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C. labiata rosada 'Rose de Oregon'×self

C. labiata rosada('Rose de Oregon'×self)(カトレア ラビアタ ロザーダ('ローズ デ オレゴン'×セルフ)が咲きました。
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 昨年、なんとなく直感で「ちょww、よさげ!キタコレ!」だったので、ペタル幅とリップのボリュームアップきぼんぬしたところ、フラグ立ちました!

5弁にフラメアのような曖昧な色がファァ−−ッ!!てなって、完全に私の頭の中で草生えました。

株の状態から、おそらくもう少しレベルアップできるポテンシャルを持っているはず、、、、


 写真だと、この繊細な色彩がちょっと伝わりにくいです(私の表現力の問題?)。

こんなに美しいラビアタ、てかモーレツに私好みの花、久々に出会いました!




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 今回は、シース内の蕾がちょっと大きくなり始めた時、水切れさせるのが怖かったので、室内の窓際に置いて咲かせました。

昨年、直射に当てて咲かせた時はもうちょっと色素が出て、日陰で咲かせた時は、semialba splashのような感じに咲きました。

いずれの花色も好きだし、色々楽しめて嬉しいのですが、咲きムラというか、咲かせムラというか、、、、もう数年経過を見てみようと思います。

(昨年の花)
(1輪目と2輪目で花色が異なり、これも私好みでした)
(昨年の全体像)



 鉢は最小限で攻めているのですが、ミズゴケ植えだった根が馴染めず結構傷んでいるように見えます、、、、

そして、新しい根も十分に張れず、株をきちんと作ることができませんでした、トホホ、、、

今の状態でも、昨年の状態でも、私にとっては十分過ぎるくらい好きな花なのですが、まだまだ満作とは言えないので、マックスの状態の花を早く見てみたいです。



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 バック側のバルブや葉を見るとまだまだイケそうなので、バック側にも生きている根がいくらかあるのかもしれません。

次は鉢増しで攻めるか、思い切って株を小さくして攻めるかちょっと悩みどころです。

鉢から抜いて、根の状態をより丁寧に観察してから総合的に判断し、今後の栽培計画を立てていきたいと思います。


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 この花も、以前紹介した'Icarus'も、’Perola Rubra’に対する強い憧れを抱いている最中に出会った花です。

 10月からすでに1ヵ月以上、ほとんど傷むことなくずっと咲いています。

株を弱らせるので、早く切ってあげないといけないのですが、好き過ぎて、好き過ぎて、好き過ぎて、、、、息をするその度、また好きになる、終わらないリフレインなのであります。

やっぱり何回も見ては、またニターッてなります(笑)






2014晩秋の栽培環境

 いきなりですが、今日は最近の我が家の栽培場へご招待です。

何故なら〜、ヒマだから!


 こちらが私がいつも見ている景色。

茨城は昨日今日と天気が良く、日中は穏やかな陽気です(でも日陰は寒いです)。

特筆すべきことはありませんが、この時期でも日中は外に出しています。

メリットは光合成と、風に当てられること。

潅水は夕方に行いますが、日中のこの風で前日にあげた分が乾くように計算しています。

気温が低いので直射で栽培しています。

日に日に株がしまっているように感じます。



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 今年から、パフィオの置き場所はここで試しています。

パフィオって思っていた以上に光が好きなんですね、、、

1〜2時間、斜めから朝日が入ります。

下の方や室内に置いていた時に比べて、風も程よく当たるので、ここに置くようにしてからすごく調子が良くなりました。



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 こちらはカトレア。

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 ちょっと弱っている株は後列に置いて強い光に当て過ぎないように気を付けています。

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 このエリアは南西向きで、夕方西日が入ります。

シンビやノビルは春からずっとあそこで、日除けとしても活躍しています。

どういう訳か、このエリアの生育は結構良いです。

その他の蘭をたくさん置いています。



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 こっちサイドに置いているその他の蘭は、あまり調子がよくありません。

ていうか、暗過ぎですね(笑)

