2014年11月30日
妻は、くノ一
さてさて、本日の一冊はこちら
風野真知雄著『妻は、くノ一』
藩きっての変わり者
雙星彦馬。
星が好きで好きで
たまらない。
自分でも、もう
一生嫁は来ないかなぁ、と
諦めている
そんな、変わっていて
真っ直ぐな男のもとに
縁談がころがりこむ
相手が美人で清楚で
雙星彦馬は、それはそれは
大切にするんですが…
くノ一って、恰好いいですよね
くノ一という響きだけでも
少しどきっとしてしまうような、
恰好良さがあります
でも、現状は
男でもキツイ労働である訳で
くノ一織江は、
彼女の母を見てどこかで
むなしさを感じつつ
割り切って雙星彦馬
の元へ来たはずなのに、
あまりに純粋に彼女を
愛してくれる
雙星彦馬は
織江の心持を
少しずつ変えていく
そして、そんな織江に
とって辛いのが
秘密の厳守
これだけ自分を
思ってくれる
雙星彦馬にも
自分の正体なんぞ
明かせない。
そして、突然、そこを
去れ、と命令がはいる
有無は言えない。
わずか一か月の
幸せだった生活。
雙星彦馬は織江を
忘れられない
そして、織江も…
全10巻にわたる物語の
幕開けです。
一巻目は、幕開けです笑
どこか、男女のキャラクター
役割が逆転しているような。
織江が、とにかく
恰好いいですね。
さりげなく、こっそり
雙星彦馬のことを
守っていたり
試していたりして笑
でも、案外雙星彦馬は
頭がきれるようで
織江のような勇敢さは
無いのですが
やはり、愛すべき
キャラクター
ほのぼのとしながらも
物語は意外なはやさで
ぐいぐい進む。
どうなるの!?
どうなるの!?
と2巻目に手が伸びて
しまいうこと間違いなし
是非是非、読んで見て
下さいね
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