1分以上ボリュームを低くして様子を見て、問題ないと分かったら22dBまで音量を上げてじっくりと聴いてみた。録音時の雰囲気まで感じられるような気がするほど情報量が多く、音ひとつひとつの余韻が美しい。ドラムやシンバルが叩かれた時の音の生々しさにドキッとする。
今回はテストということでHDMI端子接続、ハイクラリティサウンドは初期設定のまま、USBパワーコンディショナーも使わずに聴いてみた。これでも十分高音質で楽しめたが、まだ上を狙えそうだ。ハイクラリティサウンドの設定を見ようとしたら予約録画中は「初期設定」アイコンを選ぶことが出来ない。これがレコーダーの悲しいところだ。(苦笑)
BZT9600はハイレゾ対応ネットワークオーディオプレーヤーとしても使えることを特徴の1つにしているが、もともとブルーレイの音声仕様はハイレゾだし、BDレコーダーのDLNA(Digital Living Network Alliance)対応は珍しい機能ではない。この機能追加に大きな開発費が必要とは考えられないのだから、ディーガの下位モデルもハイレゾオーディオに対応してしまえば良いのにと思える程手軽に良い音が楽しめる。
DLNAオーディオ機能を使うとクイックスタート「入」になってしまう点と、再生にはテレビが必要なのが省エネ派には気になる。特に音楽再生に映像機器が必要なのはピュアオーディオ派に敬遠されることだろう。
昨日「かんたんネットワーク設定」に従って設定して行ったところ「DIGA remote」を勧められたのでiPhone 4sにインストールしてみた。スマホがディーガのリモコンになり、録画一覧を見たり、予約確認を見たり、チャンネルの変更が出来る。ミモーラとの連携も可能だが、残念なことに「お部屋ジャンプリンク」機能に対応していない。
スマホでDLNAオーディオ機能が使えればモニターは不要となる。是非ともバージョンアップで対応して欲しい。
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