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2016年07月31日

親戚の温かさを実感、父は号泣





今日は親戚の兄ちゃんがお線香をあげに来てくれました。

逢うのは3年ぶり。

3年前、母が健在だった当時、その親戚の兄ちゃんの父親に

不幸があり、他界したことを知らせに来てくれたのでした。

葬儀やらなにやらは全て終わって、一段落したところで

報告がてら顔を出しに来てくれたのでした。

あれから3年・・・、全てが変わったような感覚。

母が他界したことで、失ったものは大きい。

親戚の兄ちゃんは、母親を亡くした数年後に父親を亡くした。

私の心情は手に取るようにわかるようだった・・・。

私にはまだ、父がいる・・・障害者とはいえ、生きている。

それだけでも幸せなことなんだ・・・と改めて感じた。

親戚の兄ちゃんはとても明るい性格・・・それは子供のころから

変わらない。

仕事柄、私が住む町への出入りも多いとのことで、話も弾む。

なんなら、地理については私よりも詳しい。

地元民として恥ずかしい限り・・・。

今日来てくれた親戚は、私の父方の親類でした。

父のお姉さんにあたるおばさん・・・80歳、

親戚の兄ちゃんの妹さんとその子供たち。

暑い中、お墓にも行ってくれて・・・
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入所している父にも顔を出してくれました。

父は、顔を見るなり驚くかと思いきや

記憶が戻らない様子で、わからない・・・ときょとん顔。

しかし、その親類の名前を出すと、父の脳裏に記憶が戻った。

次の瞬間、父は号泣した。

よだれも鼻水も、涙も垂れ流し・・・

嬉しかったのだ・・・あれだけ親戚には顔を合わせたくない、

そんな素振りと態度をとってきた父も、目の前にすれば

こんなに泣けることはないというくらい、泣いていた。

皆が温かい・・・言葉ではない・・・

雰囲気、目、笑顔、口調、すべてが温かく感じられた。

また来てくれると言ってくれた。

社交辞令ではない・・・この人は約束を守る・・・

人間味のある親戚の兄ちゃん・・・おばちゃんも

すっとぼけた会話の中に、人間としての強さのようなものを

感じた。

そして、それが妙に心地よかった。

あぁ・・・、これが親戚の温かさ・・・。
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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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