スペースが限られていると、どうしてもこういう場所も出来てしまうので、この暗い環境でも上手く栽培できる蘭を現在探しています。


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 こちらは室内の窓辺。

蕾がついている株等は、寒さに当て過ぎたり、うっかり水切れさせてシケさせないよう、ここに置いています。



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 ファレノプシスやジュエルはここ。

衣装ケース内で高湿度環境を作り出しています。

夜はこのままホットカーペットの上に置いて、さらに高温・高湿度にしています。調子良く育ちますが、たまにチェックや水遣りを忘れて弱らせることもあります(笑)


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 植え替え直後のルデとか。

育成灯を活用しています。

温かい日はそろそろ外に出して、光と風に当ててあげたいです。



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 日本のジュエルはまだ夜もここで頑張っています。

ちょっと大きくなったので、取り込むのが面倒という、ヒドイ理由のためです(笑)



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 今年も夜はこんな感じ。

なんて言えばいいんでしょう、夜が来る度に、盆と正月がいっぺんに来た!みたいな。



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 ノドサが頑張ってまだ咲き続けています。

新しいのが咲いては散って、また新しいのが咲いて、、、、

もう、いつ頃から咲き続けていたのか、忘れてしまいました、、、

見かける度に「お、今日も咲いてるな」、と嬉しくなります。


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 そういう訳で、今日も平和な1日なのでした!



Epi.porpax

Epi.porpax(エピデンドラム ポーパックス)が咲きました。
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 小さい株で、小さい花で、小さい2号鉢から栽培しました。

少しずつマルマルモリモリした株に育てました。

このツルツルテカテカとした質感と、明日も晴れるかな〜(てかそろそろ霜かな〜)という感じが好きです。


 そういう訳で、最近ふとyou tubeみてたら、マルモリの2人が随分大きくなってて、時間の流れの早さに不意打ちショックを受けました。

まえだまえだもてじなーにゃも子ども店長も、ふと気付くとみんな恐ろしいくらい早いスピードで成長していて、時々なんかの拍子で見かけたりすると、エーーーッ!?てなります。

そして、自分も同じくらいの速度で劣化していると考えると、そら恐ろしくなります、、、




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 さて、私はエピデンでは、どういう訳かこういうのに惹かれます。

 すごく大切に栽培していたのに、昨年の秋に水切れしたら蕾が大量にぶっ飛んでしまい、それ以降なんか機嫌を悪くしたみたいで、さほど調子が良くないような気がします、、、、

今回もどういう訳か、株の割に1輪だけ、、、、

さて、これからもっと咲いてくれるのか、この1輪で終わるのか、、、、

シースらしきもの?があちこちにみえるので、たくさん咲いたら嬉しいですね。

 

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  porpaxの自生地についての記述は、メキシコ近辺で様々な意見があり、一定していません。

これはかつてporpaxのシノニムにneoporpaxやpeperomiaがあり、それぞれ自生地が少しずつ異なったため混乱が生じていたものと考えます。


 porpaxの自生地はメキシコ〜ベネズエラ北部、neoporpaxはキューバ〜ハイチ・ドミニカ、peperomiaはコロンビア〜ベネズエラらしいです。

なお、これらの種は最近それぞれ独立したそうです。

いずれも標高1200m、ものによっては3000mの高地にも自生するそうです。

よって、porpaxは夏の暑さにも、冬の寒さ(最低5〜7℃くらい?)にも強い強健種と言われています。

porpaxは他のエピデンとは異なり、明る過ぎるところは苦手という記載もあります。


 私の栽培方法は、冬でも暖かい日の日中はC. intermediaと一緒に外に出して育てています。

生育期は水が好きなので、カトレアより頻度を少し多めに与えています。

夏場のシリンジも大好きです。

花後の水遣りは、他のカトレア同様に控えめに管理しています。

 冬は直射日光で栽培していますが、夏場は他のカトレアの陰で栽培しています。

標高がやや高めの蘭なので、明る過ぎるのが苦手というより、暑いうえに光線が強いと、ちょっと調子をおかしくするのではないか、と考えています。


 やっぱり何回見ても、この花はクリボーみたいでかわいいです。

Epi.porpaxには綺麗なアルバ個体や、最近はこの花を使った属間交配種も出ていて、結構面白い花ではないかと個人的に注目している花です。






通常のポーパックス。憎めない系のカワイさです。

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感想(2件)




