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2013年02月15日

HiVi 2013 3月号「THE対決 20 BATTLES はAV機器の天下一武闘会?」

昨日2/14(木)帰宅したところポストの中に厚い封筒が届いていた。封筒は(株)ステレオサウンドからの第三種郵便物で中身はHiVi3月号だった。今日行き帰りの電車内で読んで私的に興味深かった記事は以下の通り。

P10:AVの過去、現在、未来を語る
 潮晴男氏、山本浩司氏が寄稿している。ビデオのハイファイ音声搭載を山本氏が取り上げている。私にとって最初のAV機器がβ Hi-Fiだけにやっと話題にしてくれたと言う思いだ。”90年代半ばまでのあのAVファンの熱気はどこへ行ってしまったのだろう”と書いているのは同じ想いだ。

「繰り返して観たい、手元に置いておきたい映像作品がある。」

その夢を叶えてくれたホームビデオの登場から「もっと大画面で、もっと高画質で、もっと高音質で」という欲求に突き動かされてきた記憶があるが、今やいつでもどこでも簡単にそこそこの画質と音質で映像作品を観ることが出来る。そこに渇望感がないから欲望も起こらず冷めた草食系消費者ばかりになる。そんなことを考えさせられる内容だった。

P14:CESから始まる、高画質ディスプレイワールド第二章
 東芝が4K対応BDプレーヤーを検討しているとのインタビューが掲載されている。2K/12bit伝送でCEVO 4Kエンジンを最大限に生かせるようにしたいとのことだ。

ソニー・ピクチャーズでは「Mastered in 4K」BD-ROMをリリースすると言う。XVYCC再生に対応しているBDプレーヤーと色再現範囲拡大の新技術トリルミナス・ディスプレイ技術を搭載したソニーの新ディスプレイの組み合わせで色信号拡大の恩恵が得られると言う。4KマスタリングフルHD収録という仕様はDVDにHi-Bit Editionというシリーズがあったことを思い出させる。BDソフトの価格維持も目的の一つなのだろう。

P46:Hot Flash
 マランツNA-11S1とパナソニックDMR-BXT3000を取り上げている。NA-11S1は機能紹介だけで試聴していないので続報に期待だ。

P54:THE対決 20 BATTLES
 ライバルモデルを対決させてはっきりと勝敗を決めている。どの機能に重点を置くかで結果は変わりそうな気もするが、意外と珍しい企画で読んでいてなかなか楽しい。

バトル1のSC-LX86 vs AVR-4520 vs TX-NR5010、2のBDP-103 vs BDP-105、6のBDZ-EX3000 vs DBT-3313UD vs BDP-95、10のEH-TW8100W vs VPL-HW50ES vs LVP-HC8000Dまで興味深いに組み合わせが目白押しだ。デノンDBT-3313UDのBDローディング時間がオッポより速いとの結果に驚いた。

バトル11のBS192 vs LS50、16のDSX1000 vs AKURATE DS/K、18のiPhone5 vs iPod touch vs ウォークマンNW-F807、19のSHM-SACD vs 100%PureLP vsハイレゾファイル、番外編のDMR-BZT9300 vs BDZ-EX3000まで個性的な勝負が続く。(笑)

Vsv39:録っても極楽 19:麻倉怜士
 DMR-BXT3000に関して”改良モデルという雰囲気””革命的な仕掛けが欲しい””もっと効果的な「新番組発見戦術」はないものか”と手厳しい。開発陣のインタビュー記事を読むと色々と技術的な制約を解消して使い易くしていることが分かるだけに今後の展開にご期待下さいだろう。

1/1(火)生中継Eテレ「ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート」は”BSデジタルで生中継すべきだ”と一言コメント。地デジアンテナ線が切られた我が家では1/4(金)BSプレミアムの再放送を楽しんだので文句なし。”解説が陳腐”であっても分割して第一部36分と第二部1時間32分に埋め草として23分間の解説を入れてBD-RE25GB1枚に収めたので大満足だ。一応15分と12分の解説も他のBD-REの余り部分に埋め草として焼いて残してある。(笑)

1/19(土)と1/25(金)の記事で取り上げた「マリス・ヤンソンス指揮&バイエルン放送響 ベートーベン交響曲全曲演奏会」の収録を取材したのでBD-ROM発売時にリポートするとのこと。やはりボックスになってしまうのだろうか。私的には第5,6,7,9番をハイレゾ音声で聴いてみたいので単品も欲しいところだ。BOXは3枚組+アンコール2曲収録のボーナスBD付きという構成を予想しているがさてどんな商品になるのだろう。

付録のUSBケーブル WIREWORLD ULTRAVIOLET Series7 は実測23.7cmと今までの中で一番長くフラットケーブルは薄くて柔らかいので扱い易そうだ。紫の被膜が映える。比較試聴は長い休みが取れたら行いたいと思う。




【関連リンク】

『「全録は究極の簡単」。パナソニック全録DIGAの狙い』
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/20130214_587501.html
posted by バンブーヤン at 23:53| AV雑誌
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