アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2018年11月18日

大谷石採掘場跡(地下神殿その2)

KIMG2786_20181119185752.jpg

一昨年東京近郊の「地下神殿」(首都圏外郭放水路)に行き、それ以来同じく地下神殿と言われている大谷石採掘場跡(大谷石資料館)にも行ってみたいとずっと思っていたが、やっと先日の金曜日行ってきました。

行き方は車と電車とがあるが、電車で行きました。
東京からなら電車は新宿湘南ラインが速くて便利です。ただ同じ湘南ラインでも宇都宮線に乗らないと高崎線や籠原行では行けないので要注意です。
当日は、近頃秋にしては曇りが多い中、朝から快晴の絶好の天気でした。

昼前に宇都宮駅に着き、駅の観光案内でパンフレットをもらい、大谷観光一日乗車券(大人1750円)を買いました。この乗車券には両側に大谷石資料館入場券と大谷寺・大谷観音拝観券がついていている他、裏面には他の7箇所の各種観光施設で当券を見せるだけでそれぞれのサービスが受けられるというものです。
乗車券には宇都宮駅から終点の岩岳までの32のバス停が記入されており、途中のバス停での乗り降り自由ともなっておりお薦めです。

まずは直接大谷資料館へ直行です。
だんだん大谷石資料館に近づくと途中山全体が大谷石(凝灰岩)特有の穴ぼこだらけのゴツゴツした岩肌の山が幾つも現れてきます。
バス停から大谷資料館入り口までは少し距離があり、その道の片側は無料駐車場になっています。
以下写真とコメントです。


この駐車場の奥に                  この奥が資料館
KIMG2777_20181118233510.jpgKIMG2782_20181118233539.jpg

地下神殿の入り口                  神秘的な空間が先の方まで広がっている
KIMG2783_20181119185727.jpgKIMG2784_20181118233609.jpg

地下神殿という感じ                 
KIMG2786_20181119185752.jpgKIMG2788_20181118233701.jpg

拡大するとあの人の名前が              石の切り出し方
KIMG2792_20181118225002.jpgKIMG2791_20181118225109.jpg

機械堀の跡                     更に深い奥空間
KIMG2797_20181118225215.jpgKIMG2803_20181118225312.jpg

平均気温は8℃だが、一日の変動意外と大きい    ワインの展示・保管    
KIMG2806_20181118225356.jpgKIMG2809_20181118225444.jpg

長さ90X幅30X厚さ15pの角材を一本切り出すのにツルハシを4千回振るったそうだ
KIMG2812_20181118233919.jpgKIMG2855_20181118231445.jpg

歴史展示室(1F入り口横)             大谷石と御影石と大理石の比較
KIMG2820_20181118225606.jpgKIMG2823_20181118225716.jpg

大谷石の産地と種類                大谷石の構成鉱物と化学成分       
KIMG2827_20181118225750.jpgKIMG2828_20181118225851.jpg

大谷石誕生の歴史                  大谷石地層
KIMG2830_20181118231752.jpgKIMG2829_20181118231808.jpg
この大谷石採石場跡の「地下神殿」の趣が映画やテレビドラマや歌手のプロモーションやワインや自動車の宣伝映像に使われている。
最近20~30歳台の若者が増えたのは「るろうに剣心」等最近の著名作の影響が大きいとされている。



さて
大谷資料館で「地下神殿」を十分堪能した後、地上の名所も訪問した。名所は沢山会ったのだが、足と時間の関係で3ヶ所だけになった。
大谷景観公園は資料館から歩いて5分。大谷石がむき出して壁のようにそそり立つ。
KIMG2833_20181121235501.jpg

・更に5分程で、810年に空海が開いたと伝わる大谷寺に着く。
 本尊の千手観音は岩に直接彫られた日本最古級の石仏。 
 同じ場所にあるとは思えない裏庭の景色
KIMG2834_20181118231710.jpgKIMG2837_20181121235423.jpg

・その近くには、戦後間もなく作られた高さ27mの平和観音像がある。
KIMG2845_20181118231529.jpgKIMG2853_20181121235317.jpg





<追記>
実は行ったのは11月2日(金)だったのですが、翌日3日と翌々日4日の朝日新聞をみてちょっと驚きました。(なんというタイミング!!!)
というのは、朝日新聞を見られた方は覚えておられる方も多いのではとおもいますが、翌日3日(土)の同紙には見出しで、「石の里」の巨大地下迷宮、変幻自在の活用術、と題して写真入りのかなり大きな(26x27cm)記事が出ていたのです。
内容は、オーサというスエーデン人女性の漫画家が朝日記者と一緒に訪れた時の記事です。大新聞の記者ですから、館長から直々に案内してもらっています。
概要
・採掘場跡地は広さ2万平方メートル
・大谷石は旧帝国ホテル(米国の建築家フランク・ロイド・ライトが設計)に採用され、123年の関東大震災でも壊れなかったため評価が高まった。(尚帝国ホテルは名古屋の明治村に移されています)(明治村は名古屋在住の時何回も行きました。お薦めです。)
・資料館がある石山は1919年から86年に採掘していたもので、資料館は約40年前に公開された。
・2013年に8万人だった観光客は年々増え昨年は40万人だった。
・全体の8割が若者で、その理由の一つは第二タイトル「変幻自在の活用術」にあるように、
 若者が好きな各種の映画の撮影が行われていることや、結婚式にも利用されていること等。
・更に今年5月「大谷石文化」が文化庁の日本遺産に認定された後は中高年も増えている。
・・・・。
同記事中には、スウェーデン大使館で「漫画の国際交流」(11月19日〜30日)がある。詳しくは同紙ご参照ください。
実際に行ってみました。(スウェーデン大使館は六本木一丁目駅で降り、徒歩10分位で着きます。)
KIMG2919_20181127003405.jpgKIMG2917_20181121234044.jpg



