ギブアップのニュースが流れていましたが、
警備業界はそれを先取り?した姿かも。
警備員の質資向上、もっと教育して欲しい
というのがクライアント側の求める事の
最大公約数でしょう。
では、教育したら警備員は質資向上するの
でしょうか?
教育だけではない問題が横たわっていたの
です。全国CMを流す大手ならともかく、
地場警備会社は雇用が安定しません。
比較的安定した施設警備でも、入札に負ければ
仕事を失う不安が常に付きまといます。
交通誘導なら尚更です。
募集には正社員と謳っていても、日給月給
制の契約(非正規)社員が雇用の実態です。
GWや年末年始・2月など、勤務日数が少ない
と収入に直撃します。いわゆる非正規雇用の
弱点を包含した雇用実態です。
そんな環境で、勉強して進歩しろと言われても
するわけがない。下手をすると僕がカテゴリ
「施設警備3〜ブラック企業編」のB社で
されたように、やりがい搾取の標的になる。
警備員の質資向上を求めるなら、終身雇用とは
いかなくても、ある程度安心して働ける環境が
不可欠です。
上記B社では、実質1年単位の契約社員ながら
一方的に質資向上ばかり求めてきました。
地元では破格の時給でしたが、入札で敗北=
失業の不安が一年単位でやってきます。
加えて責任者は平隊員のミスを振られクビに
怯える日々。
そのきつさの延長に何があるのか、という事です。
給料が上がるのか?雇用が保証されるのか?
そういった担保なしで、馬車馬よろしく走らせよう
とは使う側も虫が良すぎ・・・
そんなB社の結末はこれまで書いた通りですが、
カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」D社
も会社然としながら、日雇いの延長待遇でした。
結論として、地場警備会社で終身雇用を期待して
入社する人間はまずいない。しかし質資向上を
期待するなら、ある程度の雇用を担保した
「安心感」がベースにないと逃げられます。
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