益確保が優先され価格はこのまま高止まりする可能性も高そうだ。
16/11/19(土)11:30〜12:40 JVC DLA-Z1 税抜350万円 3,000ルーメン 消費電力750W W500×H235×D720mm 質量37.5kg
16/11/19(土)14:30〜15:30 SONY VPL-VW535 税抜100万円 1,800ルーメン 消費電力410W W495.6×H195.3×D463.6mm 質量約14kg 駆動音約26dB
16/11/20(日)11:30〜12:30 EPSON EH-LS10500 税抜80万円 1,500ルーメン 消費電力459W W550×H225×D553mm 質量約18kg 駆動音19dB(最小)
16/11/20(日)14:20〜15:30 JVC DLA-Z1
イベントで比較されていた仕様と価格も併記してみると色々気付くことがあり興味深い。価格comの最低価格を見るとEH-LS10500はVPL-VW535より約5万円安く購入出来るようだ。
レーザー光源搭載モデルは消費電力が高く、冷却装置が必要で外寸法は大きく質量も重くなっている。HDRらしい明るさを楽しむには光出力1,800ルーメンは欲しいと思ったが、そこまで上げると消費電力が増え、冷却強化でボディサイズが今より大きくなり価格も値上がりするのであれば、EH-LS10500の仕様は絶妙な落としどころなのかもしれない。
駆動音に関しては表記が統一されていないのと現時点でDLA-Z1の情報がないので比較し辛い。大商談会ではパワーポイント表示用のDLA-X750Rと2段設置されていたこともあり騒音が倍になっており結構煩かった。(^_^;;
JVCはプロ用モデルも用意してDLA-Z1の販売台数を稼ぎ、100万円以下はe-shiftテクノロジーモデルで固める販売戦力を当面取りそうだ。Z1の廉価モデルはここ数年期待出来ないと見ている。
ソニーは利益の出る高付加価値モデルを販売する方針なので、次はレーザー光源搭載のVPL-VW1100ES後継機種をDLA-Z1の対抗機種として発売するのは想像し易い。一方でVPL-VW535の廉価モデルが発売されることはないだろう。
エプソンはビジネスプロジェクターの量産効果を取り入れコストパフォーマンスの良いモデルを作るのが得意だ。レーザー光源搭載モデルを値下げしてくれるのはエプソンだろうと期待している。EH-LS10500の仕様でパネルのみネイティブ4Kにした場合価格はいくらになるのか質問すれば良かったと今更思ったりする。
ただこれからも日本市場の拡大が期待出来ず、AV用プロジェクター製造メーカーも3社に絞られると競争するより利益確保が優先され価格はこのまま高止まりする可能性も高そうだ。
2016年11月25日
大商談会:レーザー光源プロジェクターEH-LS10500の注目度が赤丸付き急上昇!その理由は?
16/11/19(土)と20(日)の両日にアバック秋葉原本店で「ホームシアター大商談会 2016 Winter」が開催された。私は金曜日までに仕事を一段落させて2日間とも参加した。
7回予定の「ホームシアター大商談会 2016 Winter」詳細レポートの第3回目は16/11/20(日)11:30〜12:30のEPSON「EH-LS10500」レーザー光源で再確認する2K&4K/HDR映像だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はBDプレーヤー:パイオニアBDP-XL88、BDレコーダー:パナソニックDMR-UBZ1、AVプリアンプ:Integra DRX-R1、スピーカー:B&W CM9 S2×4本、B&W CM5 S2×2本、センタースピーカー:CM Centre 2 S2×1本、サブウーファー:ヤマハNS-SW1000×2本、トップスピーカー:ユニソニックAHT-40R×4本、プロジェクターEPSON EH-LS10500、スクリーン:マリブ140インチの7.2.4ch構成だ。
11:25に入室したら案の定満席で立ち見となった。開始時間までエプソン担当者が簡単にEH-LS10500の説明を行っていた。新機能はHDR対応のみで、それ以外前モデルとの差は少なく説明することが無いと言う。製造は中国で行っていて発売は12/15(木)予定とのことだ。
UHD BDのHDR 10のみ対応で、放送向けHLG(Hybrid Log Gamma)は策定中で対応出来ず、ドルビービジョンは対応プレーヤーも無く物が出てくるのは2〜3年後で、メーカーにRED BOOK(仕様書)が送られてくるのは最後だと説明があった。