こちらはペペロミアのアルバ個体です。

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通常個体より色が濃い選抜品とのことです。マニアとしては、アルバより惹かれます、、、、

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 最近私の頭の中で、乃木坂46がマジでヤバいくらいヘビーローテーションです!
どの曲も良曲で作業中はもっぱら乃木坂です。

 私の中の神曲ランキングは

1.君の名前は希望→恐らく48Gを含めて、グループ1の神曲。生生星フロントの安定感!
2.お願いマイハート→やる気のない星野みなみが私の乃木坂でのNo1推しメン。
3.気付いたら片想い→ちょっと歪んだ女心の表現が上手い。ななせまるやっぱイイ!
4.乃木坂の詩→名も無き若者に夢を与える神曲
5.せっかちなかたつむり→まいやん→ななみん→ななせまる→さゆりんごの流れが最高
6.走れ!Bicycle→PVの衣装やメイクも好き
7.制服を着たマネキン→乃木坂の表現の幅を拡げた初期の良曲
8.指望遠鏡→星野みなみがびっくりするくらいかわいい神曲
9.ロマンティックイカ焼き→変な歌詞が残念だけど、くせになる
10.無口なライオン→ななせまるのキャラクターを存分に活かした神曲
11.ロマンスのスタート→乃木坂は全体的にカップリングのPVのレベルが高い
12.バレッタ→堀がとにかくかわいい
13.そんなバカな→堀も含めて全員がとにかくかわいい
14.ぐるぐるカーテン→とにかく良すぎたデビュー曲
15.ダンケシェーン→いくちゃんセンター曲はどれも可能性が未知数でスゴイ!


そんな感じで最近はもっぱら乃木坂ですが、「希望的リフレイン」であっちゃんやともちん、麻里子様、優子などの卒メンが登場して、センターにまゆゆとさくらを起用したAKBも捨てがたい。
てか、カップリングのambulanceのすーメロのセンターが良い。

そうこうしてたら、SKEの「12月のカンガルー」はW松井から、りょうはWセンターの神曲が来て、ずっとなにこれが止まりません!
りょうは頑張って欲しいです!!!

C. jenmanii coerulea 'Agloia'

C. jenmanii coerulea 'Agloia'(カトレア ジェンマニー セルレア ’アグロイア’)が咲きました。
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 ところで、私は毎回○○が咲きましたと報告していますが、実はとっくに咲いているものや、花が終わったものも「咲きました」とアップしているので、実際はもっと早く咲いている場合があります。

そういう訳で混乱させていたら、すいません。

開花時期が重なると、記録が追いつかず、随分と日数が経過してからアップする場合も多いのでした。

この花もその1つで、こんな株で、こんな咲き方だったので、もうとっくに切り花にしていて、その切り花さえ萎れた状況です。



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 jenmaniiは、ギアナ、ベネズエラの南東部の標高400〜1100mの湿度の高い密林に自生しています。

気候は雨季と乾季に分かれ、日本における夏と秋がいわゆる雨季、冬から春が乾季に該当するそうです。

自生地の気温は、だいたい15〜30℃とのこと。

 jenmaniiは、木の枝に着生しているタイプと、剥き出しの岩に岩生しているタイプがあるそうです。

この2タイプは異なる遺伝形質を持ち、隔絶された地域で、それぞれ独自に進化したと考えられているそうです。

木に着生するタイプは、葉やバルブは細長く、花は大きくて比較的形が良く、淡色〜中間色までのラベンダー色とのこと。

岩生するタイプは、葉やバルブは丸く、花は小さくて形も貧相だが、濃色とのこと。


 ジェンマニーのセルレアは最近はあまたにみられるようになってきましたが、ちょっと前までは少なくて、個体名の付いた花はレアでした。

そういう訳でつい購入したのですが、我が家に来てからは初花で、まだきちんと咲かせられていないので、もうしばらく経過を追いたいと思います。


 個体名の'Agloia'の意味ですが、調べてもよくわかりません。

個体の素性もよく分からず、購入した蘭園の方に今度会ったら聞いてみようと思います。

ていうか、購入する前に確認した方が良いんでしょうね。

名札の筆跡から判断すると、恐らく別の蘭園も絡んでおり、いつか手掛かりがわかれば嬉しいです。




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 今春、バークに植え替えたので、株の状態はいつも通り汚いです。

