キャスターが出演者へ「アニメで活躍するヒーローは?」と質問したところ、「ひみつのアッコちゃん、パーマン、孫悟空」といった答えが返って来て「年代によりスーパーマンやキン肉マンと答える人もいるでしょう。」と特集が始まった。
『劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-』初日イベントのリハーサル風景から『タイガー&バニー』というアニメ作品についての説明があった。バンダイビジュアルのプロデューサーは「企業と一緒に、働く人に共感してもらえるアニメを作ろうとした。」と語る。ブルーローズ、ロックバイソン、ドラゴンキッドのスーツに実在の企業ロゴが入っていることを見せ、ヒーローがサラリーマンという現実的な設定で「ターゲットの20-30歳台の働く人達の人気を獲得してネット上でも話題となった。」と説明した。
劇場版からスポンサーに付いたドミノピザでは作業効率化の為ネット注文を増すようSNSを活用する販促活動を行っている。注文のおよそ半分がネットからだが、『タイバニ』グッズセットを販売したところセット販売の8-9割がネットからの注文となった。上野店では最高で1割がセット注文になり売上が1-2割アップしたと言う。ファイヤーエンブレムはオネェキャラなのでSNSでクチコミしやすいと考え選択して成功だったと語った。
広告料金は胸といった目立つ場所や登場回数により変わるという。コメンテーターは「プロダクト・プレイスメントは以前から行われていたがアニメはストーリーが作り込めるので認知度向上が見込まれる新しい戦略だ。」と締めくくった。
関東ではTOKYO MXで放送されたのにテレビ東京が取材するとは珍しい。バーナビー・ブルックスJr.がスーツ左腕のCrusadeのロゴも見せようとしたらキャスターがワイルドタイガーの方を説明し始めた、といったシーンがSNSの話題になったことだろう。(笑)
キャスターが「飛ぶキャラでロゴを見せだけの見切るヒーローまでいる。」と語ったことで「見切るキャラは折紙サイクロンで飛びません!」「空を飛ぶキャラはスカイハイだけど活躍します!」とファンからの訂正コメントがWBSのフェイスブックやLINE公式ページに幾つも書き込まれたと想像するだけで楽しめる。(笑)
牛角がバイソンメニューを公募したという話は聞いたことがあるので、スポンサーでキャラを活用したのはドミノピザが二番手だろう。成功例としてレポートされていたが、ファイヤーエンブレムを選んだのはピザを焼く炎繋がりではなくキャラの話題性とは予想外だった。(笑)
こうなると主人公の胸に広告を出している”SoftBank”の広告費は幾らなのか。ファイヤーエンブレムの”FMV”がスポンサーを降りたくらいの結構な額と想像出来るのにまったくキャラを活用していないというのは凄いと感心してしまう。
劇場版第2作も予定されており「女性ファン多い」というのは実感しているだけに、これからも注目度の高いアニメだ。
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