以前、「たいらん りゃん」の入っていた場所ですが、いつの間にか太平楽に変わっていました。
こう言うのも偏見なのですが、場所柄、長続きしない、とか、期待の持てないお店、と言ったイメージがあったのですが・・・
食べてみると、なかなか本格的な真面目な中華そばやさんのようです。
券売機制ですが、「中華そば」と「ラーメン」があるので、初めて行くと戸惑いますね。メニューを見ると、中華そばが細ストレート麺、ラーメンが太手揉み麺と違いがあるようです。さらにそれぞれに「片口鰯の煮干し出汁」「トビウオ煮干しのあご出汁」の2種類があるので、ますます悩ましいです
今回は初食なので、一番オーソドックスな煮干し出汁の中華そばをいただきました。
「小」「中」「大」と大きさも3種類。様子見で「小」を選びました。
店内は「たいらん りゃん」をそのまま使っている感じ。カウンター席6席くらい。テーブル席が2席だったと思います。
トッピングは海苔・メンマ・インゲン・葱・チャーシュー2枚。
スープはメニューにも「トンコツスープ」と記載がありますが、トンコツっぽさはなく、魚介出汁の風味の方が強いです。
麺は細麺というわりには結構な太さがあり、硬めの茹で上がりという事もあって、結構噛み応えがあります。ボツっといった食感。この麺自体に風味と旨味があり、噛みしめると味がある麺でした。
スープといい麺といい、個人的にはなんとなく、おそば屋さんの中華そばを思い出させる一杯だったように思います。
素朴であっさりしていて、美味しい中華そばでした。
サイズは「小」だったので、半ラーメンとか少なめラーメンを覚悟していたのですが、普通サイズのラーメンと同等の量だったと思います。普通に食べる分には「小」で十分ですね。これで500円なのですから、コストパフォーマンスも申し分ありません。
味といい値段といい、スタンダードでいい店が出来たなぁ、と思いました。
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