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2016年06月20日

肺がんで転移が多く見られる部位について

肺がんは、がんの中でも「転移の危険性が高いがん」としても知られています。
転移とは、最初に発生したがんの部位(原発巣)から、血流やリンパ節などを
伝って全身に拡がり、原発巣以外の部位にがんが飛ぶことを言います。

ですので、転移する可能性のある部位は全身どこでもあり得るのですが
その中でも特に転移しやすい部位を調べてみました。

肺がんから転移しやすい部位

中でも転移する確率が高いのが「脳」だそうです。
転移が確認された患者さんの約10%に脳転移が確認されているようです。
患者さん10人に1人が脳転移している計算になります。

私の母がこの10人に1人でした。


肋骨や骨盤、背骨等に転移することが多いそうです。

胸膜
あまり聞き慣れない単語だと思いますが、胸膜(きょうまく)には
臓側胸膜(ぞうそくきょうまく)と壁側胸膜(へきそくきょうまく)という
ものがあるそうですが、「がん」が臓側胸膜を破って胸膜播種(きょうまくはしゅ)
になることがあるそうです

リンパ節
リンパ節は体中に何か所かありますが、早い段階から転移が起こりやすい
という特徴があるようです。

副腎
非小細胞肺がんと診断された患者さんの約7%が転移しているようです。

肝臓
身体中の血液が集まる臓器であるがゆえに、がん細胞が増殖しやすい
という面があるようです。

母のがん
私の母の脳転移箇所は「左前頭葉」の頭蓋骨側で、摘出手術としては
比較的イージーな手術でした。

腫瘍は綺麗に切り取られ、パーフェクトオペレーションでした。
しかし、脳全体に蔓延していると見られるがん細胞を打ちのめすには
術後の放射線治療が必要不可欠となり、脳全体に放射線を照射する
「全脳照射」という治療を施しました。

もちろん抗がん剤治療も行いました。
最初の治療であるアリムタ+カルボプラチン療法を手始めに、
がんと闘う決意をしたものの、抗がん剤治療への期待空しく、
母が思っていたような結果が出なかったことで、
治療の継続を断念・・・

結果、骨への転移を伺わせる数値が高くなり始めたことを皮切りに
母の肺がんはステージWから末期へ・・・

肺もまた、血液を通して全身へ酸素を送り込む臓器であることから
全身にがん細胞を拡散しやすい臓器となっています。

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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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