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2016年07月11日

趣味の読書で初めて涙しました。





「とんび」という著書から目にとまった言葉を
ブログで紹介したのは先週の事ですが、その2日後に
読み終わりました。

とてもとても心にしみる本でした。
何気ないシーン一つ一つに、とても温かみがあり
私は4回涙しました。

簡単に紹介させていただきますと、
主人公の不器用な男「やす」は結婚しても、外出することが多かった。
嫁の美佐子さんに惚れすぎて、間が持たないというあきれた理由で・・・。

しかしそんな「やす」は美佐子さんが妊娠したことをきっかけに、
運送の仕事もまじめに打ち込むようになり、
仕事帰りの一杯にもけじめがつけられるようになった。

やがて男の子が誕生し、「あきら」と命名した。
男の子なら「小林旭」の「あきら」
女の子なら「吉川小百合」の「さゆり」と決めていた。

あきらが4さいになったころ、母の美佐子が不慮の事故で他界。
「やす」の目の前で、あきらを守るために美佐子さんが犠牲になった。

この日から「やす」と「あきら」の新しい生活がスタートした。
やすの幼なじみ、照雲(しょううん)はお寺のせがれで、
その父親の住職は昔からとても怖い存在。
行きつけの飲み屋のママは「たえこ」さんと言って、
やすのオムツを好感したこともある、姉のような存在。
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母親を亡くしたあきらが成長する過程で
周りの皆が、母親代わり、父親代わり、祖父母代わりとなり
愛情深く包まれて育つ・・・

そんな中、母親がなぜ死んだのかに疑問を持つようになったあきら。
隠し通したい「やす」は周りに硬く口止めする。

ある日意を決して「母親の死」について重たい口を開くのだが・・・

登場人物それぞれの人間模様とそれぞれの人生があり、
出会いと別れ・・・生き別れの娘との嬉悲しい再会・・・
親子のすれ違い・・・親子の繋がり・・・住職との永遠の別れ・・・

とにかく、どんどんと引き込まれます。
読書中に涙がこぼれ、読めなくなったのはこれが初めて。

本を読むことが苦手な方には、少々ページ数が多いと感じる
かもしれません。

しかし・・・泣けます・・・無理に泣こうとしなくても
簡単に泣かされちゃいます。
鼻水も出ますので注意してください。

入り込み過ぎに注意!の1冊
ちなみにですが、2012年にドラマ化されています。
まだ観てない方は、読んでから見ることをお勧めしたいです。

自分の身の回りに重なるものがいくつか見えてくることと思います。

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