リード側が浮き上がり、バック側が沈んています。

ああいう風に植えたつもりはないのですが、上部の重さで株が動いてしまったのでしょう。

バーク植えにする際、株が大きいとよく起こる「バーク植えあるある」だと思います。

リード側にもビニタイを掛けて固定し、さらに支柱でがっちり固定しておけば良かった、、、、

 この状態では、作落ちしやすいです。

 仮にこのまま栽培を続けても、もう1〜2作待てば作上りしてくるとは思うのですが、順調に生育しているとは言い難いので、春に新根が動き始めたらもう1度きちんと植え直そうと思います。




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 ジェンマニーは原種カトレアの中ではまだ栽培は簡単な方ですが、ラビアタよりいくらか難しいです。

ラビアタより遅れて開花するので、気温が下がってきた際の、保温と水遣りの関係にちょっと気を遣います。

 ジェンマニーは秋頃に結構鉢が乾きやすいというか、水を欲しがっている印象があります。

しかし寒い中与え過ぎて根腐れさせると上手く開花しないうえに次の生育にも支障をきたすし、うっかり保温し過ぎて水を切らすと蕾をシケさせてしまうし、、、、

 そういう訳で、我が家ではシースの中に蕾が見えたら、終日室内の窓辺で極端に水切れさせないようにして栽培しています。

水遣り直後の夕方(葉に付いた水滴を飛ばすため)と、夜中〜明け方のみエアコンを作動させて、後は無加温です。


 ジェンマニーは生育期も、コンポストが常に湿っていると根腐れするけど、基本的に水や湿度が好きだと思います。

そしてラビアタに比べると、日が強いと葉焼けし易い印象があるので、通風や日照、潅水・シリンジのしやすさを加味して、置き場所を工夫する必要があると思います。

自分の中でジェンマニーの栽培データが蓄積されてきたので、来年はもっと上手く栽培できると思います。

もっと的確にジェンマニーを栽培できるようになりたいです。




C. labiata amethystina 'Norma Dreher'

C. labiata amethystina 'Norma Dreher'(カトレア ラビアタ アメティスティナ ノーマ ドレハー(ドレア))が咲きました。
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 昨年に比べると、オープンリップになり、ラテラルセパルに黄色の筋が入り、輪数が増えました。

ただし、2輪目はリップと、、、うーんペタル?、あとラテラルセパルも?がゴチャッとなり、奇形なのでいまいちです。

花の奇形はウイルスの可能性もありますが、株ができていない時等にも現れやすい現象なので、今回の感じからいくとしばらく経過をみた方が良いと考えています。


 ラテラルセパルの黄色の筋は、この個体の特徴の1つで、ずっと憧れていたので今年初めて拝めて嬉しいです!

この個体の正確なフォルマは、「amethystina(アメジスト色)」+「labeloide(ラテラルセパルのリップ化)」なのかもしれません。

ただし、この個体では、奇形が出たり、筋が出ないことがあったりするので、ラベロイドは特に不安定な要素なのかもしれません。

よって一般に表記されるフォルマもamethystinaだけなのか??


 オープンリップは、そもそも出やすい個体と出にくい個体があるみたいですが、出やすい個体でも出ない年もあったり、これまた面白い性質だな、と思っています。

単にランダムに出たり出なかったりしているだけなのか、そこに何らかの法則性が存在するのか。

もしかしたら遺伝的要因に加え、環境的要因が関与しているのではないかと思い、現在私が注目している性質です。

この法則が明確にできれば、もともとオープンリップし易い個体を、環境を制御して綺麗に咲かせられるようになるのではないかと期待しています。




(昨年の様子)

(今年の様子)
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 順調に育っているように思うのですが、まだ以前のバルブ程太ってはいないので、あそこまで作を上げることが当面の目標です。



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 昨年は根が上手く回らなくて、古い根を残したからか、水や肥料やコンポストが合わないのか、栽培環境の問題か、個体の特性か等と色々考察しましたが、今年はそんな悩んでたことを思いっきり忘れて、普通に栽培しました、、、、、


 、、、、そしたらすんなり育ちました!

