使う文言であっても、プロのこだわりが
あったりします。
例えば扉を開ける事を開錠と言います。
無線で「〇〇棟、施設管理係△△さんに
よって開錠、スタッフカードにて確認」
などの文言がありますが」・・・
しかし上記の文言では不十分、と知人の
1号(施設)指導教育責任者は言います。
「開錠ではなく施錠解除だ」と。
関係者以外立ち入り禁止の施設は施錠されて
いる状態が当たり前。それをわざわざ開ける
必要性と資格を周知させる文言が必要。
施設警備の出入管理は、必要性と資格の
確認と教本に書いてあります。
これまで「施錠」されていた施設を業務上の
必要性で「解除」して入る施設管理係は
スタッフカード所持を確認している。
上記の情報を無線で簡潔に報告するのもスキル
です。逆に言えば警備員さんの力量は無線を
含めた報告に着目すると分かります。
ただ開けて入るのではない、というのがミソ。
これがプロの文言でしょう。
以前施設警備2級検定の事前講習に行った時に
講師の方が話されていた事ですが
巡回中、窓の解放を発見した。それを閉めた
だけではプロの仕事とは言えない。
外を含めた窓の周囲を点検して、侵入事案を
含めた異状がないかチェックするのがプロ。
異状を見つけるには、何があるべき状態かを
知っている必要があります。
これは巡回中、消火器が倒れていたのを発見
した時も同じです。消火器の外観点検に加え
、周囲の異状もチェックしなくてはならない。
こうして文言や、行動一つ一つにもプロとして
の警備ならではといった特徴がある訳です。
原点は警備教本にあります。検定受験の機会が
あれば勉強しますが、それ以外には新任・現任
教育くらいにしか勉強の機会がないのは危機。
幸い現場に前出の指導教育責任者がいれば、
OJTで学ぶ機会もありますが、数は少ない。
なので、最初警備業に就いた時の指導者が
警備を知らないと間違った知識で業務遂行
する事になってしまいます。これは本人に
とっても、業界にとっても損です。
警備に限らず多くの人間に触れ、これぞプロ
といった仕事をしている人にアクセスする事が、
経験値を上げるカギであるようです。
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