また
翌々日4日(日)には同紙の「視界良考」のコーナーで、「岩井ジョニ男さんと、@首都圏放水路」と題して大きな記事が出ていました。
ここは以前ブログに書きましたので、
IMG_1258.JPG
こちらもよろしければご参照してください。
首都圏地下放水路「地下神殿」の概要
・施設の設立目的:長年洪水や浸水に悩まされてきた埼玉県東部の治水を担うこと。
・都心から車で1時間、河川敷の野原にぽつんとある「龍Q館」の地下にある。
・1993年から13年の歳月と2300億円を投じて完成した世界最大規模の放水路
・大きく3つの施設に別れている。
@立坑:5つの中小河川から水を吸いこむ。直径30m、高さ70m
A調圧水槽:吸い込んだ水を貯める。ここが通称「地下神殿」6階建てのビルに相当。
立坑と調圧水槽は直径10m、全長6.3kmのトンネルで繋がっている。
B排水機構:巨大ポンプで水を地上へ押上げ大きな江戸川へと流す
ここもテレビの「探検バクモン」やドラマや映画のロケで使われたことがある。



今後も地下神殿と呼ばれるものがあれば行ってみたい。



2020.9.9朝日新聞の記事より
(上記未記載分のみ追記)
大谷石は約1500万年前に火山灰などが海中に沈んで固まってできたとされる。
江戸時代に本格的な採掘が地域で始まった。
耐火性に優れ軽く柔らかくて加工しやすいため明治以後注目された。

”地下神殿”の大きさは東京ドーム半分ほど。気温は年平均7〜8度。

同館は79年に開館し採掘に使ったツルハシや機械、トロッコ、背負い子、戦時中の配置図などを展示していたが
知名度が急上昇したのは、映画や音楽映像などのロケ撮影に使われたのがきっかけ。

市内でフィルムコミッション事業を担当していた鈴木さんが2014年館長に就任後、次々と撮影を誘致し
SNSなどで広まった。

かつては日光東照宮のついでに訪れる程度だったがいまは最終目的地になった。

以上記事より抜粋。


なお
詳しくは下記サイトご参照。
大谷資料館
ウィキペディア





















大谷石は約1500万年前に火山灰などが海中に沈んで固まってできたとされる。
江戸時代に本格的な採掘が地域で始まった。
耐火性に優れ軽く柔らかくて加工しやすいため明治以後注目された。

”地下神殿”の大きさは東京ドーム半分ほど。気温は年平均7〜8度。

同館は79年に開館し採掘に使ったツルハシや機械、トロッコ、背負い子、戦時中の配置図などを展示していたが
知名度が急上昇したのは、映画や音楽映像などのロケ撮影に使われたのがきっかけ。

市内でフィルムコミッション事業を担当していた鈴木さんが2014年館長に就任後、次々と撮影を誘致し
SNSなどで広まった。

かつては日光東照宮のついでに訪れる程度だったがいまは最終目的地になった。

以上記事より抜粋。
【このカテゴリーの最新記事】
posted by taiga at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 観光
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス: 必須項目

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8311121
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
プロフィール
taigaさんの画像
taiga
大手化学系メーカーで各種の研究、製造現場、技術営業等種々経験。 特に各種素材に携わった事が財産。退職後現在某大手不動産系列で勤務の傍ら、朝日、読売新聞、日経産業新聞、日刊工業その他季刊誌、雑誌、折り込み等からの情報収集、及び面白そうなイベントには極力顔を出し、自分自身体験しながら、面白情報、お役立ち情報を仕入れています。 これまで取り溜めた膨大な情報は残念ながら殆ど発信しなかったので今後は新規入手情報は逐一小出しに発信して行こうと思っています。乞うご期待。
プロフィール
検索
リンク集
カテゴリアーカイブ
最新記事
(05/31)2023年の朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル 牧野富太郎博士記念庭園訪問。
(12/06)2021年は素数から見て非常に特殊な年(その3) −逆転の発想で2021年と同じ型(連続素数の積)の年を西暦10000年まで探す
(10/18)福岡空港新デッキからの離着陸鑑賞と素晴らしい飛行機アプリのご紹介
(07/10)史上初の10代でのタイトル初防衛と10代の九段誕生。 しかし今後藤井九段と呼ばれることはない?
(06/28)2021年は素数から見ると非常に特別な年。(その2) 2100年まで探しても類似年(連続素数の積型)はなかった。
(06/15)2021年は素数から見ると非常に特別な年、次は2047年。  関連として暗算掛算と素数ゼミも。
(05/22)西表島はなぜイリオモテジマと読むのか?奄美大島他は日本で5番目の世界自然遺産へ。
(03/22)テレビリモコンの修理(導電ゴム接点改良)はカバーさえ外せれば後は簡単だった。
(01/24)一生役立つカレンダー知識と指カレンダー
(09/24)風呂給湯栓のポタポタ水漏れ修理
(08/07)新型コロナ対策用に今夏マスクが人気です。
(07/25)藤井七段最年少で棋聖位タイトル獲得。30年振り記録塗り替える。
(07/10)親子で実験して楽しみながら科学を学ぼう
(04/18)令和のプレミアム硬貨は3000倍!?
(03/17)洗面所の天井の換気扇の修理
(02/25)令和ゆかりの地訪問と太宰府天満宮境内の碑と枝垂れ梅
(02/15)浴室リモコンが故障したが製品の交換で復旧
(01/22)トイレ水タンクの給水が故障。しかし部品交換で簡単に修理出来た。原因は弁の亀裂穴だった。
(12/22)皇居の紅葉と大嘗宮見おさめ
(11/30)迎賓館(東京)訪問記
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。