先日会社に電気保安株式会社の営業の川崎さんから電話があった。「東京電力と低圧電力契約を結んでいるのであればその内容を見直すことで電気料金削減が可能です」と説明する。
[電気ご使用量のお知らせ]を見てその[使用量]と[請求予定金額]を教えて欲しいと言うので書類を出し教えたところ「安くなる可能性があるので明日契約書を持って伺います」と言う。
「契約書に代表印をもらうには2、3日掛かります」と答えたら「明日10時に伺いますが、その前にご確認のお電話を入れます」と言われたので会う約束をして電話を切った。
大手電気通信事業者販売代理店が掛けてくる「電話料金がお安くなります」といった誤解を招き易いセールストークのこともあるのですぐに”電気保安株式会社”について検索してみた。すると該当する会社のホームページが無い。そしてこの会社名を語る詐欺まがいの売込みがあったという記事をいくつも見つけた。
この中で「相手の住所を尋ねる」「電話番号を尋ねる」といった方法で撃退したと言う体験談があったので、「ホームページが無いこと」と合わせてこの3点を聞いてみようと明日の電話を楽しみに待っていた。
翌日電話は掛かってこず約束を完全にすっぽかされた。(爆)
客とのアポイントを連絡も無く反故にする営業がいる時点でまともな会社とは思えないが、未だに何の連絡も無いのでネットの情報通り詐欺の電話と判断せざるを得ない。
電気保安協会という確かに存在する会社と誤解し易い会社名を名乗っている点と、ちょうどオウム真理教元信者高橋克也容疑者が川崎市内に潜伏と言うニュースが世間を騒がせていた時期に”川崎”と名乗っている点が巧妙だと変に感心してしまった。(苦笑)
節電と電気料金値上げが注目されている今だからこそこんな電話が掛かってくるのだろう。「おいしい話」には今後も注意して応対したい。
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