2014年11月18日
C. jenmanii coerulea 'Agloia'
C. jenmanii coerulea 'Agloia'(カトレア ジェンマニー セルレア ’アグロイア’)が咲きました。
ところで、私は毎回○○が咲きましたと報告していますが、実はとっくに咲いているものや、花が終わったものも「咲きました」とアップしているので、実際はもっと早く咲いている場合があります。
そういう訳で混乱させていたら、すいません。
開花時期が重なると、記録が追いつかず、随分と日数が経過してからアップする場合も多いのでした。
この花もその1つで、こんな株で、こんな咲き方だったので、もうとっくに切り花にしていて、その切り花さえ萎れた状況です。
jenmaniiは、ギアナ、ベネズエラの南東部の標高400〜1100mの湿度の高い密林に自生しています。
気候は雨季と乾季に分かれ、日本における夏と秋がいわゆる雨季、冬から春が乾季に該当するそうです。
自生地の気温は、だいたい15〜30℃とのこと。
jenmaniiは、木の枝に着生しているタイプと、剥き出しの岩に岩生しているタイプがあるそうです。
この2タイプは異なる遺伝形質を持ち、隔絶された地域で、それぞれ独自に進化したと考えられているそうです。
木に着生するタイプは、葉やバルブは細長く、花は大きくて比較的形が良く、淡色〜中間色までのラベンダー色とのこと。
岩生するタイプは、葉やバルブは丸く、花は小さくて形も貧相だが、濃色とのこと。
ジェンマニーのセルレアは最近はあまたにみられるようになってきましたが、ちょっと前までは少なくて、個体名の付いた花はレアでした。
そういう訳でつい購入したのですが、我が家に来てからは初花で、まだきちんと咲かせられていないので、もうしばらく経過を追いたいと思います。
個体名の'Agloia'の意味ですが、調べてもよくわかりません。
個体の素性もよく分からず、購入した蘭園の方に今度会ったら聞いてみようと思います。
ていうか、購入する前に確認した方が良いんでしょうね。
名札の筆跡から判断すると、恐らく別の蘭園も絡んでおり、いつか手掛かりがわかれば嬉しいです。
今春、バークに植え替えたので、株の状態はいつも通り汚いです。
リード側が浮き上がり、バック側が沈んています。
ああいう風に植えたつもりはないのですが、上部の重さで株が動いてしまったのでしょう。
バーク植えにする際、株が大きいとよく起こる「バーク植えあるある」だと思います。
リード側にもビニタイを掛けて固定し、さらに支柱でがっちり固定しておけば良かった、、、、
この状態では、作落ちしやすいです。
仮にこのまま栽培を続けても、もう1〜2作待てば作上りしてくるとは思うのですが、順調に生育しているとは言い難いので、春に新根が動き始めたらもう1度きちんと植え直そうと思います。
ジェンマニーは原種カトレアの中ではまだ栽培は簡単な方ですが、ラビアタよりいくらか難しいです。
ラビアタより遅れて開花するので、気温が下がってきた際の、保温と水遣りの関係にちょっと気を遣います。
ジェンマニーは秋頃に結構鉢が乾きやすいというか、水を欲しがっている印象があります。
しかし寒い中与え過ぎて根腐れさせると上手く開花しないうえに次の生育にも支障をきたすし、うっかり保温し過ぎて水を切らすと蕾をシケさせてしまうし、、、、
そういう訳で、我が家ではシースの中に蕾が見えたら、終日室内の窓辺で極端に水切れさせないようにして栽培しています。
水遣り直後の夕方(葉に付いた水滴を飛ばすため)と、夜中〜明け方のみエアコンを作動させて、後は無加温です。
ジェンマニーは生育期も、コンポストが常に湿っていると根腐れするけど、基本的に水や湿度が好きだと思います。
そしてラビアタに比べると、日が強いと葉焼けし易い印象があるので、通風や日照、潅水・シリンジのしやすさを加味して、置き場所を工夫する必要があると思います。
自分の中でジェンマニーの栽培データが蓄積されてきたので、来年はもっと上手く栽培できると思います。
もっと的確にジェンマニーを栽培できるようになりたいです。
