アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2016年11月16日

10年前まで母が働いていたホームセンターにて

AD




私自身、いつ以来だっただろうか・・・。
まだ私が独身の頃、母が勤めていたとあるホームセンター。

母はその会社に十数年勤めていた。
今でもあのユニフォーム姿が目に浮かぶ。
途中、ユニフォームが変わったことも覚えている。

ただ、母が夢に登場した時のユニフォームは
変わる前のものだった。
母が他界する直前まで勤めていた会社のユニフォームではなく、
その遥か昔のユニフォーム姿で登場した・・・。

この話は今はやめておこう・・・少々辛い・・・。

そのホームセンターには、行こうと思って行ったのではなく
たまたま・・・だった。
妻の叔母の命日が近かったので
お墓参りに行った帰り道、妻がちょっと買い物したいと
言い出した。
AD




本当に久しぶりだった。
色々な光景が思い出された。
それは、店内に入る前から・・・だった。

あのあたりに母の自転車が止めてあった。
あの園芸コーナーに母がいたこともあった。

母の息子ということで、店内では顔が割れていた。
すっかり顔なじみだった。
皆が良くしてくれた・・・良くしてくれたといっても
何かをもらったわけでもなく、おまけをしてもらったわけでもない。
みんなそれぞれで、とても暖かい空気だった。

ワクワク半分、恐る恐る半分で店内に入った。
予想通り!?・・・レジの顔ぶれは変わっていた。
ホッとしたような、残念だったような・・・。
薬局のお姉さんも変わったのか・・・姿は見えなかった。

店内奥に向かうと、棚の陳列をしている懐かしい姿が
目に入った。
名前は思い出せないが、強烈に覚えていた。
ほっこりとしたおばさんで、母よりも若いが
どことなく母の雰囲気を帯びている・・・
だから余計に覚えていた。

変わらない笑顔で迎えてくれた。
懐かしい・・・それだけで涙が出そうだった。

母の事は風のうわさで耳にしていたようで、話は早かった。
いきさつを簡単に説明すると、そのおばさんは
目に涙を浮かべて聴いていた。

今にも母が現れそうな・・・気はしなかったが、
母がいた時の光景は浮かんだ。
ここにも連れてきたかった・・・
きっと、母も来たかっただろうに・・・。


AD



この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5623040
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
リンク集
カテゴリアーカイブ
AD
最新記事
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 病気ブログ 末期がんへ
にほんブログ村 病気ブログ がん 闘病記(永眠)へ
にほんブログ村 にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村
プロフィール
satorichさんの画像
satorich
緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
プロフィール


がん・腫瘍 ブログランキングへ
最新コメント
陽子線治療の不可 by satorich (12/25)
陽子線治療の不可 by 弥生 (12/24)
父のいないボランティア活動 by satorich (11/20)
父のいないボランティア活動 by まりあ (11/19)
免疫力と体温と癌 by satorich (11/12)
ファン
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。