知人の警備員がクライアント側の
責任者に言われた言葉。
原因は色々あるようですが、どうも
警備員側の言葉使いに問題があった
らしい。
その知人は勤務態度は悪くなく、業務に
関する知識も詳しい。現場的には悪くない
能力です。
それなのに、こんな激しい言葉を浴びせ
られる背景は何だったのでしょうか?
どうも、上から目線の尊大な態度が目、
いや鼻についたようです。そして接する
お客へ余計な事もしゃべってしたらしい。
そこでクライアント側の責任者が鉄槌を
落とした。ただし実際に現場から排除は
されませんでした。
この、現場で活躍しているようでも問題が
ある隊員。上記の責任者が異動になり、また
以前通りの振る舞いに。
現場でなくてはならない隊員になったと、
思い込んだ人が陥りやすいトラップか。
僕そう思った時期がありました。その代償
として、態度が無意識に尊大になっていった
事に後から気づいたのです。
使う側としては誰だっていいのです。むしろ
問題を起こす警備員はごめんこうむりたい。
尊大な態度の延長には、トラブルが待って
います。誰だってトラブルを起こす警備員が
使い易い訳がないでしょう。
これを見越した警備員辞めろであれば、肯定
はできませんが、全く的はずれとも言えない。
この事案から見るに警備員からの脱出をし、
新天地を目指すのならば、謙虚さは必須だと
思います。
上には上がいる。自分はまだまだだ。
一現場を仕切ったくらいで、お山の大将
になってはいけない。
ちなみに、同じ現場で働いていたベテラン
隊員によると、上記の警備員のレベルは
まだまだ低い評価。
交通・施設の2級を持っているけれど、
言葉使いが悪い。厳しく言えば知識は
あっても教養がないということでしょうか。
そのベテラン隊員は70歳になっても、
準大手警備会社に転職して活躍しています。
警備業界に限っても、まだまだ一流ではない。
ただ一流でなくても、警備以外の業界への
転職は必ずしも不可能ではありません。
警備で得たものをはっきりアウトプットする
ことができれば、それなりに評価されます。
その際一緒に見られ重要なのが、社会人と
しての度量、すなわち謙虚さといったところ。
一現場を仕切り自信を付け、意気揚々として
面接に臨んだものの、手ごたえが芳しくない
ならば、上記を点検する必要があるのでは。
特に僕みたいに警備に類似した仕事へ転職を
志す人には要注意です。
仕事の内容が警備に近い感覚で臨んでしまう。
これまで積み上げて来た知識は参考程度に、
新たな知識を積み上げなければならない。
仕事上の関連性はあっても、仕事の進め方や
それを管理する人間、すなわちコミュニティは
全く別のものなのです。
それでは、知識や経験といった職務上の能力
とは別の、社会人としてのセンスを高める
にはどうすればよいのか、明日に続きます。
ムームードメイン
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