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2024年11月19日

24/11/13(水)14(木)とInter BEE 2024へ行って最新の放送機材を見て来た

11/13(水)は11時半から、14(木)は10時からInter BEE 2024を見学した。左足首を痛め歩き回ることに不安はあったが悪化することなく2日間楽しむことが出来たので注目したブースをあげていきたい。

【H8-8409 Blackmagic】
DaVinci Resolveは業界シェアが大きいのかDemonstration Theaterにて多くの事例を聞くことが出来て大変興味深かった。

【H8-8503 NHK/JEITA】
NHK放送博物館から持ってきたと思われる懐かしい放送機材や家庭用テレビ製品が数多く展示されていた。地デジカもいた。

【H8-8408 ヒビノ・グループ】
前年と同じく日本音響エンジニアリングのSYLVAN・ANKHを設置したブースを設け音響特性改善デモを行っていた。

【H8-8108 SONY】
14(木)のステージでFE 85mm F1.4 GM IIとCineAlta BURANOで撮影したショートリール"DEVOTED" Behind the Sceneの制作者の話を聞くことが出来た。解像度とボケが良いと言われると85mmが欲しくなってしまう。

【H5-5308 Canon】
RFマウントVRレンズ:RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEとRF-S VRレンズ:RF-S7.8mm F4 STM DUAL、RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYEの3本を展示しこれらのレンズで撮影したコンテンツをVRゴーグルと「Acer ノートパソコン ConceptD 7 SpatialLabs Edition」で視聴可能なコーナーがあった。

裸眼3D立体視なのにCN715-73G-SL76Zの立体感は見事で偏光フィルターとは思えないと思ったら専用カメラでユーザーの顔とアイトラッキングを行っているとのこと。これはソニー空間再現ディスプレイELF-SR2と類似の技術を使っているからそれに近い立体感を見せてくれるのかと感心した。ノートパソコンとして65万円もするがApple Vison Proより汎用性はあるかも?

キヤノンのVRレンズはEOS R5/R6シリーズかEOS R7が必要だから気軽に試せないが「LUMIX G 12.5mm/F12」とは異なりレンズの光学性能とカメラのセンサー性能が高いから画質は良く十分VRコンテンツとして楽しめた。

担当者と話していたらYouTubeにアップされている3種類の180度3D VRコンテンツを体験出来るスマホ装備用VRグラスをもらえた。これは楽しいがApple Vision Proのみで空間写真や空間ビデオを収録/再生することが可能だしiPhone 16モデルであれば空間ビデオを撮影可能だ。アップル以外のVRゴーグル用コンテンツ制作を考えれば良い選択肢の様だ。

参考:iPhoneのカメラを使ってApple Vision Pro用の空間写真や空間ビデオを撮影する
 https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iph6e3a6d4fe/ios 


ブース名は忘れたが大型ディスプレイで裸眼3Dコンテンツを表示している会社があったがこちらも十分3D感が味わえたのでアイトラッキングを行っているのだろう。

【H3-3701 INTER BEE CINEMA】
シネマレンズ・バーで各社のレンズを試すことが出来た様だ。その右側では収録セットが組まれ実際に役者が芝居を行いその収録風景を見学できた。今ではクレーンカメラをリモートで操作できるから室内の場面でもこんなに動きと迫力のあるシーンとして撮れるのかと感心するばかりだ。

会社名は忘れたがバーチャルプロダクションを展示していたブースがあり、こちらも背景として高精細LEDディスプレイに収録した街中走行シーンを映してリモートクレーンカメラで車内を撮れば自動車を走らせている場面の完成だ。その画角の自由さはスクリーン前で役者に演技をさせたアナログ特撮とは雲泥の差だ。

他にはH8-8405 マルミ光機とH8-8403 ケンコー・トキナーのブースもありフィルター類を展示していた。H2-2416 オーディオテクニカはマイク関係を、H2-2523 カスタム/ティアックはデジタルレコーダーの他にUHD-BDプレーヤーを展示していた。プロ用プレーヤーだがホームシアター用途のパフォーマンスはどの程度なのか気になった。

15(金)も行くつもりでいたが14(木)は16,616歩、距離11.85kmと歩き足に張りを感じ1日休息が必要と判断した。天気も午前中は雨降りと滑り易くなっていても疲れで踏ん張りが効かないと危険だ。

・12:30〜14:05国際会議場 2F 国際会議室トークセッション:『ゴジラ -1.0』山崎貴監督&「計算機自然神社」も話題の落合陽一氏が登壇
・15:40〜16:25 H8-8108『ゴジラ -1.0』ハリウッドが驚いた日本実写映画の躍動 山崎監督チームのVFX制作と撮影班トークセッション

