暖房器具で思い出す、ステージ4の肺がんの母: 癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

2016年10月19日

暖房器具で思い出す、ステージ4の肺がんの母

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暖房器具を準備し始める季節。

我が家ではまだ電源が入ることはありませんが、

いつでも使用できるようにと、季節ものの家電製品として

我が家のリビングに並び始めた。

一階のリビングに登場したのは、母が使っていたもの。

闘病中の母が、リビングと脱衣所でそれぞれ不自由なく使用できるように

買い足したのが昨年の事・・・。

その家電を見ると、やはり思い出してしまう・・・。

闘病中の母が・・・家族である私たちが特に警戒していたのは

風邪・・・肺炎・・・でした。

肺がんの母にとって、ステージ4の肺がんを患っていた母にとって

肺に負担の係るようなことは極力避けたかった。

リビングが温まっていても、脱衣所は冷え切っている。

浴室も同様に・・・寒暖の差は血圧にも良くない。

母が入浴する30分以上前から、脱衣所を温め始める。

温まるころを狙って、浴槽にお湯を溜める。

入浴中も着替え中も、ずっとその空間が温まっているように

寒暖の差を感じさせないようにした。

入浴時間があまりに長いと様子を伺った。

正直、生きているかの確認でもあった。

一つ思い出すと、忘れかけていたことまで思い出す。

思いがけない記憶の発見があったりもする。

それはそれでラッキーだ。

ステージ4の肺がんを患っていた母を忘れないために、

ステージ4の肺がんが、末期の肺がんになってしまった母を、

何も出来なくなってしまった母の記憶から逃げないために・・・。

思い出し続けることにする・・・。

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posted by satorich at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | （カテゴリなし）

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癌と共に生きる 手術→放射線治療→化学治療

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2016年10月19日

暖房器具で思い出す、ステージ4の肺がんの母

癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療