 鉢増しして、古い根を思い切って全部整理しました。

それが良かったのかもしれません。

ただし、昨年の生育でバークに馴染んだ根がいくらかあったからこそ、古い根を整理できたのも事実で、結局この2年の過程は必要だったのかなと考えています。


 この調子で何事もなければ、さらに根が育っていくはずで、そうなれば以前のバルブと同じくらいまで作が上がると予想できます。

ただし、根が充実した分、複数リードになれば、以前のバルブを越えられない可能性もあり、、、、、

 すごい方に頂いた株なので、プレッシャーがハンパなく、変な汗をかきながら栽培しています(笑)




(昨年の根の様子)

(今年の根の様子)
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 このプレッシャーが自分を成長させる原動力になり、そういう訳で今日も早起きして頑張っているのでした。

しかし、こんな時間なのに既に多数のアクセスがあり、みなさんちゃんと寝ていらっしゃるのだろうか、と心配になります。

蘭の世界は奥が深くて、優しくて個性的な方が多くて、本当に楽しいですね。




C. labiata alba

C. labiata alba(カトレア ラビアタ アルバ)が咲きました。
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 株が十分できていないからかもしれませんが、花が少しイカりやすく、「まあまあ落ち着いて」と宥めたくなります。

イカっていてもリップやセパル等とのトータルバランスが良ければ、短所も1つの個性として活きる場合もあるし、満作になれば花型は良くなる可能性もあるし、経過を追ってみた方が良いと思います。

この株の場合、もう1輪はまあまあ花型が良さそうなので、来年以降にちょっと期待してみようと思います。


 葉が汚いので、これまたちょっと心配です、、、、

この株の状態で長期間咲かせて消耗させたくなかったのですが、念のため3週間くらい咲かせて様子をみましたが、特に花に問題はなさそうでした。


 そういう訳で、いろいろ心配をかけてくれるアルバで、なんか嫌いじゃないです(笑)




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 昨年、恒例のコンポスト総入れ替えの儀式を済ませ、ついでに不要と判断したバックをかなり落として整理したので、株の状態はまだまだです。

しかし、アルバとはいえ、あの大きさのバルブが3つあれば、もうちょっとリードを大きく育てることもできたのではないかと思います。




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 通常の我が家では、この鉢の大きさの場合、もう1サイズ小さいバークで植えるのですが、たまたまこの時切らしていて、この大きさのバークで植えた記憶があります。

 ある程度、乾湿のメリハリがついたから根は傷んでいないようですが、なんだかもうちょっと根を張らせられなかったことが悔やまれます。




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 この大きさの株を、あの小さい鉢で植える場合、バークが大きいと鉢の中に空間ができやすくなり、ちょっとしたことで株がぐらつきやすくなります。

根が張れなかったのは、うまく固定ができていなかったためではないかと考察します。

今回のようなケースでは、小さいバークがなかったからしょうがなかったとはいえ、せめて発泡スチロールを抜いて、大きめのバークをもっとギュウギュウに詰めるべきだったのではないかと思います。


 最適な大きさの鉢やコンポストが切れたり、不意に何かアクシデントが起こると、栽培難易度が上がって難しいですね。

しかし、そこでも発見や成長できるチャンスがあって、やっぱり面白いです。

もっともっと自分の中で栽培データを蓄積して、レベルを上げて、センターを目指したいと思います。





 さて、ここで悲報があります。

蘭にお金をつぎ込み過ぎて、とうとう夕食がコレになりました!




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 もう、今が朝食の時間なのか、夕食の時間なのか、よくわかりません!


 しかし、人間はやはり逆境でこそ発見・成長するのか、ここでも気付いたことがあります!

こういう順番で食べると、、、、パンの味が1番美味しく感じられる!!

試してみて下さい!



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 そういう訳で、センターを目指す前に、もっと人としてやるべきことがありそうな私なのでした!