11/15(金)は上記2つのセッションを聞きたかったが週末に備えてHP回復に努めた。

2024年11月17日

24/11/14(木)のInter BEE 2024セッションで「ゴジラ-1.0」の録音・音響効果の苦労話を聞いた

24/11/14(木)のInter BEE 2024セッションで「ゴジラ-1.0」の録音・音響効果の苦労話を聞いた

24/11/14(木)は「埼玉県民の日」で県内観光を考えていたがInterBEEのセッションを聴講できるのはこの機会だけなので千葉県へ向かうことにした。

アラームより早く目が覚め電車の乗り継ぎも巧くいって9:50には会場に着き10時開幕を待った。前日は歩数14,832、距離10.61km歩いても左足首の痛みが退いたのは有り難い。

10:30〜11:30 H3 特別企画オープンステージ『MPTE AWARDS 大賞受賞“「ゴジラ-1.0」録音・音響効果技術”を語りつくす!』
パネリスト:合同会社Famiu 録音・SoundMixer:竹内 久史、合同会社Playful・Sound 音響効果・FoleyArtist:井上 奈津子
モデレーター:三友株式会社 営業事業部 サウンドスーパーバイザー:村越 宏之

竹内氏はゴジラ上陸前の海洋シーンの録音が一番苦労したと語った。2週間昼間の海上撮影が続いたが、録音スタッフは舞台となる船には乗れず別の船からワイヤレス録音、舞台船内固定マイク設置、役者にワイヤレスマイクと録音機装着と3通りの同時録音を行い録り逃しが無いよう気を使った、と語った。

井上氏は山崎貴監督と話し合い初代ゴジラの鳴き声を基に音を補完することになったが、動物の声を重ねると恐竜ぽく聞こえてしまう。コントラバスの弦を色々な部材で擦ったりダクソフォンを作ったりして声を作り監督に提案したがいずれも却下された。それでも理解が深まり良い勉強になった、と言う。

7.1chサラウンドを予定し編集を始めたが途中でアトモスと決まった。当初からアトモスをやりたいと話していたのでフェーダーの状態を記録していた。音楽もアトモスになっても良い様に上部音響を録音していたので東宝スタジオから東映スタジオへ移動しても問題なく制作出来た。4月に7.1ch、7月にアトモスと2回もダビングが行える有り難い機会だった。

ゴジラの鳴き声の響きをプラグインで付けると綺麗すぎるのでZOZOマリンスタジアムの球場機材を使い大音量で流して、スタジアム内、球場内建物、球場外と場所や位置を変え9台の機材で録音した。円形すり鉢形状スタジアムは響きが良くゴジラが実在するような音が録れた。

IMAX用にダビングも行ったがIMAX劇場でしか確認出来ない。初めて試写したときには予想していたのとは異なる音響体験になった。低音域の振り分け帯域の決め方やオブジェクトベースとチャンネルベースの違いもあり良い経験となった。今後も機会があれば挑戦してみたいと言っていた。

ゴジラ上陸前の海洋シーンのサラウンド構築は思った通りの迫力が出ず試行錯誤しながら作っていった。アトモス、7.1、5.1chとそれぞれの良さがある、ということだ。

再度「ゴジラ-1.0」を観直し、それぞれのサラウンドの違いを経験したくなるセッションだった。

13:30〜14:30 H3 特別企画オープンステージ『撮影現場のアプリ利用 2024 〜「ゴジラ-1.0」で使用されたAR Finder、NHK「100カメ」アプリ開発について』
出演:合同会社9パーセント代表 日本映画撮影監督協会(JSC)シネマトグラファー:倉田良太、日本映画撮影監督協会(JSC) ディレクター/シネマトグラファー:橋 遼

AR FinderはNHK「恐竜超世界」ロケ時に恐竜の大きさを想像しながら収録する難しさを解消したいと思い開発したiPhoneアプリだ。これがゴジラにも使われる様になり機能強化を進めた。画面上にゴジラのCGを写し焦点距離ごとの画角を確認しながら撮影シミュレートすることが出来る。

こう話しながら会場でアプリの使い方を実演してくれた。CGキャラの大きさや撮影位置からの距離も表示されCG合成もスムーズに行えそうだ。

現在ARコンソールというアプリを開発中でスマホは現在位置測定のセンサーとして使い実際使用するカメラの映像とCGをパソコンで合成して表示するシステムを開発中とのことだ。

NHK「100カメ」ではiPhoneとGo Pro計100台を使い収録しているが100台が問題なく稼働しているか簡単に確認出来る様にアプリを作成した。カメラ番号、バッテリー容量、時刻を表示しつつ順番に静止画を転送させ稼働状況を確認するそうだ。

本当にプロの世界でもiPhoneで十分番組が制作出来るのだと知ることの出来たセッションだった。

2024年11月16日

24/11/14(木)のInter BEE 2024で「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」のグレーディングのポイントを聞いた

24/11/14(木)もブラックマジックデザイン(株)では「DaVinci Resolve Demonstration Theater」を開催していたが相変わらず予定が掲示されていない。

