2016年08月18日
脳転移率60%のがん
転移性脳腫瘍
身体のがんが脳に転移したものを転移性脳腫瘍と言います。
すべての脳腫瘍の中で、転移性脳腫瘍の割合は約17%だそうですが、
実際にはもっと多いとも言われています。
その背景には、MRI等の医療機器の進歩と、
高齢者の増加が関係しているそうです。
脳転移しやすい”がん”
一番脳転移しやすい「がん」は
肺がんで、全体の60%になります。
その次に多いのが消化器系のがんになりますが、
一気に下がって全体の16%。
次に乳がんが11%で、腎泌尿器系が6%となっています。
このデータからもわかるように、脳転移する割合は「肺がん」が
ダントツに多いのが明確となっています。
私の母も肺がんで脳転移をしていました。
転移性の脳腫瘍に対する治療は、
原発巣がどのような状態にあるかということで
治療方針が変わるのだと言います。
事実、母も肺がんの治療と脳腫瘍の治療とで
どちらを優先するか・・・と言うところからのスタートでした。
腫瘍摘出術
大脳で4センチ、小脳で3センチを超える場合、
開頭手術を検討するそうです・・・。
ただ・・・私の母の場合、腫瘍は2.5センチでした。
今更ですが・・・開頭する必要はあったのだろうか・・・?
放射線治療
全脳照射
腫瘍の大きさが小さくても、数が多い場合に行われるそうです。
以前は術後に全脳照射を行ったそうです。
定位放射線治療
腫瘍の最大径が4センチ未満で、転移数が1〜3個まで、
しかも、患者さんの状態が比較的良いとされる場合に優れた効果を
期待できる様です。
調べていくとケースによっていろいろと違いますが、
概ねで、大きな違いもない所を鑑みても、
どうも、私の母の開頭手術と全脳照射の選択が
適当であったのか否か・・・疑問です。
過ぎ去ったことですのが、この情報は
皆さんと共有するべきだと思います。
今しばらく調べて行きます。
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