16/11/19(土)11:30〜12:40 JVC DLA-Z1 税抜350万円 3,000ルーメン 消費電力750W W500×H235×D720mm 質量37.5kg
16/11/19(土)14:30〜15:30 SONY VPL-VW535 税抜100万円 1,800ルーメン 消費電力410W W495.6×H195.3×D463.6mm 質量約14kg 駆動音約26dB
16/11/20(日)11:30〜12:30 EPSON EH-LS10500 税抜80万円 1,500ルーメン 消費電力459W W550×H225×D553mm 質量約18kg 駆動音19dB(最小)
16/11/20(日)14:20〜15:30 JVC DLA-Z1
イベントで比較されていた仕様と価格も併記してみると色々気付くことがあり興味深い。価格comの最低価格を見るとEH-LS10500はVPL-VW535より約5万円安く購入出来るようだ。
レーザー光源搭載モデルは消費電力が高く、冷却装置が必要で外寸法は大きく質量も重くなっている。HDRらしい明るさを楽しむには光出力1,800ルーメンは欲しいと思ったが、そこまで上げると消費電力が増え、冷却強化でボディサイズが今より大きくなり価格も値上がりするのであれば、EH-LS10500の仕様は絶妙な落としどころなのかもしれない。
駆動音に関しては表記が統一されていないのと現時点でDLA-Z1の情報がないので比較し辛い。大商談会ではパワーポイント表示用のDLA-X750Rと2段設置されていたこともあり騒音が倍になっており結構煩かった。(^_^;;
JVCはプロ用モデルも用意してDLA-Z1の販売台数を稼ぎ、100万円以下はe-shiftテクノロジーモデルで固める販売戦力を当面取りそうだ。Z1の廉価モデルはここ数年期待出来ないと見ている。
ソニーは利益の出る高付加価値モデルを販売する方針なので、次はレーザー光源搭載のVPL-VW1100ES後継機種をDLA-Z1の対抗機種として発売するのは想像し易い。一方でVPL-VW535の廉価モデルが発売されることはないだろう。
エプソンはビジネスプロジェクターの量産効果を取り入れコストパフォーマンスの良いモデルを作るのが得意だ。レーザー光源搭載モデルを値下げしてくれるのはエプソンだろうと期待している。EH-LS10500の仕様でパネルのみネイティブ4Kにした場合価格はいくらになるのか質問すれば良かったと今更思ったりする。
ただこれからも日本市場の拡大が期待出来ず、AV用プロジェクター製造メーカーも3社に絞られると競争するより利益確保が優先され価格はこのまま高止まりする可能性も高そうだ。
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