オープンステージの合間に見に行きやっと一瞬表示されたシアター予定表を撮ることが出来た。本来あき時間に表示したままにして欲しいのだが次のプログラムまでの間が10分程しかなく準備にディスプレイが使われてしまうのは問題だと思うのだが。(^_^;;

参考:【Inter BEE 2024】ブラックマジックデザイン、「DaVinci Resolve Demonstration Theater」でトークセッションやデモンストレーションを多数開催
 https://videosalon.jp/news/bmd_interbee2024/ 


12:45〜13:15 H8「ブラックマジックデザイン(株)」The Creative Color Grading Animation 「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」斎藤岳史

監督はドイツ人でドイツからリモートでSDRマスター製作まで参加した。Unreal Engine 5からACESで出力したデータをDaVinci Resolveで読み込み実写戦争映画の様なざらついたグレーディングを付加した。

ジオン軍視点のドラマなのでガンダムにはコントラストを強めに付け怖さを感じられるようした。HDR化においてはハイライトを活かすようにしつつSDRとの差が余り大きくならないようパレットを活用した。例えば目のキャッチライトや金属の光沢感は強めに出るので弱めている。

夜のシーンでちらつく光がノイズみたく見えればマスクを切って輝度を落とす等の作業を行い質を向上させた、と語った。

ネトフリで配信が始まり話題の3D CGアニメのガンダム作品の制作にどうダヴィンチが活用されたか興味深く聞いた。パレット有無の効果をすぐに確認出来るのは確かに便利そうだ。

11/13(水)11:45〜12:30 H8 特別企画オープンステージ「ガンダム×Unreal Engine 5 〜ゲームエンジンで描くアニメーションの未来〜」を聴講しなかったのは失敗だったと後悔するセッションだった。

14:15〜14:55 H8「ブラックマジックデザイン(株)」The Creative Color Grading Cinema「偉国日記」北山夢人

ホール3からの移動もあり20分遅刻して実写作品におけるカラーグレーディングの話を聞いた。

映画は冬から秋までの少女の心の移り変わりを描いている。最初の幸せなシーンは暖かい色使いになっているが事故の後は寒々とした色使いにしている。この後季節が変わり徐々に彼女が心を開いていくにつれ暖色系に調整している。

また大勢の人の中に主人公がいる場面ではマスクを切って周囲の明るさを落とし自然と彼女に視線が集まるようにもしていると言っていた。

放送大学『映像コンテンツの制作技術』で聞いた様な話があり楽しく事例を聞くことが出来た。もっと早くプログラムスケジュールが分かっていれば11/13(水)10:50〜11:20「ケーススタディ:アニメ『LUPIN ZERO』」も聴講したかったところだ。

今回やっと正式なセッションの名称が判明し検索することが出来た。これで来年は事前に予定を確認出来そうだ。

2024年11月15日

24/11/13(水)のInter BEE 2024にて劇場アニメ「ルック・バック」のアニメ編集の仕事内容を聞いた

24/11/13(水)10:00『Inter BEE 2024』が幕張メッセ展示ホールで開幕した。11/10(日)に左足首を痛め2日間エージェント活動も短時間に抑えていたのだが痛みが引いていない。それでものんびり出かけ11時半前に会場に着いた。いつもなら階段を使う所でもエスカレーターを使い電車内でも座ることを優先し休憩を多く取り会場を歩き回った。

ブラックマジックデザイン(株)では「DaVinci Resolve Demonstration Theater」を開催していたが予定が掲示されておらず運次第で参加した。

14:00〜14:40 H8「ブラックマジックデザイン(株)」ケーススタディ:劇場アニメ「ルック・バック」廣瀬清志(エディッツ)

絵コンテを見て間とリズムを制御するのがアニメの編集作業と説明があった。台本を読みながらタイミングを構築していく。その後絵コンテからスペシャルな作画が描かれ格好の良い映像が作られるのを見ると編集冥利に尽きる、と語った。

アニメ制作は絵コンテと作画は未だに紙を使用しDX化が進んでいない。またテレビアニメで文字のシナリオを絵コンテに起こしたら尺が足りない、または長すぎるということや、演出家が異なるとキャラクターの行動や台詞がぶれるといった問題が起きる。

この解決方法としてシナリオをまず仮ラジオドラマ化してBlackmagic Cloudを使いスタッフ間でタイムラインと解像度の高い作品イメージの共有化を進めたい。ラジオドラマから絵コンテを描けば尺やキャラぶれ問題も解決する。AI自動化で誰でも70点の動画が作れるようになれば余った時間で人が120点の作画に挑戦できると将来展望を語った。

アニメの編集作業は演出であり芝居の指導なのかと大変勉強になったデモだった。「ルック・バック」を観てその編集内容を確認したくなる話だ。

14:30〜15:30国際会議場 2F 201会議室「radiko技術15年から見た5年後の技術展望」
 出演:株式会社radiko 最高技術顧問 香取啓志、月刊ニューメディア編集部ゼネラルエディター 吉井勇

