脳梗塞と歯周病の因果関係: 癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

2016年10月23日

脳梗塞と歯周病の因果関係

脳梗塞

父が脳梗塞で病院へ運ばれたのは56歳の時でした。
入院する数日前から箸を落としたり、ろれつが回らなかったり
といった症状があったと母から聞いていますが、
その当時は大して気にならなかったが
後から思うと・・・だったそうです。

今現在70歳になった父は、障害者1級、要介護度5の認定を受け
老人ホームでお世話になっています。

そんな父は、大のお酒好きで、私が幼少のころから
歯磨きは殆どしない人だったと記憶しています。
父が歯磨きをしている姿を思い出すことが難しいほど。

父は比較的歯が丈夫で虫歯になりにくかった反面、
歯茎がただれて歯が落ちそうになっていたと聞いています。

歯周病

そんな状態で歯医者に行った時には手遅れ同然で、
神経まで溶けてなくなっていたらしいです。
痛みに耐えることが得意？だった父の悪い癖です。
そのおかげで、差し歯を数本入れなくてはならなくなり
治療費もかなり掛かったようです。

歯の治療は数年掛かりました。
歯周病で歯茎がただれていることで、歯茎の炎症が
治まってからでないとできない治療が多く、
思うように治療が進まなかった父。

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父が脳梗塞で入院した時、その歯の治療は途中でした。

後遺症

後遺症はあったものの、数週間で退院することが出来ました。
歩行、トイレ、入浴は簡単な介助があれば可能でしたが、
その後2年ほどで脳梗塞が再発し、後遺症の半身麻痺が悪化したのも
この頃からでした。

父の歯の治療はこの入院をはさんだこともあり長引きました。
新たな虫歯などで追加された治療もあり、10年以上かけて
父の上あごは総入れ歯になりました。

今現在、父は声は発せるものの、言葉にはならず
左半身麻痺で一人では動けずの状態です。

現代では成人の80％が歯周病を患っているといいます。
私も歯ブラシは1日に1回、夜寝る前しか行いません。
気休めでリステリンを常備しています。

歯周病が血管内に侵入し、血栓をつくる要因となり
脳梗塞や、心筋梗塞の原因となる・・・

改めて思うことは、病気のリスクは色々なところに
隠れていて、規則正しい食習慣を心掛けていても
歯と歯茎の手入れ次第では、予想外の結果になってしまう。

人生、落とし穴がどこに隠れているかは
神のみぞ知る・・・といったところでしょうか・・・。

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posted by satorich at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脳梗塞で半身麻痺の父

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