まずフォーラム中庭で開催されている「音楽ソフト蔵出し限定市」を10分ほど覗いてみた。限定盤で既に通販では手に入らない掘り出し物がないか期待したが見つけられなかった。
12:00〜13:00 G602:エソテリック 傅信幸氏
グランディオーソP1/D1/M1によるTANNOY Canterbury GR (税抜290万円)とavantgarde trio Ω G2 classico(税抜660万円)の試聴を行っていた。Grandiosoシリーズはステレオサウンドのグランプリ「ゴールデンサウンド」を受賞したとのこと。
G2はホーンの指向性が良い為各ユニットの位置が明確に分かり楽器の位置が不自然なのが面白い。日本では15台ほど納品しているそうで確かにレンジが広く音離れの良いのは魅力的だ。
13:00〜14:00 G604:リン 山之内正氏
KLIMAX EXAKT DSM + KLIMAX EXAKT 350 (税込840万円)のEXAKT システムの試聴を行っていた。イグザクトシステムの特徴である「デジタルクロスオーバー」はONKYO「デジタル・プロセッシング・クロスオーバー・ネットワーク」、「ドライブユニット毎の特性補正」はパイオニアの「フルバンド・フェイズコントロール」、「部屋の特性に最適化」はパイオニアの「Advanced MCACC」と既存技術は既にあり目新しさは感じられない。自社製品内しか接続出来ないハード規格を採用したことが一番の特徴だろう。(苦笑)
14:00〜15:00 G503:フォスター電機 三浦孝仁氏
FOSTEX G2000とG2000aの比較試聴を行った。G2000aはステレオサウンドのグランプリを受賞したそうだ。同一楽曲を聴いたがG2000aになるとボーカルが澄み力強くなったようだ。さすがにミッドレンジが改良されるとかなり音質が向上する。
15:00〜16:00 G502:エレクトリ 三浦孝仁氏
MAGICO Q7の試聴を行っていた。税抜2300万円、重量340kgというフラグシップモデルだ。ステレオサウンドのグランプリ「ゴールデンサウンド」を受賞したそうだ。三浦氏はこの9月にKRELL LAT-1000に代えてQ3を導入したそうで、このスピーカーのデザインは黒のトールボーイと似ているので奥さんは多分買い替えたことに気付いていないと笑っていた。
16:00〜17:00 G610:太陽インターナショナル 三浦孝仁氏
dCS Vivaldi Transport(税抜427万円)+dCS Vivaldi DAC(税抜355万円)+dCS Vivaldi Upsampler(税抜221万円)+dCS Vivaldi Clock(税抜174万円)の視聴を行っていた。
ツィーターのデザインを見て使用しているスピーカーはエラックだと思っていたらADAM COLUMN MK3(110万円)とのこと。エラックにいた技術者が開発したそうだからX-ART(エックスアート)ドライバーとJET Vドライバーが似ている筈だ。高音に艶があり魅力的な音のスピーカーだ。
17:00〜18:00 G401:TADL アンドリュー・ジョーンズ氏
DA1000によるハイレゾ音源の視聴を行っていた。平野至洋代表取締役がD1000とDA1000のDACの音質は同一であること、世界一流のピアノ調律師の精度は10のマイナス2乗位なのでクロック精度はほどほど良ければ問題なく、ジッターによる音信号の横ずれを無くして”純度”を高めることが大切と力説していた。
18:00〜19:00 G402:ハーマンインターナショナル 傅信幸氏
JBL Project EVEREST DD67000の試聴を行っていた。傅氏が聞いた話として、日本にはパラゴンが800セットあると言っていた。B&Wでも社員数は600人ほどだが、JBLは数千人単位で工場には社員食堂や診療所もあるそうだ。工場見学時に体調を崩しそこで薬をもらったのが自慢だと語った。(笑)
どこも混んでいて座れず7時間立ち試聴でさすがに疲れてしまった。それでも明日は今日行けなかったメーカーを聴いて回ることにしよう。
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