2017年06月10日
NHK放送技術研究所一般開放
世界で放送技術研究所を持っているのはNHKとBBCとCNNの3つだけだそうです。
NHK放送技術研究所の身近な最近の大きな研究成果の一つが地上デジタル放送でした。
数年前初めて我が家で見れたデジタルの画質の良さはアナログに比べ感動的なものでした。
このNHK放送技術研究所は1年に一回土日に一般開放されるのですが、今回始めて行ってきました。
行ったのは先月5月28日(日)。(25,26は研究発表会とシンポジウムで非公開)
遅ればせながらのブログですが、ご存知無い方にご紹介したいと思います。
私は乗り継ぎが面倒だったので渋谷からバスに乗りましたが、
いろんなアクセスがあります。
到着すると、都心とは違い周りにおあまり高いビルが無いので白くもあり、一際目立つ存在でした。
見学は1人で勝手に見て回ってもいいのですが、始めてだったので
ガイドさんが1人で6,7人を引率するというガイドツアーに参加することにしました。
ガイドツアーを希望する人は出発1時間前にまず受付で登録する必要があります。
出発まで1時間有りますのでその間各自自由に過ごせます。
私はまず7階の食堂で簡単な昼食を済ませたあと事前にブースをざっと下見しておきました。
展示ブースは地下と1Fに有ります。7Fは子供連だけの工作教室があります。
出発時刻5分程前に集まったら、チェックを受けガイドさんの声が聞こえるレシーバーを渡されてからいざ出発。レシーバーは各ブースでの集合・出発案内用です。
ガイドさんは黄色い旗を持っていてまさに観光ツアーです。
後は決められた順路に従ってガイドさんに案内してもらいます。
各展示ブースでの説明はブースの担当者がやってくれるのを聞いたり、ビデオを見たり、質問したりです。
以下約1時間で周り元の場所に戻って解散です。
スマホで撮った写真の一部ご紹介。
放送技術センター建物 入り口左にある米国IEEE認定マイルストーン
展示入場口付近 ガイドツアー集合場所
上を見上げると・・・なんと吹き抜けでした 7階食堂から砧公園を望む
渡されるレシ−バー(下はリーフレット) ツアー状況(旗持ちガイドの引率で)
バレー実演による表示
(複数のカメラでボールを追跡し軌道や球速が
スマートプロダクション リアルタイムで表示される)
ワーク中の技術スタッフ 市販のコミューニケーションロボとNHKモデル
22.2ch用指向性集音マイク群(.2chとは低音Sp)
4k・8Kの予定 子供参加ブース
<今回の一般開放の展示内容項目>
・インターネット活用技術関連
・東京オリンピックに向け各種スポーツの高度視聴技術開発
・8Kスーパーハイビジョン実現関連技術開発
・22.2マルチチャンネル音響デバイス関連開発
・スマートプロダクション(各種音声や顔認識技術)
・立体テレビ関連
・次世代デバイス
・他多数
各内容の詳細は公式サイトででどうぞ。
・NHK技術研究所公開2017年(全体)
・研究内容の紹介
・広報活動ライブラリー
・NHK放送技術研究所とは
最後に
展示内容は殆ど高度で内容把握が難しい物が多いが、新しい放送技術の開発の開発現場・最先端状況を垣間見ることが出来た。次回はよく下調べして行こう。
450インチ大スクリーンでの8K映像の実演は数種のコンテンツで行われ迫力は確かにあったのだが
8K故の”凄さ”が今一よく理解できなかった。2k,4kの同時並行提示だとよく分かったのかも。
コンテンツの選定と提示の仕方の問題だとは思った。
追伸
今年の講堂でのイベントは見なかったが、
プロの競 技 者によるスケートボードとバイシクルモトクロス(BMX)の実演ということだった。
本題とは関係ない?が、子供連れ家族の人はこちらの実演も楽しいかと。
因みに、今回は27日(土) 午後 1:00〜午後4:00、28日(日) 午前 11:00〜午後4:00でした。
ところで
NHKには東京都港区の愛宕山に過去の遺産を収蔵・展示するNHK放送博物館があり、過日ブログで紹介しています。
興味がある方はここNHK放送博物館</a>でどうぞ。
<参考>「日経産業新聞」
NHKの長期にわたる放送技術開発の歴史
1930年 現在の地(世田谷区砧)に放送技術研究所を設立
1950年 カラー放送の研究を開始
1953年 東京で本放送を開始
1960年 カラー放送を開始
1964年 ハイビジョンの研究に着手
1966年 衛星放送の研究開始
1982年 デジタル放送の研究を開始
1984年 絵衛星の試験放送開始
1991年 アナログハイビジョンの放送開始
1995年 スーパーハイビジョンの研究開始
2008年 NHKオンデマンド開始(過去の番組をネットで配信)
2016年 8Kの試験放送実施
今後NHKは放送法の改正を前提に19年に放送中のテレビ番組をネットで流す「常時同時配信」を始める考え。
あらゆるものがインターネットにつながるIoTとAI(人工知能)により放送とネットの融合が図られようとしているが通信速度の飛躍的な向上(5G)とも相まってますます変化の速度が早くなると予想される。
今後の我々一般人にとっての利便性向上の具体的な成果に注目して行きたい。