 15分遅刻して聴講した。ラジコを運営するシステムのアップデートの歴史と技術顧問として今後の展開を語っていた。サービス開始時はとにかくお金なく間借りして始めたがサービス強化と参加ラジオ局が増えたことで徐々にシステムが強化されて行ったとのことだ。

16:00〜17:20展示ホール7 特別企画オープンステージ「音声コンテンツとしてのラジオの展望、そしてテレビが学ぶべきことは?」

モデレーター:株式会社TVQ九州放送コンテンツ戦略局 コンテンツ戦略部 永江幸司 氏
パネリスト:株式会社オトナル代表取締役 八木太亮、株式会社ニッポン放送コンテンツプロデュースルーム・ルーム長 冨山雄一、RKB毎日放送株式会社編成局アナウンス部 冨士原圭希、プロレタリア星地球営業所 サラリーマン

永江氏は、広告費がテレビは緩やかに下がっているのに対しラジオは緩やかに上がっている。2024年ラジオはスマホradikoアプリで若者に聴かれている。この現状を確認したくてこのステージを設けたと言う。

冨山氏からは、ラジオはパーソナリティ、製作スタッフ、聴取者、スポンサー企業との距離感が近くコミュニティが出来上がる。この結果クリスピーナッツのオールナイトニッポン(ANN)からケンタッキーのCM出演やオードリーのANNのリアルイベントが球場で大成功を収めることが出来た、という説明があった。

ANNはリアルタイム聴取よりラジコによるタイムフリーな聞かれ方が多いそうだ。SNSでバズりニュースになれば聴取数も増える。ニッポン放送のポッドキャストユーザーはラジコより多い、とのことだ。

冨士原氏は平成生まれの昭和特撮オタクとして「特撮風ラジオドラマ 空想労働シリーズ サラリーマン」を制作したところ関連3賞を取ってしまった。お陰で第二弾「帰りたいサラリーマン」を作ることが出来た。地方色を入れず全国をターゲットとしラジオドラマだけに収まる気はなかったので最初からスーツを作りYouTubeチャンネルで映像を入れ配信しているということだ。

八木氏からラジオはインターネットと競合していなかったが、現在ラジオをデジタル音声コンテンツと捉えると全エリア全コンテンツがライバルとなりユーザーの時間を奪い合う熾烈な戦いを繰り広げることになる。

マネタイズを広告に求めるとシビアに数字と向き合う必要がある。BtoCで売り上げるには選んで聴かれる番組を作る必要がある、とビジネス視点を語った。

Z世代はラジオを持っておらずラジオ放送も単なる音声コンテンツと思っていると言う話には驚かされた。現場の最新情報を聞くことが出来て充実した1日だった。

2024年10月20日

24/10/16(水)CEATECで「Blu-ray Disc: 20年の革新と今後の進化の展望」を聴講してきた

CEATEC 2024が24/10/15(火)から10/18(金)まで10:00〜17:00の日時で開催されていた。10/16(水)に行ったところ15:00から201会議室にてセッション「Blu-ray Disc: 20年の革新と今後の進化の展望」が開催されると知り聴講予約をして参加した。

参加者は司会:麻倉怜士 氏、Blu-ray Disc Association 元技術部会議長 大原俊次 氏、Blu-ray Disc Association 社長 ビクター松田 氏、ウォルトディズニースタジオ CTO Jaime Voris氏、(株)ステレオサウンド 季刊HiVi編集長 辻潔 氏の5名となっていたが、うち1名は都合が悪くなり代理の人が参加していた。

参考: Blu-ray Disc: 20年の革新と今後の進化の展望
 https://www.ceatec.com/ja/conference/detail.html?id=2572 


セッションでは2004年BD誕生の時からHD-DVDとの規格戦争と終結、2010年のBD-XLによる記録層増加による大容量化、3D追加、4K UHD導入までの経緯を振り返った。

参考:【CES】なぜWarner社はBlu-ray支持に回ったのか,2007年の次世代DVD戦争を総括する
 https://xtech.nikkei.com/dm/article/NEWS/20080108/145050/ 


BD関係者から見ても「2008 International CES」直前でのWarner社の発表がBD一本化の決定打になったそうだ。パネラーの外国人は「CESのHD-DVDブースには人が入らず、私は記念にHD-DVDのロゴ入り長袖Tシャツをもらってきた」と語っていた。

ディズニーからは近年でのBDパッケージのヒット作として「我が家には小さな子供がいるので『アナと雪の女王』と答えるべきでしょうが『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『アベンジャーズ/エンドゲーム』も売れた」と答えていた。

