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2016年06月07日

放射線で脱毛から2か月で復活の兆し

治療経緯




母の病名は「非小細胞肺がん」でステージWです。

頭部に腫瘍の疑いで入院し、某大学病院へ転院後の検査で頭蓋内腫瘍確認。
頭部の腫瘍は肺から転移したものと判明した。

脳転移は、治療を施さなければ、医学的余命は2か月とのこと。
医師団の協議の結果、肺がんの治療よりも頭蓋内腫瘍の摘出を優先。

頭部腫瘍摘出手術 ⇒ 頭部放射線治療(全脳照射)⇒ 化学治療(抗がん剤)

この順序での治療がはじまりました。

頭部放射線治療は「全脳照射」
摘出した部位のみの部分照射と、頭部全体への全脳照射との2択でしたが、
悪性細胞で、脳全体に細胞が蔓延(まんえん)している可能性を懸念。
「全脳照射」が選択されました。

かなりのリスクを抱えた治療ですが、「まだ死ねない」母の想いが強かった
こともあり、特に議論することもなくすんなりと決定しました。
後で分かったことですが、母は放射線治療が一番怖かったそうです。

照射量は低い方!?
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放射線治療回数は全10回でした。

1回の放射線量は3Gy(グレイ)がX10回なので、総放射線量は30Gy(グレイ)
これってどんなものか?と思いましたが、生命保険手続きで確認すると、
保険給付対象は「50Gy(グレイ)」からで、母は対象外でした。

ちょっと悔しかったですが、仕方なく受け入れました。
と同時に、30Gyはそんなに高い方ではないのかと思い
医師に聞いてみると、「低い方ではないですよ」の返答。
とっても複雑で、やるせない気持ちになったことを思い出します。

脱毛開始は約2週間後
母の脱毛が本格的に始まったのは、全10回の治療が終了してから
約2週間後のことでした。
見た目60%以上の毛が抜け落ち、まだらな状態。
頭頂部はかなり地肌が目立ちました。
母はこの頃ウィッグの購入について検討開始していました。

約2か月後に復活
それはちょうど「ウィッグ」を使用して2か月の頃でした。
いつものように室内でニット帽をかぶっていた母が、
頭がかゆくて少しまくり上げた際に、たまたま見ていた姉が
気付いたのです。
「お母さん、髪の毛が生えてきてない?」
と、母は嬉しそうに、「やっぱりそう?」

気づいて欲しかったのか、なんとなくで自確信がもてなかったのか
言ってもらえたことがうれしかったようでした。

母の場合、放射線治療後すぐに抗がん剤治療も開始
しています。
抗がん剤はアリムタ(ペメトレキセド) + カルボプラチンです。
抗がん剤治療開始後に新たに脱毛はしませんでした。

まつ毛も、眉毛も、アソコの毛も影響は受けなかったようです。


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posted by satorich at 20:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脱毛
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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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