企業を探して呼び戻す」と言ってきたのです。
今からすればこの条件は絶対に飲むべきでは
ありませんでした。バブルがはじけて一気に
景気は悪くなる、先見性がなかったのも原因
でしょう。
結果論ですが、僕が入った会社は数年後、
大学への求人は途絶えています。東京でさえ
そうなのですから、田舎ならましていわんや。
担保なき取引を飲んだ僕が単純でした。
相手の社会人としてのレベルを見れば、
アテにならないと今なら即断するでしょう。
当時一人一社という旧態依然とした制度の
影響もありました。これは、一つの会社に
つき就職できるのは一人まで(同じ科で)。
故に、他の誰かが受けていると受けられません。
多くの企業に学生を送り込むのが目的のよう
ですが、求人のパイが少なくなれば破綻します。
僕らが卒業してバブルがはじけて以後、
上記の制度は廃止された模様。
話は脱線しましたが、弱い立場で飲む取引は
往々にしてロクな結果を生みません。
たとえ地元で就職した企業がブラックで
あっても、何らかの対処は可能だったはず。
東京という「アウェイ」に僕を放逐して後は
フェードアウト、この目論見に当時気づき
ませんでした。
転職活動にしても、東京から行うのはとても
労力やコストがかかり、非効率的です。
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