辻氏はスタンリー・キューブリック監督の大ファンで『2001年宇宙の旅』は発売されるメディアごとに毎回購入しているとのことでコレクションのLD CAV盤、DVD盤、BD盤、4K UHD BD盤を披露した。4K盤はすぐに日本では発売されないと思い輸入盤を購入したのち日本版も購入したそうだ。

辻氏が1人のコレクターとして「LPジャケットサイズのパッケージが欲しい」と言えば、ディズニーは「消費者のニーズを汲んだコレクション性の高い物を出す」と答えていた。

また辻氏からは「どんなに良い作品でも高品位なプレーヤーがないとその魅力を堪能出来ない。メーカーには高性能プレーヤー製造を頑張ってもらいたい」とエールを送っていた。

最近では欧州でBD Audioが注目されておりドイツではクラシックタイトルが多く発売されているそうだ。HiViからは「エンドユーザー(鑑賞するユーザー)からの所感」3つと麻倉氏からは「10 reasons: I will never stop buying movies on physical media」というDVD NEWS FLASHの記事が紹介されてセッションは終了した。

配信が主流となりつつある現在、本当にBDが最後のメディアとなりそうだ。コレクターがいる限りパッケージは発売されるだろうがコレクション性が高くなりすぎて高価になるのも困りもの。メディアだけ欲しい人用に今後【Amazon.co.jp限定】【500個以上予約受付で発売決定】みたいな企画が増えそうだ。

Z世代の様に配信が当たり前の人種にとってはBD購入という選択肢はないだろうし、そうなるとパッケージは売れず、プレーヤーも販売されなくなると言うオーディオビジュアル機器のレッドリストに載る未来しか見えない。

残念ながら「今後の進化の展望」が見えないセッションだった…。(T_T)

2024年10月17日

CEATEC 2024を見学したらこの1年でAIの実用化が進んでいた

CEATEC 2024が24/10/15(火)から10/18(金)まで10:00〜17:00の日時で開催されている。来場事前登録が必要だが入場無料で1回入場証を印刷すれば連日使用できる。

10/16(水)10時半過ぎに幕張メッセの会場に着いたが昨年同様ちらほらと私服の一般者らしい人と学生がいてビジネス系の展示会としては参加構成が広い。海浜幕張駅で「新幹線ご利用の方は精算機でご精算ください」というアナウンスが流れていた様にキャリングケースを転がしながら見学している出張ビジネスパーソンも見掛ける。

まずホール1で併催されている「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」から見学し始めホール8までざっと会場を一周してみたら13時過ぎまで3時間弱かかった。

大まかな展示内容と場所を把握して13時過ぎから昼休憩を取った。HP回復後14時からじっくりと気になるブースを見学した。

参考:展示会場/出展情報
 https://www.ceatec.com/ja/exhibition/ 


【4H100:TDK】
 磁気センサーの説明を受けたがチップが小さいので省電力で実装スペースも取らないと言う。小さ過ぎてうっかりゴミと勘違いしそうだ。(^_^;;

【5H134:フォーラムエイト】
 TGS2024でも出展されていた360度回転するVRシート等楽しめるデモを行っていた。

【6H104:ムラタ】
 多種類のセンサーを展示していた。今年はムラタセイサク君、ムラタセイコちゃん、チアリーディング部の6人のロボット達は展示もなく卒業してしまったのだろうか?

【6H105:Panasonic】
 「知ったかぶり誤認識を防ぐAI技術の開発」「嘘をつかないための独自LLMを構築」といったハルシネーションを抑制したAIデモを行っていた。どう幻覚を防いでいるのかその技術的な実装方法が気になる。

【7H400:FUJITSU】
 AIによるフォーム分析アドバイザーのデモを行っておりバスケットボールのフリースローと能の舞の体験者の分析結果を見るのも興味深い。さすがに画像処理が重く少々時間が掛かるが、その間を持たせる映像が流れそう感じさせない演出にも感心した。

【7H502:シャープ】
 AI PartnerというAIアバターによるテレビの次世代UXを参考出品していた。面白い試みだがAI処理をローカルで行うとハードのコストアップになるし、サーバーで行うとサブスク料金設定が難しい。どちらかと言うと一緒にテレビを鑑賞してくれるAIキャラクターの様なスマホアプリの方が話題になりそうだ。以前シャープさんが作っていたロボットにこの機能を追加したら良いのではないか?

【8H458:JVCケンウッド】
 WBSで紹介されていた脳波測定による映像と音楽生成デモが人気だ。

【8H405:ソニー】
 ソニーブースは入場規制を行っていて待機列が出来ていたので空くまでパスしていた。16時過ぎになって列が殆ど無くなっていたので待ち時間5分ほどで入場出来た。グローバルシャッター映像センサーや人間が視認できない波長の光を捉えるセンサー等映像センサーの強みをアピールする内容だ。

あと裸眼3Dディスプレイは4K解像度を持っておりその美しさと自然な立体感は素晴らしい。眼球の位置をトラッキングしてその位置に応じた被写体角度になるものだから本当にその場に存在していると脳が認識してしまう。このディスプレイ用ソフトが簡単に制作出来て多種多様な映像が楽しめる様になったら欲しくなる。PS5のゲームは対応してくれないのだろうか?