レーザー光源の部品は日本では1社しか手掛けておらずJVCさんも同じメーカー製だろう。EH-LS10500の1,500ルーメンに対しDLA-Z1が3,000ルーメンなのは搭載しているレーザーユニットの数によると考えられる、と分析していた。
参加者から「レーザープロジェクターは冷却ファンが煩いと思っているが、EH-LS10500は想像より静かだ。放熱は大丈夫なのか?」という質問があった。「動作音は最小19dBと現行レーザー光源プロジェクターの中で一番静かだと思う。簡易水冷方式により発熱対策は万全で今まで冷却関連のトラブルが発生したと聞いていない。私も自宅でEH-LS10000を愛用しているがトラブルに遭ったことはない。」と自信を持って答えていた。
イベント開始で最初にエプソン担当者が「JVCのDLA-Z1試聴会場は8階ですよ。お間違えありませんか?」と冗談を言うほど満席でAV Phileの注目度が高い回だった。「EH-LS10000デビューイベントより参加者が多い」と言っていたが、DLA-Z1とVPL-VW5000ESが発売されることでエントリーレーザー光源プロジェクターとして注目されているのだろう。
視聴ソフトは以下の通り。
1)UHD BD「オブリビオン」
2)UHD BD「ラビリンス 魔王の迷宮」
3)BD「十三人の刺客」
4)BD「May J. Budokan Live 2015 〜Live to the Future」より「Let It Go [劇中歌/英語歌] (Encore 2)」
5)UHD BD「レヴェナント:蘇えりし者」
6)BD「10 クローバーフィールド・レーン」
担当者は、観客が共感出来るように俳優の顔にライトを当て、表情が分かるようにすると言う映画の演出がある。HDRになり表情が読み取れなくなっても、その場で見ている様な陰影を作る様な演出を取るようになっている。HDRの映画を観るとSDRでは物足りなくなると語っていた。
「十三人の刺客」は自然光で撮影しておりHDR的な映像が楽しめる高画質の邦画としておススメとのこと。ストーリーも面白そうだ。
試聴ソフトでは「10 クローバーフィールド・レーン」の映画開始時の演出にはやられた。一瞬何が起きたのか分からなくなるような迫力のあるサラウンドは接客用に受けそうだ。道理で担当者がこのソフトを視聴した人がいないと聞いて嬉しそうな表情をした訳だ。(^_^)
スマホの見過ぎで最近視力が衰え、疑似4Kでも十分解像感があると思えてきた。その上レーザー光源による高コントラストやHDRの光の表現と豊かな色彩が魅力的だ。数年後にネイティブ4Kパネルを搭載したEH-LS10500の上位機種をエプソンならきっと手が届く価格帯で出してくれるだろうと期待したい。
7回予定の「ホームシアター大商談会 2016 Winter」詳細レポートの第3回目は16/11/20(日)11:30〜12:30のEPSON「EH-LS10500」レーザー光源で再確認する2K&4K/HDR映像だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はBDプレーヤー:パイオニアBDP-XL88、BDレコーダー:パナソニックDMR-UBZ1、AVプリアンプ:Integra DRX-R1、スピーカー:B&W CM9 S2×4本、B&W CM5 S2×2本、センタースピーカー:CM Centre 2 S2×1本、サブウーファー:ヤマハNS-SW1000×2本、トップスピーカー:ユニソニックAHT-40R×4本、プロジェクターEPSON EH-LS10500、スクリーン:マリブ140インチの7.2.4ch構成だ。
11:25に入室したら案の定満席で立ち見となった。開始時間までエプソン担当者が簡単にEH-LS10500の説明を行っていた。新機能はHDR対応のみで、それ以外前モデルとの差は少なく説明することが無いと言う。製造は中国で行っていて発売は12/15(木)予定とのことだ。
UHD BDのHDR 10のみ対応で、放送向けHLG(Hybrid Log Gamma)は策定中で対応出来ず、ドルビービジョンは対応プレーヤーも無く物が出てくるのは2〜3年後で、メーカーにRED BOOK(仕様書)が送られてくるのは最後だと説明があった。
レーザー光源の部品は日本では1社しか手掛けておらずJVCさんも同じメーカー製だろう。EH-LS10500の1,500ルーメンに対しDLA-Z1が3,000ルーメンなのは搭載しているレーザーユニットの数によると考えられる、と分析していた。