ところで、私は毎回○○が咲きましたと報告していますが、実はとっくに咲いているものや、花が終わったものも「咲きました」とアップしているので、実際はもっと早く咲いている場合があります。
そういう訳で混乱させていたら、すいません。
開花時期が重なると、記録が追いつかず、随分と日数が経過してからアップする場合も多いのでした。
この花もその1つで、こんな株で、こんな咲き方だったので、もうとっくに切り花にしていて、その切り花さえ萎れた状況です。
jenmaniiは、ギアナ、ベネズエラの南東部の標高400〜1100mの湿度の高い密林に自生しています。
気候は雨季と乾季に分かれ、日本における夏と秋がいわゆる雨季、冬から春が乾季に該当するそうです。
自生地の気温は、だいたい15〜30℃とのこと。
jenmaniiは、木の枝に着生しているタイプと、剥き出しの岩に岩生しているタイプがあるそうです。
この2タイプは異なる遺伝形質を持ち、隔絶された地域で、それぞれ独自に進化したと考えられているそうです。
木に着生するタイプは、葉やバルブは細長く、花は大きくて比較的形が良く、淡色〜中間色までのラベンダー色とのこと。
岩生するタイプは、葉やバルブは丸く、花は小さくて形も貧相だが、濃色とのこと。
ジェンマニーのセルレアは最近はあまたにみられるようになってきましたが、ちょっと前までは少なくて、個体名の付いた花はレアでした。
そういう訳でつい購入したのですが、我が家に来てからは初花で、まだきちんと咲かせられていないので、もうしばらく経過を追いたいと思います。
個体名の'Agloia'の意味ですが、調べてもよくわかりません。
個体の素性もよく分からず、購入した蘭園の方に今度会ったら聞いてみようと思います。
ていうか、購入する前に確認した方が良いんでしょうね。
名札の筆跡から判断すると、恐らく別の蘭園も絡んでおり、いつか手掛かりがわかれば嬉しいです。
今春、バークに植え替えたので、株の状態はいつも通り汚いです。
リード側が浮き上がり、バック側が沈んています。
ああいう風に植えたつもりはないのですが、上部の重さで株が動いてしまったのでしょう。
バーク植えにする際、株が大きいとよく起こる「バーク植えあるある」だと思います。
リード側にもビニタイを掛けて固定し、さらに支柱でがっちり固定しておけば良かった、、、、
この状態では、作落ちしやすいです。
仮にこのまま栽培を続けても、もう1〜2作待てば作上りしてくるとは思うのですが、順調に生育しているとは言い難いので、春に新根が動き始めたらもう1度きちんと植え直そうと思います。
ジェンマニーは原種カトレアの中ではまだ栽培は簡単な方ですが、ラビアタよりいくらか難しいです。
ラビアタより遅れて開花するので、気温が下がってきた際の、保温と水遣りの関係にちょっと気を遣います。
ジェンマニーは秋頃に結構鉢が乾きやすいというか、水を欲しがっている印象があります。
しかし寒い中与え過ぎて根腐れさせると上手く開花しないうえに次の生育にも支障をきたすし、うっかり保温し過ぎて水を切らすと蕾をシケさせてしまうし、、、、
そういう訳で、我が家ではシースの中に蕾が見えたら、終日室内の窓辺で極端に水切れさせないようにして栽培しています。
水遣り直後の夕方(葉に付いた水滴を飛ばすため)と、夜中〜明け方のみエアコンを作動させて、後は無加温です。
ジェンマニーは生育期も、コンポストが常に湿っていると根腐れするけど、基本的に水や湿度が好きだと思います。
そしてラビアタに比べると、日が強いと葉焼けし易い印象があるので、通風や日照、潅水・シリンジのしやすさを加味して、置き場所を工夫する必要があると思います。
自分の中でジェンマニーの栽培データが蓄積されてきたので、来年はもっと上手く栽培できると思います。
もっと的確にジェンマニーを栽培できるようになりたいです。
投稿者:チームB|21:16|C. jenmanii
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