8回予定の「HOME THEATER JAPAN 2014 SUMMER」詳細レポートの第5回目は「14/06/29(日) 13:30〜14:20 ROOM6:AVAC オーディオファンにおくる、2chシアターのススメ 麻倉怜士氏」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
使用機材はスピーカーQUAD ESL2912、プリアンプQUAD QC-twenty four、パワーアンプ2-forty、BDプレーヤーBDP-105DJP、プロジェクターはソニーVPL-VW1100ESだ。
試聴曲は以下の通り。
1)SACD「夜想〜ショパンの世界/河村尚子デビュー」より6. ワルツ 第2番 変イ長調 Op.34-1「華麗なる円舞曲」
2)BD「シューマン : 交響曲全集/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」より交響曲 第1番 変ロ長調 作品38 「春」
3)シャブリエ:狂詩曲「スペイン」〜シャブリエ管弦楽曲集より6. 狂詩曲≪スペイン≫
4)「プッチーニ:歌劇≪ラ・ボエーム≫」より
5)「Kisses on the Bottom/ポール・マッカートニー」より「1.I'm Gonna Sit Right Down and Write Myself a Letter」
麻倉先生はQUAD ESL2912を鳴らすにあたって最適なアンプを検討したところ、ありきたりな組み合わせだがオール・クオードになったと説明した。静電形スピーカーの特徴である歪の少ないクリアな音を堪能した。特にボーカルを魅力的に聴かせてくれる。
視聴ディスクは以下の通り。
1)「ラスベガス万才」より「ビバ・ラスベガス」のシーン
2)「ウエスト・サイド物語」より「クインテット」のシーン
3)「ハンガリアン・ラプソディ〜クイーン・ライヴ・イン・ブダペスト’86」より「16. ボヘミアン・ラプソディ」
さすがに激しい戦闘シーンがあるハリウッド系アクション映画はコンデンサースピーカーには合わないと考えてのソフトの選択という気もするが、ミュージカルと音楽ライヴを観るなら2chステレオでも十分楽しめる。ただこれから先、サラウンドまで発展させようと思うと音質が似たサラウンドスピーカーの選定など色々と楽しい苦労が待っていそうだ。(笑)
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image