参加者から「レーザープロジェクターは冷却ファンが煩いと思っているが、EH-LS10500は想像より静かだ。放熱は大丈夫なのか?」という質問があった。「動作音は最小19dBと現行レーザー光源プロジェクターの中で一番静かだと思う。簡易水冷方式により発熱対策は万全で今まで冷却関連のトラブルが発生したと聞いていない。私も自宅でEH-LS10000を愛用しているがトラブルに遭ったことはない。」と自信を持って答えていた。
イベント開始で最初にエプソン担当者が「JVCのDLA-Z1試聴会場は8階ですよ。お間違えありませんか?」と冗談を言うほど満席でAV Phileの注目度が高い回だった。「EH-LS10000デビューイベントより参加者が多い」と言っていたが、DLA-Z1とVPL-VW5000ESが発売されることでエントリーレーザー光源プロジェクターとして注目されているのだろう。
視聴ソフトは以下の通り。
1)UHD BD「オブリビオン」
2)UHD BD「ラビリンス 魔王の迷宮」
3)BD「十三人の刺客」
4)BD「May J. Budokan Live 2015 〜Live to the Future」より「Let It Go [劇中歌/英語歌] (Encore 2)」
5)UHD BD「レヴェナント:蘇えりし者」
6)BD「10 クローバーフィールド・レーン」
担当者は、観客が共感出来るように俳優の顔にライトを当て、表情が分かるようにすると言う映画の演出がある。HDRになり表情が読み取れなくなっても、その場で見ている様な陰影を作る様な演出を取るようになっている。HDRの映画を観るとSDRでは物足りなくなると語っていた。
「十三人の刺客」は自然光で撮影しておりHDR的な映像が楽しめる高画質の邦画としておススメとのこと。ストーリーも面白そうだ。
試聴ソフトでは「10 クローバーフィールド・レーン」の映画開始時の演出にはやられた。一瞬何が起きたのか分からなくなるような迫力のあるサラウンドは接客用に受けそうだ。道理で担当者がこのソフトを視聴した人がいないと聞いて嬉しそうな表情をした訳だ。(^_^)
スマホの見過ぎで最近視力が衰え、疑似4Kでも十分解像感があると思えてきた。その上レーザー光源による高コントラストやHDRの光の表現と豊かな色彩が魅力的だ。数年後にネイティブ4Kパネルを搭載したEH-LS10500の上位機種をエプソンならきっと手が届く価格帯で出してくれるだろうと期待したい。
2016年11月24日
大商談会: VPL-VW535のライバルは価格差3.5倍のDLA-Z1!?同じソフトで比較視聴!
16/11/19(土)と20(日)の両日にアバック秋葉原本店で「ホームシアター大商談会 2016 Winter」が開催された。私は金曜日までに仕事を一段落させて2日間とも参加した。
7回予定の「 ホームシアター大商談会 2016 Winter 」詳細レポートの第2回目は16/11/19(土) 14:30〜15:30の SONY「VPL-VW535」リアル4Kで2K&4K/HDRソースを再検証!だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はBDプレーヤー:パイオニアBDP-XL88、BDレコーダー:パナソニックDMR-UBZ1、AVプリアンプ:DENON AVR-X6300H、スピーカー:B&W CM9 S2×4本、B&W CM5 S2×2本、センタースピーカー:CM Centre 2 S2×1本、サブウーファー:ヤマハNS-SW1000×2本、トップスピーカー:ユニソニックAHT-40R×4本、プロジェクターSONY VPL-VW535、スクリーン:マリブ140インチの7.2.4ch構成だ。
まず挨拶代りに「SONY 70th Anniversary」を上映して、これからもライフスタイルを変えるソニーらしい魅力的な製品を開発販売して行くとの意気込みが語られた。
視聴ソフトは以下の通り。
1)UHD BD「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」より「インドの夜祭のシーン」
2)UHD BD「オブリビオン」
3) Netflixのオリジナル4Kドラマ「マルコ・ポーロ」
4)PS4 Proによる4K & HDR対応ゲームソフト2作品デモ
5)「サウンド・オブ・ミュージック」より「ドレミの歌」