Ctt. Porcia 'Cannizaro' FCC/AOS、AM/RHS

Ctt. Porcia 'Cannizaro' FCC/AOS、AM/RHS(カトリアンセ ポーシャ 'カニザロ')が咲きました。
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 随分古い品種のようで、C.Armstrongiae x Gur.bowringiana(1927)とのこと。

C. Armstrongiaeは、Hardyana(dowiana × warscewiczii) × loddigesiiなので、Porciaは単純計算で、bowringiana(50%)、loddigesii(25%)、dowiana(12.5%)、warscewiczii(12.5%)で構成されています。


Porciaには他の個体があっても良さそうなものの、 'Cannizaro'以外の個体はみたことがありません。

クラシックな交配、響きがカッコいい名前、私の興味を刺激する要素が多いのでちょっと調べてみたところ、Porciaはイタリアの地名、Cannizaroはイギリスのロンドンの地名??

、、、、結局何だかよくわかりませんでした(笑)

この古い交配の誕生やネーミングの由来を知っている方がいたら是非話を聞いてみたいのですが、2014年の現在にそんな情報が伝承されているのかどうか、、、、


 そんな古い交配種ポーシャ 'カニザロ'は、現在に至っても、色褪せない人気があるスゴイ花です!

こういう花を銘花というのだと思います。

私は交配種より原種の方が好きですが、こういう古い交配種は自分の中で別格だと位置付けています。

これ程愛され続けている品種って、さほど多くないのではないでしょうか、、、、



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 愛され続ける人気の秘訣は、この丸い花の形、テカリのある綺麗なピンク、しかも1輪ずつが大きい(10cm弱くらい?)、多花性でゴージャスにみえる、花持ちもまあまあ(2〜3週くらい?)、さらに栽培し易いところにあるのではないかと思います。

これだけで、総合的にレベルが高い品種であるということが理解できます。


 一方、唯一の欠点は株が大き過ぎること。

とても場所をとります。

仕立てをサボると最悪です、、、、

さらに背が高くなるので、バランスが悪くなり、台風とか来るとだいたいトレーから落ちてしまいます。

昨年は落として花茎を折ってしまいました。

そして案の定、今年もやっぱり落としてしまいました。

花径は折りませんでしたが、適当にトレイに戻しておいたら、バルブがぐりんって変な感じに曲がって育ってしまいました、、、、(笑)



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 生育・栽培に関しては、我が家ではボーリンギアナもそうですが、新芽が出るのがちょっと遅くなる年があり、今年も5〜6月頃でした。

根は春から動いていたような気がするのですが、リードから新根が伸び始めたのは遅く、確か夏の終わり、リードがある程度完成した、9月頃とかだったような気がします。

上述の生育サイクルは、株の状態とかにもよるのかもしれないので、あまり参考にならないかもしれません。


 栽培に関しては、我が家では寒さに強い他のカトレア(インターメディアとか)と一緒に、割と厳しめに栽培しています。

鉢が大きく、置き場所も端っこの方なので、水遣りもいい加減になりやすいですが、ドMな性質なのか元気に育ってくれています。


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強健につき生育が旺盛で、トレイはもとより隣の鉢まで根が侵食し始めています。

そういう訳で、容易にトレイから取り出せません。

なので今回はこの姿で撮影したのでした。

こういう株をトレイで栽培していると、運搬の度にあの紐に引っ掛かってしまい、どうしてもいくつか蕾を落としてしまいます、、、、

何か良い解決法はないか検討中です。


 この株、、、、、だんだん手がつけられなくなってきました。

う〜ん、困った!てか参った!






交配種は数が多いのでどれが良いのか迷いますが、このような歴史的銘花はおススメです。私は他にミニカトも好きでいくつか集めています。あとノドサ系交配種とか、点花系交配種も好きですね。

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好きな赤花系交配種の1つ、Kagaribi Dawn ‘Red Star'(BM/JOGA)。本当に燃えるかがり火のようで、ネーミングセンスがまた良い。

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1度見てしまったら頭から離れなくなる可愛さ。こういう姫系のミニカト大好き。こちらも納得のBM/JOGA。

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このレリアのスペシオサのような色・フォルムも好き。こちらもBM/JOGA。

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最近ちょっと流行っている感じの、センスの良い交配種。色も形も面白いです。