NHK放送技術研究所の身近な最近の大きな研究成果の一つが地上デジタル放送でした。
数年前初めて我が家で見れたデジタルの画質の良さはアナログに比べ感動的なものでした。
このNHK放送技術研究所は1年に一回土日に一般開放されるのですが、今回始めて行ってきました。
行ったのは先月5月28日(日)。(25,26は研究発表会とシンポジウムで非公開)
遅ればせながらのブログですが、ご存知無い方にご紹介したいと思います。
私は乗り継ぎが面倒だったので渋谷からバスに乗りましたが、
いろんなアクセスがあります。
到着すると、都心とは違い周りにおあまり高いビルが無いので白くもあり、一際目立つ存在でした。
見学は1人で勝手に見て回ってもいいのですが、始めてだったので
ガイドさんが1人で6,7人を引率するというガイドツアーに参加することにしました。
ガイドツアーを希望する人は出発1時間前にまず受付で登録する必要があります。
出発まで1時間有りますのでその間各自自由に過ごせます。
私はまず7階の食堂で簡単な昼食を済ませたあと事前にブースをざっと下見しておきました。
展示ブースは地下と1Fに有ります。7Fは子供連だけの工作教室があります。
出発時刻5分程前に集まったら、チェックを受けガイドさんの声が聞こえるレシーバーを渡されてからいざ出発。レシーバーは各ブースでの集合・出発案内用です。
ガイドさんは黄色い旗を持っていてまさに観光ツアーです。
後は決められた順路に従ってガイドさんに案内してもらいます。
各展示ブースでの説明はブースの担当者がやってくれるのを聞いたり、ビデオを見たり、質問したりです。
以下約1時間で周り元の場所に戻って解散です。
スマホで撮った写真の一部ご紹介。
放送技術センター建物 入り口左にある米国IEEE認定マイルストーン
展示入場口付近 ガイドツアー集合場所
上を見上げると・・・なんと吹き抜けでした 7階食堂から砧公園を望む
渡されるレシ−バー(下はリーフレット) ツアー状況(旗持ちガイドの引率で)
バレー実演による表示
(複数のカメラでボールを追跡し軌道や球速が
スマートプロダクション リアルタイムで表示される)
ワーク中の技術スタッフ 市販のコミューニケーションロボとNHKモデル
22.2ch用指向性集音マイク群(.2chとは低音Sp)
4k・8Kの予定 子供参加ブース
<今回の一般開放の展示内容項目>
・インターネット活用技術関連
・東京オリンピックに向け各種スポーツの高度視聴技術開発
・8Kスーパーハイビジョン実現関連技術開発
・22.2マルチチャンネル音響デバイス関連開発
・スマートプロダクション(各種音声や顔認識技術)
・立体テレビ関連
・次世代デバイス
・他多数
各内容の詳細は公式サイトででどうぞ。
・NHK技術研究所公開2017年(全体)
・研究内容の紹介
・広報活動ライブラリー
・NHK放送技術研究所とは
最後に
展示内容は殆ど高度で内容把握が難しい物が多いが、新しい放送技術の開発の開発現場・最先端状況を垣間見ることが出来た。次回はよく下調べして行こう。
450インチ大スクリーンでの8K映像の実演は数種のコンテンツで行われ迫力は確かにあったのだが
8K故の”凄さ”が今一よく理解できなかった。2k,4kの同時並行提示だとよく分かったのかも。
コンテンツの選定と提示の仕方の問題だとは思った。
追伸
今年の講堂でのイベントは見なかったが、
プロの競 技 者によるスケートボードとバイシクルモトクロス(BMX)の実演ということだった。
本題とは関係ない?が、子供連れ家族の人はこちらの実演も楽しいかと。
因みに、今回は27日(土) 午後 1:00〜午後4:00、28日(日) 午前 11:00〜午後4:00でした。
ところで
NHKには東京都港区の愛宕山に過去の遺産を収蔵・展示するNHK放送博物館があり、過日ブログで紹介しています。
興味がある方はここNHK放送博物館</a>でどうぞ。
<参考>「日経産業新聞」
NHKの長期にわたる放送技術開発の歴史
1930年 現在の地(世田谷区砧)に放送技術研究所を設立
1950年 カラー放送の研究を開始
1953年 東京で本放送を開始
1960年 カラー放送を開始
1964年 ハイビジョンの研究に着手
1966年 衛星放送の研究開始
1982年 デジタル放送の研究を開始
1984年 絵衛星の試験放送開始
1991年 アナログハイビジョンの放送開始
1995年 スーパーハイビジョンの研究開始
2008年 NHKオンデマンド開始(過去の番組をネットで配信)
2016年 8Kの試験放送実施
今後NHKは放送法の改正を前提に19年に放送中のテレビ番組をネットで流す「常時同時配信」を始める考え。
あらゆるものがインターネットにつながるIoTとAI(人工知能)により放送とネットの融合が図られようとしているが通信速度の飛躍的な向上(5G)とも相まってますます変化の速度が早くなると予想される。
今後の我々一般人にとっての利便性向上の具体的な成果に注目して行きたい。
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