ほぼ見学し終えたので1日参加で十分だと思う。17時まで見学し17:30発武蔵野線直通電車で帰路に就いた。珍しく天気予報は外れまったく雨が降らなかった1日だった。

2024年10月10日

追加で2024年の秋から冬の気になるイベント情報をまとめてみた

24/09/21(土) 22(日)開催された「京まふ」の写真を整理していたら「アニメ&まんが聖地EXPOスペシャルステージin AGF2024」のポスターがあった。すっかり忘れていたのでビジネスイベントも併せてイベント情報に追加だ。

『CEATEC 2024』
 24/10/15(火)〜10/18(金)10:00〜17:00
 幕張メッセ展示ホール HALL 2〜8 無料(全来場者登録入場制)
 https://www.ceatec.com/ja/about/

最新技術製品やサービスを見に行こう。HALL 1では「Japan Mobility Show」も開催されているので来場登録すれば2つのイベントに参加可能だ。

『アニメ&まんが聖地2024 SUMMIT & EXPO』
 24/11/08(金)11:00〜17:00  SUMMIT @オンライン
 24/11/09(土) 11:00〜18:00〜11/10(日)11:00〜18:00
 中池袋公園、としま区民センター多目的ホール
 スペシャルステージ「着席エリア観覧券」あり「立ち見エリア」はフリー観覧可能
 https://agf-ikebukuro.jp/s/agf2024/page/planning?ima=3056&tag=510

確認すれば「アニメイトガールズフェスティバル 2024」と同時開催とのこと。ガールでないから同時開催イベントまでチェックしていなかった。スペシャルステージの観覧方法もまだ公開されておらず一安心した。

いつも行く池袋だが、無料イベントだし「トキワ荘マンガミュージアム」「トキワ荘マンガステーション」「アニメ東京ステーション」の観光も兼ねて行ってみよう。ただ11/10(日)は冠婚葬祭イベントが入る可能性が大きく土曜しか行けない可能性がある。

『Inter BEE 2024』
 24/11/13(水)〜11/15(金)10:00〜17:30[最終日17:00]
 幕張メッセ展示ホール1〜8、イベントホール 一般:無料
 https://www.inter-bee.com/ja/

プロの世界が覗き垣間見られるので今年も行ってみよう。

『2025国際ロボット展』
 24/12/03(水)〜12/06(土)10:00〜17:00
 東京ビッグサイト 一般:無料
 https://irex.nikkan.co.jp/

昨年初めて行ったところ男の子のロマン溢れるロボットの世界が楽しめるイベントだったので今年も参加だ。

『TOKYO DIGICONX』
 25/01/09(木)〜01/11(土)※時間未定
 東京ビッグサイト 南3・4ホール 一般:無料(要登録)
 https://xr-meta-biz.tokyo/

『東京eスポーツフェスタ2025』
 25/01/10(金)〜01/12(日)※時間未定
 東京ビッグサイト 南1・2ホール 無料
 https://tokyoesportsfesta.jp/

2つのイベントが重なっているのでDIGICONXに登録すれば最新のXR・メタバースも見学出来て1日楽しめそうだ。

2023年11月18日

23/11/16(木)にもInter BEE 2023へ行って次世代地デジの音声コーデック候補のプレゼンを見て来た

国際放送機器展 Inter BEE 2023が23/11/15(水)から11/17(金)まで10:00〜17:30の時間帯にて幕張メッセで開催されている。来場事前登録し1回入場証を印刷すれば連日使用できる。

11/16(木)は会場へ行く前に2回もファミマに寄って宅配便を出荷出来るか確認する羽目になったので11時過ぎに幕張メッセへ着いた。予約したセミナー受講を中心に昨日見られなかったブースを見学した。

【展示ホール5 企画セッションオープンステージ】
 11:30〜12:15[CR-162]「HDRやHFRなどの高度フォーマットを活かした映像制作と楽しみ方」

8K画質評価用映像ソフト制作者とソニーの研究者の対談が行われ8K/HDR映像の評価は今までの数値によるものばかりではなく、人間の感性を客観的に評価できないか検討しているとの話だった。制作者が「最近のテレビの超解像度は優秀」と認めていたり「FHD作品を4Kにアプコンするのは画質的に許容できてもSD映像を形式的にHDRにしても不満が残る」と語っていたりするのは興味深い。

HFRの120pで収録すると走り回る子供を追った映像では背景の芝生が、固定カメラで走る電車を撮影すれば窓枠が被写体ボケを起こさず画質が低下しないメリットを強調していた。制作者が35mmフィルムから5Kスキャンしてリマスタリングした映画が「機動戦士ガンダム」シリーズや「銀河鉄道999」シリーズと言うようにアニメが多数と言うのが現在の日本映画界を表しているのだろう。