「ライフ・オブ・パイ」では新たに搭載されたHDR表現を切り替える機能(メニュー名失念)の効果を比較視聴した。色やコントラストを保ちながら明るさを上げることが出来るので、よりHDRぽい映像が楽しめる。オンオフの差は大きく、リモコンにもボタンが設けられソースによって使いこなせるよう配慮がなされている。
「オブリビオン」では女性の肌が自然な赤みが感じられる映像で、ソースに忠実なソニーらしい色彩はJVCとは違うとの説明があった。
PS4用のNetflixアプリはHDRに対応しておらず今回はSDR 4Kでの視聴となったがアプリは開発中なので近くHDR 4Kで視聴出来るようになると言っていた。ゲームCGのHDR化の効果は実に分かり易く、これは据え置き型ゲーム機のトレンドとなるのは確実だろう。
「サウンド・オブ・ミュージック」では「リアリティークリエーション(データベース型超解像処理LSI)」の進化として解像感を上げながらフィルムグレインを目立たなくなる効果をオンオフで比較視聴した。あえて同じソフトを使い、アルプスの空気が感じられると説明している点がJVCのデモを意識していて面白い。
VPL-VW1100ESの後継モデルは出ず来年2月頃には製造終了になるだろうとか、UHD BDプレーヤーは来年春頃まで発売されないとか興味深い話を聞くことが出来た。
350万円のJVC DLA-Z1にライバル心を燃やし、100万円のネイティブ4KパネルプロジェクターとしてVPL-VW535はコストパフォーマンスが高い点を強調していた。海外ではお馴染みらしいが、ネイティブ4Kと画素ずらし疑似4Kを比較したスライドを使ったのも、私が参加したイベントでは初めてのことだ。
解像感は互角としても高圧水銀ランプ光源の為コントラストに、1,800ルーメンの明るさでHDR表現に差を付けられているのは明らか。確かに金額的にもサイズ的にも現実的に手が届くのはVPL-VW535なのでHDR対応力が向上しているのは嬉しい点だ。
VPL-VW500のユーザーとしてHDR対応のVPL-VW535は羨ましいが、今後ドルビービジョン対応とUHD BDタイトル増加によるHDR機能の強化が予想出来るだけに買い替えるには時期尚早と言える。ライバル登場でソニーの開発力に火が点いて一層魅力的な後継機が出てくることに期待しよう。
7回予定の「 ホームシアター大商談会 2016 Winter 」詳細レポートの第2回目は16/11/19(土) 14:30〜15:30の SONY「VPL-VW535」リアル4Kで2K&4K/HDRソースを再検証!だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はBDプレーヤー:パイオニアBDP-XL88、BDレコーダー:パナソニックDMR-UBZ1、AVプリアンプ:DENON AVR-X6300H、スピーカー:B&W CM9 S2×4本、B&W CM5 S2×2本、センタースピーカー:CM Centre 2 S2×1本、サブウーファー:ヤマハNS-SW1000×2本、トップスピーカー:ユニソニックAHT-40R×4本、プロジェクターSONY VPL-VW535、スクリーン:マリブ140インチの7.2.4ch構成だ。
まず挨拶代りに「SONY 70th Anniversary」を上映して、これからもライフスタイルを変えるソニーらしい魅力的な製品を開発販売して行くとの意気込みが語られた。
視聴ソフトは以下の通り。
1)UHD BD「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」より「インドの夜祭のシーン」
2)UHD BD「オブリビオン」
3) Netflixのオリジナル4Kドラマ「マルコ・ポーロ」
4)PS4 Proによる4K & HDR対応ゲームソフト2作品デモ
5)「サウンド・オブ・ミュージック」より「ドレミの歌」
「ライフ・オブ・パイ」では新たに搭載されたHDR表現を切り替える機能(メニュー名失念)の効果を比較視聴した。色やコントラストを保ちながら明るさを上げることが出来るので、よりHDRぽい映像が楽しめる。オンオフの差は大きく、リモコンにもボタンが設けられソースによって使いこなせるよう配慮がなされている。
「オブリビオン」では女性の肌が自然な赤みが感じられる映像で、ソースに忠実なソニーらしい色彩はJVCとは違うとの説明があった。
