今日はお天気良さそうですねw
さて、先日記事にした、以下の件ですw
農業委員会からの正式回答が来た!
当方が群馬県に抑えている、約6000uの高圧24円案件ですが、第一種農地という事で、農転についてはかなり戦況が悪い状況です。ということで、ソーラーシェアリングについて、本気で検討せざるを得ない状況になっていて、イロイロ調べて、造詣は多少深まったんですが、、、
難易度高けぇ〜!
というのが、取り急ぎ率直な感想となりますw
実際どの辺が難易度高そうなんでしょうか。
当方の独断と偏見ですが、整理してみたいと思いますw
まずは、ソーラーシェアリングを遂行するにあたり、前提事項として、農地の上にパネルと架台を設置するという事で、農業委員会が大切に維持してきた、目に入れても痛くない虎の子の農地に、
支柱をグサグサとぶっ刺すw
という行為が必要になります。当然ですねw
コノ、農地を串刺しにするという行為自体に、”農転が必要になる”という、どうやらそういう事のようです。
コレは一時転用という形式の様で、第一種農地でも許可は可能なんですが、以下の様な要件がございますw
@支柱は簡易的で容易に撤去できること
A営農の適切な継続が確保できること
B農地の単収が同地域における平均と比較して8割以上となること
C支柱の高さ・間隔等からみて農作業に必要な機械を利用できる空間あること
D農地で生産された農作物の品質に著しい劣化がみられないこと
うーん、特にBがキッツイですねぇ
しかも、一時転用の期間は3年。3年おきに農業の進捗状況を報告する必要があり、Bが達成できない場合は、、、、
設備の撤去を命じられる
ことになるそうですw
何じゃこりゃ?
うーむ、ここまでくると、何て言うんでしょうか、「お?にーちゃんどこのモンや?ワシのシマでシノギするからにはちゃんと見返り払わんかい!!コラぁー!!」的な、いわゆる反社会勢力の皆さんが良くやって来た(やっている?)行為にクリソツな感じですねwwwww
FITは20年なので、最低6回は
コレ、事業リスクめちゃくちゃ高くね??
ただ、その3年という報告期間を10年にできる特例がどうやら農水省から施行さているようで、10年の一時転用許可が認められるのは、従来からの要件に加え、以下の3条件のいずれかを満たした場合だそうです。
@担い手が所有している農地または利用権等を設定している農地で、当該担い手が下部農地で営農を行う場合。
A農用地区域内を含め荒廃農地を活用する場合。
B農用地区域以外の第2種農地または第3種農地を活用する場合。
なるほどなるほど。当方の土地については、AとBは該当しないので、@が必須になります。つまり、
地主が自分で農業をすべし
という事になりますね。
うーん、農地を手放したいと思っている、手放すしかない状況の地主さんのご老体に鞭打って、これから20年間も農業をやってもらうって、現実的じゃないですねぇ
ということで、整理すると、地主と農営者と発電家という3つの切り口で色々なパターンがあるような気がしてきました。
@アントレが農営農家になって、地主さんから農地を買って、農業と売電の収入を得る。
A地主さんに農営をしてもらって、アントレが売電収入を得る。
B地主さんの土地を他の農家に買ってもらって、農家は農業収入、アントレは買電収入を得る。
C農業法人を作って、何が何だかわからない感じで、グチャグチャに進めてしまうw
まず、@ですが、コレはアントレが
ただ、いずれにしてもリスクが高い。Bは農家さんが「やっぱめんどくさいから農家やーめた!東京で起業でもしちゃおっかなぁ〜♪」とか、20年間の中で気が変わってしまったらアウトです。Cもいつどこで
ということで、今日の考察はここまでとしたいと思います。
やっぱり、イロイロ大変ですね、ソーラーシェアリングってw
ソロソロ、当方の必殺技、最後の切り札、権利売り、を真面目に考え始めないとイケないかも、ですw
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※編集後記※
明日は第2回全国セミナーツアーin神奈川という事で、横浜での開催となります!参加者の皆さん、よろしくお願いします〜!
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勇気をもらった気がします(笑)。お互い頑張りましょう〜!
御無沙汰しています。
第1種農地は、農転が厳しいですよね。
小生も多数の土地に権利を付けていますが、第1種農地が多く、大変です。
手段は、いくつかあります。
@地元の土地家屋調査士さんに依頼する。
A該当の土地の近くで事業をしている方に声掛し、事業用の資材置き場(雑種地)にする。
B移動可能な家を建てる。おそらくアントレさんは、農地を所有出来ないでしょうから
権利者(所有者)に家を建て頂き、それを次々と移設して、順繰りと農地から宅地に
変更し、家を退かした部分は、パネル設置して雑種地とする。
※小生は、2〜3か所程度(第1種農地)を農転し、太陽光を設置致します。
やっとですが、農転・地目変更(法務局)・権利者変更(所有者変更)
・埋蔵文化財包蔵地(確認のみ)・造成と行き着いた場所が1か所出来上がりました。
敷地境界の杭打ち・造成・フェンス設置が終わる頃にはFIT14円単価のモジュールなどが
世に出てくる6月ごろになるので、そこでパネル工事会社と契約し(連携時期にもよるが)
今年中には送電出来る見込みとなりました。
ワクワクしております。
お互いに第1種農地では苦労しますが、頑張りましょう!!!
ソーラーシェアリングも面倒くさいですが、実際の対処事例として以下のようなものがあります。
1 敢えて荒廃農地化して10年特例にする。(1年間放ったらかしにすると芦や草が生え荒廃農地認定される自治体が多いです。ただし、なんであいつは農地を荒らしてるんだという周りの目、プレッシャーを地権者さんが嫌がるかもしれません。地権者さんが高齢で、耕作したくても耕作出来ないという事実があれば荒廃農地認定されやすいです。
2 反収8割要件ですが、もともとの田畑の反当たりの収入は大したことないので、やりよう・可能性はあります。実例として、パネルの日陰で榊を植えているケースがあります。榊は日陰で十分育ち、神事で使用する割には中国産だらけなので国産は高値で取り引きされています。
でもまあ、農業委員会面倒くさいですよね!