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2017年03月26日

苗が育たない

夏野菜のナス、ピーマン、トマトがなかなか発芽しません。ナスは小分けしてすでに3度時期を変えながら蒔いていますが、温床の温度が十分でないせいか、全く発芽しません。桜の花も桃の花も一向に開く気配がなく仕方ないかもしれません。

べつに発砲スチロール容器にビニールを2重に覆ったり、温床のビニールを二重にしたりしましたが、全くダメです。こんな年は初めてです。たしかにもう少しあとの時期に蒔けばよいのかもしれません、しかしこれからでは梅雨や高温になるとさまざまな病気が出てきてうまく収穫できないことが多いです。すでに5月の連休明けに苗を買ってきて植える方よりもあとになってしまい、暑さと湿度で苗が早く消耗してしまいます。なるべく梅雨前までに丈夫に育てて収穫したいと考えてこのようにしています。特にトマトはそうです。雨を避けたいです。

しかもこれから発芽したとしても大幅に生育が遅れる状況が予想されます。南九州では病害虫がこれから増える時期です。とりあえず栽培するものには、自分でつくったデンプン液、重曹水、木酢液を薄めたものなどでしのぐつもりです。

トマトはやっと子葉が開いたものが3株だけです。ビニールトンネルの中のさつまいもも未だに発芽しません。

元気なのはウリ科のかぼちゃ、きゅうり、まくわうり、マスクメロンなどです。それでも第二弾に蒔いたきゅうりは、3月に入り寒くなったためか発芽しません。最初のトンネルの中のきゅうり苗も本葉一枚のまま寒さで小さくちぢこまっています。やむなくすでに春後半のきゅうりはあきらめて、夏の地這いきゅうりの栽培に移りました。近くのプロ農家の寒冷紗のなかのヘチマさえ3分の2が寒さで枯れているほどです。

透明マルチを敷いた場所でようやくスイートコーンが発芽しましたが、こちらも揃いません。マルチの芽が出なかった場所に予備の苗を補植しました。ご近所さんも同じ状況で、ご自分のスイートコーンを眺めつつ、こんな年は初めてだとおっしゃっていました。

この寒さですので、オクラの播種は遅らせようと思います。おそらく中間地なみの4月上旬までずらせば、大丈夫かもしれません。



タグ:野菜苗
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