PS4用のNetflixアプリはHDRに対応しておらず今回はSDR 4Kでの視聴となったがアプリは開発中なので近くHDR 4Kで視聴出来るようになると言っていた。ゲームCGのHDR化の効果は実に分かり易く、これは据え置き型ゲーム機のトレンドとなるのは確実だろう。
「サウンド・オブ・ミュージック」では「リアリティークリエーション(データベース型超解像処理LSI)」の進化として解像感を上げながらフィルムグレインを目立たなくなる効果をオンオフで比較視聴した。あえて同じソフトを使い、アルプスの空気が感じられると説明している点がJVCのデモを意識していて面白い。
VPL-VW1100ESの後継モデルは出ず来年2月頃には製造終了になるだろうとか、UHD BDプレーヤーは来年春頃まで発売されないとか興味深い話を聞くことが出来た。
350万円のJVC DLA-Z1にライバル心を燃やし、100万円のネイティブ4KパネルプロジェクターとしてVPL-VW535はコストパフォーマンスが高い点を強調していた。海外ではお馴染みらしいが、ネイティブ4Kと画素ずらし疑似4Kを比較したスライドを使ったのも、私が参加したイベントでは初めてのことだ。
解像感は互角としても高圧水銀ランプ光源の為コントラストに、1,800ルーメンの明るさでHDR表現に差を付けられているのは明らか。確かに金額的にもサイズ的にも現実的に手が届くのはVPL-VW535なのでHDR対応力が向上しているのは嬉しい点だ。
VPL-VW500のユーザーとしてHDR対応のVPL-VW535は羨ましいが、今後ドルビービジョン対応とUHD BDタイトル増加によるHDR機能の強化が予想出来るだけに買い替えるには時期尚早と言える。ライバル登場でソニーの開発力に火が点いて一層魅力的な後継機が出てくることに期待しよう。
2016年11月23日
大商談会: 4KプロジェクターDLA-Z1はボディサイズだけではなく輝度も超弩級!?
16/11/19(土)と20(日)の両日にアバック秋葉原本店で「ホームシアター大商談会 2016 Winter」が開催された。私は金曜日までに仕事を一段落させて2日間とも参加した。
7回予定の「 ホームシアター大商談会 2016 Winter 」詳細レポートの第1回目は16/11/19(土)11:30〜12:40 と16/11/20(日) 14:20〜15:30のJVC「DLA-Z1」超弩級4Kプロジェクター、新時代の幕開けを目撃せよ 麻倉怜士氏だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はUHD BDプレーヤー:パナソニックDMP-UB900、BDレコーダー:パナソニックDMR-UBZ1、AVプリアンプ:インテグラDRC-R1、パワーアンプ:PRIMARE/A34.2×7台(ブリッジ駆動)、スピーカー:KEFリファレンス5×2本、リファレンス3×2本、リファレンス1×2本、リファレンス4c×1本、サブウーファー富士通テンTD725SW×2本、イネーブルドスピーカーKEF R50×4本、プロジェクターJVC DLA-Z1、スクリーン(失念)の7.2.4ch構成だ。
11/19(土)の視聴ソフトは以下の通り。
BD
1) サウンド・オブ・ミュージック
2) スター・ウォーズ エピソードIII/シスの復讐
3) 007/スカイフォール
UHD BD
1) 宮古島〜癒しのビーチ〜
2) LUCY/ルーシー
3) レヴェナント:蘇えりし者
4) バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
5) パシフィック・リム
4Kネイティブの解像感、レーザー光源「BLU-Escent」による高コントラスト、高輝度3,000ルーメンによるHDR効果を観ると、DLA-Z1は4Kプロジェクターの次世代機と言う気がする。次にプロジェクターを買い替える時にはレーザー光源モデルが欲しいと思うほど魅力的な画を見せてくれた。
11/20(日)の視聴ソフトは以下の通り。
BD
1) サウンド・オブ・ミュージック
2) 山猫 4K修復版(MGVCエンコード)
3) 007/スカイフォール
4) 借りぐらしのアリエッティ
5) NHK BS SONGS 松田聖子 赤いスイートピー
UHD BD
1) 宮古島〜癒しのビーチ〜
2) LUCY/ルーシー
3) バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
4) パシフィック・リム
