12:00〜13:00 G607:フューレンコーディネート 小林貢氏/井上千岳氏
PIEGA Coax120.2を使い50年前ステレオレコード登場初期に収録されたテープ音源を再生していた。ヒスノイズは気になるもののスクラッチノイズが入らない分アナログレコードより聴きやすい。レンジは広くはないが音の芯がしっかりしていて十分演奏の熱さが伝わってくる。
13:00〜14:00 D502:トライオード 麻倉怜士氏
ハイエンドブランドJUNONE第一弾の完全モノラルバランス伝送真空管プリアンプを使い英国スペンドール社Classic SP100R2(税込価格806,400円/ペア)を鳴らしていた。「ドヴォルザーク:交響曲第9番 新世界より」のスケール感も出ており見た目以上に良く鳴っている。
麻倉先生が漏れ聞こえてきたビリー・ジョエルの楽曲に応える様にハイレゾ音源の「素顔のままで/ビリー・ジョエル」を演奏したので試聴客に受けていた。(笑)
14:00〜15:00 G504:アッカ 傅信幸氏
YGアコースティックスHailey(税込247.5万円)を鳴らしていた。傅氏はスイス・ジュネーブの物価の高さはマクドナルドのアルバイトの時給が2500円からも明らかでスイス製のオーディオ製品が高いのは仕方ないと話していた。14:25頃地震があり、立っていても気づくほど揺れてちょっと驚いた。(汗)
15:00〜16:00 G605:ディナウディオ・ジャパン 小林貢氏
Excite X34 (336,000円/ペア)を試聴した。小林氏はこのコンポーネントシステムは総額80万円ほどでこのショウに出品されている製品の中では安い方だが、これは大量生産によるコスト削減の賜物と説明した。同じマスターから作られた市販CDとダイレクトCD-Rの比較試聴ではしっかりCD-Rの音の鮮度の高さを鳴らし分けていた。
16:00〜17:00 G409:ゼファン ケン・ケスラー氏
アナログプレーヤーAir Force Oneを使いアナログ盤を聴いていった。ケスラー氏の講演終了後特別に「悲しい酒/美空ひばり」のラッカー盤再生を行ったが、オールアナログでも細心の注意を払い収録プレスされた音源の高音質さには驚かされた。今日聴いた音源の中で一番印象に残った。
17:00〜18:00 G405:ナスペック 小林貢氏/井上千岳氏
ソースはアナログレコードでVienna Acoustics (ウィーン アコースティクス)のBeethoven Baby Grand Symphony Edition(31.5万円/台)とKLIMT THE MUSIC(税抜147万円/台)を試聴した。知人のレコーディングエンジニアから最近のハードディスクレコーディングでは編集が簡単になったこと、新人チェロ奏者のデビューアルバムでは600か所以上の修正を行ったことを聞いたと話してくれた。
18:00〜19:00 G410:ロッキーインターナショナル 和田博巳氏
アキュフェーズシステム一式でQUAD ESL 2812(税抜95万円/台)、フォーカル スカラ ユートピア(税抜170万円/台)、グランデ・ユートピアEMを鳴らして行った。和田氏はESL 2812の使いこなしとして床置きではなく耳の高さまで上げて、その台の下にモノラルパワーアンプを置き最短スピーカーコードを繋ぐことを勧めた。
行きの電車に座って「あと3駅」と確認しながらふと気づいたら何時の間にか乗り過ごしていたり、試聴で運良く座れたら良い音が子守唄になるのか何時の間にか気を失っていたりとちょっとお疲れの様だ。それでも明日は今日行けなかったメーカーを聴いて回ることにしよう。
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