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2015年04月04日

肉汁たっぷりの蒸し餃子「マンティ」のレシピ

今回紹介するウズベキスタン料理はマンティ。お正月にカルシにあるウズベク人の友達の実家に行った時、友達のお母さんがマンティを作るのが得意だと聞いて、作り方を教わった。マンティとはいわゆる蒸し餃子のこと。おそらく中国起源の料理だろう。


マンティ_ウズベキスタン料理.JPG
マンティ

カルシの家には、両親と4人の娘に、近所の女の子、それに私がいたので、8人分のマンティを作らなければならなかった。でも、ウズベキスタンでは女の子は母親の手伝いをするのが当たり前なので、父親以外は台所に皆集まって、一緒にマンティ作りをした。一番下の娘はまだ8歳なのに、えらいなぁと思ったが、手伝いと言っても、台所にテレビとふかふかのクッションがあるので、台所が言わばリビングルームのような機能も果たしていて、小さい子供はテレビを見ながら、ほんのちょっとだけお手伝いをしていた。


ウズベキスタン料理.JPG

うちの猫のミーシャは横で邪魔してばかり。ウズベク人の子供を見習ってほしい。


猫.JPG

それでは、カルシで撮った写真で、マンティの作り方を紹介しよう。












マンティの材料 4人分




マンティの皮

  • 強力粉 250g
  • 水 80ml

マンティの具

  • 牛肉又は羊肉 250g
  • たまねぎ 1個
  • 塩 少さじ1杯
  • コリアンダー 小さじ1杯

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先週ユーラシア協会が主催するタジキスタン料理教室に参加してマンティを作ったのだが、その時にはマンティの肉に塩、クミン、こしょうを入れ、さらに牛乳も加えていた。牛乳も入れるとおいしくなるらしい。




マンティの作り方




マンティの具の準備


  1. @ 肉を細かく切る。たまねぎは薄くスライスにする。
  2. A 塩、コリアンダーで味付けをする。

蒸し餃子_マンティの作り方_1.JPG

マンティの皮の作り方


  1. @ 強力粉と水を混ぜ合わせて、よくこねる。
  2. A 打ち粉をして生地を薄く円くのばす。

  3. 蒸し餃子_マンティの作り方_2.JPG

    薄さの目安はこのくらい!生地を手で持ち、手が透けて見えたらOK。生地が硬くてのばしにくいかもしれないが、頑張ろう。


    タジキスタン料理教室では、初心者でも生地がのばしやすいように柔らかい生地を使った。薄力粉に卵と水、塩を加え、何度も生地を寝かせると、柔らかくてのばしやすい生地を作ることが出来る。それでも、生地をうまくのばせず、タジキスタン大使の妻からNGと判定される日本人が続出した。自分もやり直しって言われるのではとドキドキしたが、なんとかOKをもらった。ウズベキスタンで鍛えた成果だろう。


  4. B 生地を屏風上に折りたたみ、8〜10cm程度にカットする。

  5. 蒸し餃子_マンティの作り方_3.JPG

  6. C 生地を広げて、重ねる。正方形になるように再び8〜10cm程度に生地をカットする。

蒸し餃子_マンティの作り方_4.JPG蒸し餃子_マンティの作り方_5.JPG

これでマンティの皮は完成。


マンティの包み方・仕上げ


  1. @ マンティの皮に具をのせ、写真のように赤い点同士をくっつけて包む。
  2. マンティの包み方.JPG

  3. A 蒸し器にマンティを入れ、30〜40分程度蒸したら出来上がり。

蒸し餃子_マンティの作り方_6.JPG

ウズベキスタンの蒸し器は日本と違って、何段も重ねることができる優れもの。これ日本で売れるんじゃないかなって思う。マンティは蒸す前であれば、冷凍保存ができる。


蒸し餃子_マンティ.JPG

こちらが完成したマンティ。マンティは薄い生地の中に肉汁がたっぷり入っているので、肉汁がこぼれないように一口で食べよう。肉のうまみがジュワっと口一杯に広がる感じがたまらない。先週紹介した塩ヨーグルトをたっぷりつけて召し上がれ。PDF版レシピの印刷は下のボタンをクリック↓


マンティのレシピ

タジキスタン料理教室では、スメタナ(サワークリームの一種)にディルや刻んだにんにくを入れてソースにした。これもなかなかおいしかった。もちろん酢醤油にも合うと思う。こちらはおすすめのサワークリーム↓


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包み方はこのやり方だけではなく、色々な包み方があるし、サイズも大きいものから小さいものまである。ウズベキスタンに行ったら、色んなマンティを食べてみてはいかがだろうか。










【関連記事】
マンティのソースにはこれ!↓
ダイエットに効果あり?塩ヨーグルトの作り方

【リンク】
タシケント郊外にあるドゥンガン料理レストランのマンティは肉まんに似ているらしい!
中央アジアと中華の間? ドゥンガン料理

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Asalhon(アサルホン) 日本人。 学生時代にウズベキスタンを旅行し、その料理に魅了されたのをきっかけにウズベク料理のブログを始める。 Facebookグループ「中央アジアの料理が好きじゃー!」の管理人。
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