21回予定の「2013 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第7回目は「13/11/02(土) 14:00〜15:00 G503:フォスター電機 三浦孝仁氏」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
機材はFOSTEX G2000とG2000a、プリアンプ、パワーアンプ、SACDプレーヤーはアキュフェーズのフラグシップモデルとのこと。G2000のミッドレンジユニットを内部損失が大きいマグネシウム振動板(純度99.9%)に換装したモデルがG2000aと説明があった。G2000aはステレオサウンドのグランプリを受賞し、この13/11/05(火)から出荷されると言う。
フォスター電機の担当者が鉄、チタン、アルミ、マグネシウムの金属板を用意し、叩いてその音を聞かせてくれた。マグネシウム合金がほとんど鳴らないのは内部損失が大きいからとの話だ。チタンは固く澄んだ音、アルミは柔らかい音がした。
試聴曲は以下の7曲。
1) SACD「八神純子/(曲名失念)」
2)「中川晃教/(曲名失念)」
3) CD「ボザールトリオ/モーツァルト:P三重奏曲全集」より
4)SACD「角田健一ビッグバンド/BIG BAND SOUND ~甦るビッグバンドステージ~」より「6. ワーリー・バード」
5)CD「井筒香奈江/時のまにまに III ~ ひこうき雲 ~」より「4. しあわせ芝居」
6)SACD「金子三勇士(ピアノ)/ピアノ作品集」より「ノクターン 第20番 嬰ハ短調」
7)「(曲名失念)」(1986年収録パイプオルガン楽曲)
三浦氏は自宅ではOPPO BDP-105JPのDSDマルチチャンネル再生にGX100 Limitedを使っているとのこと。フォステクスのスピーカーは真面目で鳴らすのが難しいと感じていたが、G2000aで「時のまにまに III」を聴くとマスタリングに居合わせた時の音が蘇ると語った。三浦氏はG2000aを説明しながら他にマジコQ7やSONY SS-AR1/AR2も好きだと言うものだから驚かされてしまった。(冷汗)
FOSTEX G2000とG2000aの比較試聴で同一楽曲を聴いたがG2000aになるとヴォーカルが澄み力強くなったように聴こえる。さすがにミッドレンジが改良されるとかなり音数も増えて音質が向上するようだ。
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