HDRのダイナミックレンジモードを3通りに切り替えることが可能で、「バットマン vs スーパーマン」ではオフと一番レンジが広いモード2との比較を行った。モード2では雷光や爆発の炎が眩しく戦闘シーンをよりHDRらしく楽しむことが出来た。大型スクリーンなのにプロジェクターでここまで明るく出来るとは3,000ルーメンの威力は凄い。
DLA-Z1のプロ用モデルは本体のみで450万円、オプションで4種類のレンズが用意されている。その内の1本が付属していて350万円という値段は破格の安さだとの説明があった。この2日間限定特典としてプロジェクター下取価格30万円アップがあり、初期ロットは今日の大商談会で予約済みとなってしまいそうだと言っていた。
また麻倉先生から早ければ年内にOPPOから、来年3月にはソニーからUHD BDプレーヤーが発売される予定との話があった。
秋葉原本店の入っているビル8階がたまたま空いていたので特設会場として使用したとの話だ。広さはワールド・インポートマート5Fの大部屋ほどあるのに立ち見で満員と言う大盛況のイベントだった。
7回予定の「 ホームシアター大商談会 2016 Winter 」詳細レポートの第1回目は16/11/19(土)11:30〜12:40 と16/11/20(日) 14:20〜15:30のJVC「DLA-Z1」超弩級4Kプロジェクター、新時代の幕開けを目撃せよ 麻倉怜士氏だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はUHD BDプレーヤー:パナソニックDMP-UB900、BDレコーダー:パナソニックDMR-UBZ1、AVプリアンプ:インテグラDRC-R1、パワーアンプ:PRIMARE/A34.2×7台(ブリッジ駆動)、スピーカー:KEFリファレンス5×2本、リファレンス3×2本、リファレンス1×2本、リファレンス4c×1本、サブウーファー富士通テンTD725SW×2本、イネーブルドスピーカーKEF R50×4本、プロジェクターJVC DLA-Z1、スクリーン(失念)の7.2.4ch構成だ。
11/19(土)の視聴ソフトは以下の通り。
BD
1) サウンド・オブ・ミュージック
2) スター・ウォーズ エピソードIII/シスの復讐
3) 007/スカイフォール
UHD BD
1) 宮古島〜癒しのビーチ〜
2) LUCY/ルーシー
3) レヴェナント:蘇えりし者
4) バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
5) パシフィック・リム
4Kネイティブの解像感、レーザー光源「BLU-Escent」による高コントラスト、高輝度3,000ルーメンによるHDR効果を観ると、DLA-Z1は4Kプロジェクターの次世代機と言う気がする。次にプロジェクターを買い替える時にはレーザー光源モデルが欲しいと思うほど魅力的な画を見せてくれた。
11/20(日)の視聴ソフトは以下の通り。
BD
1) サウンド・オブ・ミュージック
2) 山猫 4K修復版(MGVCエンコード)
3) 007/スカイフォール
4) 借りぐらしのアリエッティ
5) NHK BS SONGS 松田聖子 赤いスイートピー
UHD BD
1) 宮古島〜癒しのビーチ〜
2) LUCY/ルーシー
3) バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
4) パシフィック・リム
HDRのダイナミックレンジモードを3通りに切り替えることが可能で、「バットマン vs スーパーマン」ではオフと一番レンジが広いモード2との比較を行った。モード2では雷光や爆発の炎が眩しく戦闘シーンをよりHDRらしく楽しむことが出来た。大型スクリーンなのにプロジェクターでここまで明るく出来るとは3,000ルーメンの威力は凄い。
DLA-Z1のプロ用モデルは本体のみで450万円、オプションで4種類のレンズが用意されている。その内の1本が付属していて350万円という値段は破格の安さだとの説明があった。この2日間限定特典としてプロジェクター下取価格30万円アップがあり、初期ロットは今日の大商談会で予約済みとなってしまいそうだと言っていた。
また麻倉先生から早ければ年内にOPPOから、来年3月にはソニーからUHD BDプレーヤーが発売される予定との話があった。
秋葉原本店の入っているビル8階がたまたま空いていたので特設会場として使用したとの話だ。広さはワールド・インポートマート5Fの大部屋ほどあるのに立ち見で満員と言う大盛況のイベントだった。