【国際会議場 2F 国際会議室】
 14:30〜16:00[SP-163]「AI ・機械学習が創り出す新しい音と音楽」

満席と流石AIの注目度は高い。「音声・音楽・効果音」の生成と「音声処理」のAIサービスの紹介があり、その優秀さには感心した。生成した音声の滑らかさや「音声処理」による自動ノイズリダクションは本当に実用的だ。ヤマハの自動楽譜化も開発中とはいえ使い方を限定すれば今でも役立ちそうだ。

【国際会議場 2F 201会議室】
 16:20〜17:30 [SP-164]「地上デジタルテレビジョン放送の高度化における音声符号化方式について」

「MPEG-H Audio System」と「Dolby AC-4」の技術と機能説明講演だった。両社とも世界各国での採用実績と導入メリットを強調していた。なるほど日本における次世代テレビ放送における音声符号化方式の採用を巡ったプレゼン対決という講演会だった訳だ。

機能と性能で言えば互角だが、オーディオファンとして言わせてもらえば現行に比べデータ量は半分になることよりも可逆性圧縮音声にして欲しいのに高音質化にはまったく考慮されていないことにガッカリだ。

3つの講演会の間にブース見学をした。

【1417:ヒビノインターサウンド(株)】
制作した音楽のモニタールームに音響ポール設置前後比較試聴を行っていた。

【1516:TAOC】
録音スタジオにもタオックのオーディオアクセサリーを使用して音質改善を、という展示内容だった。

【1311:オーディオテクニカ】
マイクロフォンを中心にした展示内容だった。360度収録マイクは昨日の「新しい音創りへのチャレンジ!2023 〜 ディレクターが望む音、エンジニアが創りたい音、リスナーが聴きたい音とは 〜」講演会で実は1970年の万博「鉄鋼館」で使用されたのか最初と語られていた。

【6116:ソニー】
バーチャルプロダクション撮影のデモを等番組制作の裏側が見られて楽しめた。

11/17(金)も行きたいが武蔵野線は悪天候に弱いので諦めた。

2023年11月16日

23/11/15(水)にInter BEE 2023へ行ったら一般人ではアンケートに答える術なし

国際放送機器展 Inter BEE 2023が23/11/15(水)から11/17(金)まで10:00〜17:30の時間帯で開催されている。来場事前登録が必要だが1回入場証を印刷すれば連日使用できる様だ。

放送機器とは縁の無い仕事だったので「一般(General)」として参加してみた。昨年は「一般User」はピンクのパスケースと同じ業種扱いだったが、今年は「ユーザー」はピンクで「一般」はLight Buleと分けられている。

11/15(水)11時過ぎに会場に着いたらビジネスマン/ウーマンばかりだけではなく、私服でピンクのパスを首から下げている人は多少いるが水色は殆ど見掛けない。まあプロ向けの展示会だから当然だ。

まずざっと会場を一周してみようとホール1から6まで歩き回った。超会議やTGSより空いているが通路で会社の関係者が名刺交換や挨拶しているし、人の流れを制御する人もいないからとにかく歩き辛い。社会人のモラルに任せるとこの状態かと諦めるしかない。

富士フイルム、パナソニックコネクト、アマゾンAWS、東芝グループ、キヤノン、デルと見て行き気になるセミナータイムテーブルをチェックしていく。

【4101:デル・テクノロジーズ】
 11:30〜11:45「株式会社カラー様事例で学ぶ デル・テクノロジーズで実現する新世紀のクリエイティブインフラ」
シン・エヴァ制作時に映像の高解像度化によるデータ増量と映像素材の多様化によるファイル数の増加によりNASが乱立したがそれをデルのパワースケールで解決した。

アニメ制作による人員増とPC増、また終了後の廃棄のコストを仮装基盤VDIにより解決したと言う話を15分という短時間で手短に聞かせてくれた。「シン・エヴァは完成し大ヒットして庵野監督ニッコリ」で締めつつ、次はクリエイティブワークステーションの仮想化、アドビアプリの利用を検討するそうだ。

【NANLITE】
 12:00〜12:45「FC-500BとPavoSlimで実現するスタジオライティング」
ライティングによるビデオ撮影テクニックセミナーを行っていたので興味深く参加した。

【5212:レスターコミュニケーションズ/タックシステム】
 14:00〜14:40「グラミー賞受賞歴を持つエンジニアDavid Rideau氏のDolby Atomos Musicミキシングセミナー」講師:オタリテック(株)/PMC David Rideau氏。
PMCモニタースピーカーの紹介とドルビーアトモスミュージックのデモとしてマイルス・デイビス、ジャネット・ジャクソン、「A Hard Working Man/Avila Brothers(feat. Billy Ray Cyrus & Snoop Dogg)」等を試聴した。最近の楽曲だと派手に音を配置しているのに驚かされるミックスだ。