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こちらも不思議な形なのに上品さもあり、面白い交配種。

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点花系交配種も良いものが多くて好きです。

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C. labiata amesiana 'Marcia Regina' AM/RHS

C. labiata amesiana 'Marcia Regina' AM/RHS(カトレア ラビアタ アメシアナ 'マーシャ(マルシア) レジナ')が咲きました。
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 昨年は随分とオープンリップでしたが、今年はちょっと締りが良い感じ。

やっぱりこうやってキュッて咲いてくれた方が綺麗ですね。

しかし、ラビアタのこのアメシアナ系統はオープンリップが多いです。

このマーシャレジナも、数日経ったらわずかにオープンしてました!



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(昨年の様子。オープンリップだと、その分リップが丸く大きく見えるようで、これはこれで可愛いです)




 他のラビアタと同程度の日光に当てると葉焼けしてしまいます。

この個体は葉が汚くなりやすいようです。



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 今年鉢増しをしました。

古い個体なのか、それとも昨年コンポストを総入れ替えしたダメージの問題なのか、やや根が弱いようで、根張りに勢いが感じられません。

根がしっかり張れていないから、日光にあまり強くないのだと思います。

 しかし、ここまでくればある程度は大丈夫なはずで、あとはしっかり日光と風に当てて、乾湿のメリハリをくっきりつけていけば、通常であれば根がぐんぐん張って、さらに生育に勢いが増すはず。

これでうまくいかなければ、本当にちょっと弱い、栽培がやや難しい変わった個体ということになると思います。



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 そういう訳で、来年の栽培が肝心になると思われ、気合が入ります。


C.(旧L.) perrinii s/a (sib.)

C.(旧L.) perrinii s/a (sib.)(カトレア(旧レリア) ペリニー セミアルバ)がちょっと前に咲き、そしてとっくに散りました。
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 前回開花時は、花弁がナメクジの食害に遭って、ボロッボロのアルバみたいになってしまったため、きちんと花をみるのは今回が初めてです。

ペリニーは上品で儚い美しさがあるのですが、花命が短い(約1週間?)うえに、運搬時のちょっとした衝突で花が傷みやすいので、美しい状態で見かけることは少ないです。

私もいつの間にか、向かって左ペタルの先端を傷つけていたようです。

美人薄命というのでしょうか、自分で栽培して、しっかり守ってあげなければ、この花の最も美しい状態をみることは難しいと思います。

 この個体は、株の状態の割に花がやや大きい印象を受けたのですが、花命が短いために計測し損ねてしまいました。



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 ペリニーのセミアルバは薄ら色素がノッテいるものが多く、私はまだ完全なセミアルバをみたことがありません。

この個体も良く見ると、ホラ、色素が、、、、




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 リップは赤色の面積が少なく、これはこれで静寂感があって良いのですが、もう少しはっきりした特徴があると、更に良い個体になると思います。



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 ペリニーは、ブラジルのエスピリトサント州、、リオデジャネイロ州、ミナスジェライス州の標高700m〜900mあたりに自生するそうです。

このあたりはワルケをはじめ、ミナスジェライス州にはロックレリア、エスピリトサント州の海岸山脈にはC.(旧Soph.) coccineaなどが自生するそうなので、これらの栽培に準じるとよく育つのではないかと思います。

いずれもある程度の低温に耐えてくれるものばかりなので、ペリニーも栽培しやすそうであることが伺い知れます。

最低気温は10℃くらいでも全然大丈夫です。

もっと低くてもイケそうですが、株がかわいそうなので私は試していません。

 ロックレリアやコクシネアと自生地が同じということで、暑さには弱いのかなと心配になりますが、ワルケがあるなら大丈夫だろうと、ホッとします。

 ペリニーの生育・開花パターンは、春に新芽を出して成長し、そのまま秋になれば咲く、いわゆる秋咲きなので、栽培は容易です。

我が家では、冬の間は他のカトレアと同様に、室内で栽培しています。

それで順調に育っています。


 この株に関しては、順調にきているので、このまま鉢増しして、さらにバルブが充実したときに、花型がどう変わっていくか経過を追ってみたいと思っています。

しかし、栽培の上手い方の話によると、この株のようにいつまでも後ろの小さいバルブを残しておくのは、よろしくないようです。

力がなくて十分な脇芽も出せないような小さいバルブを残しておいたが為に、鉢が大きくなって、いずれその小さいバルブの古い根も腐ってしまう、それだったら早めに子供バルブは外して、同じ鉢の大きさだったら、大人のバルブだけでいっぱいにした方が、結果が良いということではないかと思います。