【6406:NHK/JEITA】
BS4K/8KのPRや昨年と同様に「MPEG-H 3D Audioを用いた制作・配信の一体的サービス展開」の展示があった。

【イベントホール】
X-SpeakerというPAスピーカーの試聴会を行っており、まるでイベントスタッフになった気分でPAの裏側に回って確認することも出来て大変興味深く面白い体験だった。

【KN-153音響部門基調講演】
「新しい音創りへのチャレンジ!2023」
パネリスト4名のうち1名は「攻殻機動隊 SAC_2045」のドルビーアトモスサラウンドを制作した人だった。ネットフリックスで配信された作品を編集して劇場版としたがせっかくのアトモス版なのに劇場は5.1chのみの公開だそうだ。

講演終了後は17:31武蔵野線直通で帰ろうと早めに会場を出た。一般人だと名刺は無いしアンケート内容にもまともに答えられる選択肢がないから記入出来ず何ももらえないのは仕方ない、と思った1日だった。(^_^;;

2023年11月07日

CEATEC 2023見学で歩き回っていたらいつの間にか粗品を9点ももらっていた

リアル会場でCEATEC 2023が23/10/17(火)から10/20(金)まで10:00〜17:00の日時で開催された。来場事前登録が必要だが入場無料で1回入場証を印刷すれば連日使用できる。

10/18(水)11時過ぎに幕張メッセの会場に着いたが昨年同様私服の一般者らしい人と学生がいてビジネス系の展示会は意外と参加構成が広い。

まずざっと会場を一周してみたらホール4から8までしか使用していないから1時間強で大まかな展示内容と場所は把握出来た。これは昨年と同規模だから1日参加で十分だ。12時から昼休憩を取り13時からじっくりと気になるブースを見学した。

【K001:TDK】
 超薄型ラジカセを参考出品していた。単なる板に印刷されたように見えるラジカセから音楽が再生されるプリント基板技術に驚かされる。

【K032:ムラタ】
 昨年同様ムラタセイサク君、ムラタセイコちゃん、チアリーディング部の6人のロボット達はショウケース展示のみだった。

【A004:京セラ】
 昨年に続き「空中ディスプレイ」を参考出品していた。またセンサーを利用した美しい歩き方を指南するサービスも参考出品していたがスマートウォッチで十分似たことが出来る様に感じた。

【A014:NECグループ】
 ChatGPTよりも小さな規模で日本語に関して高性能なAIサービスの展示を行っていた。ビジネスになると分かればオリジナルを改善してより良い製品にするという日本企業らしいビジネスモデルだ。

【A016:西日本旅客鉄道】
 EJRがSuicaのデータを利用したサービス関連を展示しているのに対しWJRは鉄道運行に関する技術を中心に展示しており鉄道ファンには受けが良さそうだった。

【A068:東日本旅客鉄道】
 鉄道ビジネスにおける[カコ][イマ][ミライ]を何点も展示していた。「リアルタイム提案型旅行コンシュエルジュ」は9月中旬に京都を旅行し10月末に徳島旅行を計画している私には魅力的なサービスと感じた。

【A102:シャープ】
 ネイチャープロダクトの開発の歴史と自然の風を具現化したヒーリングファン「はねやすめ」を参考出品していた。面白い製品だが安全性とかエネルギー効率とか製品化までにクリアすべき点は幾つかありそうだ。

【A046:JVC】
 今年もVictorが会場限定台数のウッドコーン搭載一体型コンパクトステレオ匠を販売していた。

【A063:ソニー】
 ソニーブースは入場規制を行っていて長蛇の列が出来ていたので空くまで待っていた。16時になって少し列が短くなっていたので行ったら「待ち時間60分です」と言われ入場を諦めた。

【P017:Bluetooth SIG】
 「Auracast」を体験してみたかったが、名刺を出して受付する必要があるようでブース内は空いていた。一般人は入れない様だったので諦めた。

参考:未来のBluetooth「Auracast」体験、TDKカプセル状のプライベート空間
 https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1539586.html 


最新テクノロジーを楽しんだが『光通信に賭けた男 〜独創の科学者・西澤潤一〜(1985年)』を観た後だったので、西澤氏だったら製品化の遅さや独創性の無さを怒鳴っただろうと思った展示内容だ。直通電車に間に合う様17時前に帰路に就いた。

まったく気にしていなかったのに入場証のQRコード提示やアンケート協力だけでボールペン4本、コースター、テープ、文房具、ノート、サッシュをもらえた。意外と大企業の景況感は良いようだ。
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バンブーヤン
【アフィリエイト広告を利用しています】 2011年6月に副業のつもりでアフィリエイトを始めたものの自分の興味のまま書き散らかしてブランディングに失敗したブログです。毎日その時自分が気になったことを書いています。
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