しかし、根鉢を1回崩すと回復するまでにちょっと時間もかかるし、そういう訳でコンポストが余程傷んでいなければそのままいきたい気もするし、、、どっちがベターなんだろうって、今日も悩んでいるところです。



P1170238.jpg



 ペリニーは株に色素が出たり、逆にどういう訳かバルブがちょっと黄色っぽくなったりしやすい印象を受けます。

この個体も、まさにそんな感じ。

アルバの株もそんな感じの色素の出方をするのか、いつか確認してみたいのですが、なかなかみかける機会がありません。



P1170247.jpg



 さて、こちらは例会の会場でみかけたペリニー。

私は今までペリニーはセミアルバが最も好きだったのですが、tipoをみると「やっぱりtipoっていいよなぁ」と思うようになってきました。

何故なら、こんなに綺麗。



P1170304.jpg

P1170303.jpg



 そしてこちらはセミアルバ。

やはり花弁に薄ら色素がノッテいて、ペリニーの完全なセミアルバは存在するのだろうか、という気持ちになります。

ところで、この個体はリップがベタで、さらにP幅も広く、イイ個体ですね。



P1170317.jpg

P1170316.jpg



 我が家にはもう1個体、ペリニーセミアルバの未開花の実生苗があるので、上の写真のような良い個体が咲いてくれないかなぁ、と祈るばかりです(でも、チポでもいいですけど)。






こちらは我が家のペリニーセミアルバより花弁幅があり、より丸っこい感じです。ペリニーは栽培し易く、花型がちょっと独特なところがおススメです。

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C. labiata semialba 'Icarus'

C. labiata semialba Icarus(カトレア ラビアタ セミアルバ 'イカロス')が咲きました。
P1170224.jpg




 親は'Machan'×'Bom Dia'です。

2年前のフェニックスプラザで、ある蘭園の、私の尊敬するある従業員の方の勧めで購入しました。

その方は、ギリシャ神話に登場するDaedalus(ダイダロス)のように聡明で、巧みな栽培家でした。


 この交配からは入賞花が出ていて、アルバも出ているそうです。

この個体は初花でNS13.5×13.3cm、ペタルが少しオーバーラップする、丸くて完全なセミアルバが咲きましたよ。

研究生の私には、ちょっと綺麗すぎて、もったいないくらい、、、

いつものあの場所で、あの方の栽培の話がもう聞けないと思うと、、、、寂しいです、、、、




P1170228.jpg




 蝋で固めた鳥の羽根で翼を作り、幽閉されていた塔から飛び立った親子。

この個体はダイダロスに因み、その息子の名をとって'Icarus'(イカロス)と名付けました。


 その方がいなくなった以上、私がその蘭園に行くことはもうあまりないだろうけど、その方にはフェニックスのように蘭の世界に復活してほしいです。



P1170230.jpg



 ちょっと葉焼けさせたり、葉を折ったり、古いバルブがコンポストに埋もれていたり、リード側が浮き上がっていたり、根が上手く張れずに飛び出していたり、、、、、、

栽培相談にのって頂きたいことが、まだまだ山のようにあります、、、、





P1170231.jpg



 もう長いこと咲き続けてくれていますが、見かける度にどうしても思い出す顔があって、切なくなります。

愛らしい花が咲いた報告と、御礼を伝えたいのですが、現在のところその手段がありません。

このブログの中に、その方を想って咲いている花があることに、気付いて下さることを祈るばかりです。





   
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 ベランダ(B)、蘭(R)、栽培(S)48のブログへようこそ。 48Gが好きな私ですが、そろそろAKBにも翳りがみられ、このタイトルもキツくなってきました、、、 近々ブログタイトルを思い切って変えるかもしれません。 名前はチームBですが、現在も1人で活動中です。
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