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2016年06月06日

あっという間だった”肺がん母の介護”

むくんだ脚の改善が見られない中、
毎日リンパマッサージを欠かさず続けていました。
しかしながら一向に回復の兆しが見られず・・・
いつまでこのような状態が続くのだろうかという不安と共に
すごしていました。

時期的には、母が他界する1か月ちょっと前の出来事です。

腹から下が特にむくみがひどくて、
ズボンのゴムが食い込んで苦しいと言っていた母。
もも、膝、ふくらはぎ、足とすべてむくんで
パンパンに膨れているために、足を曲げるのもままならなかった。


リンパマッサージをする前にリンパの流れを促進させる
専用のクリームを擦り込みながら行うのですが、
当時ズボンの下にタイツまで着用していた母に
パジャマに着替えるように促した私は、ぎこちなく
着替えを始める母に介助の手を差し伸べました。

着替えをする様がぎこちなく見えたのは、母の足がパンパンに
膨れ上がった影響で、あしが曲がらず、お腹もパンパンなので
前かがみになるのも一苦労でした。

「まさか私がこんな事をされる側になるなんて・・・」
と、恥ずかしそうにつぶやく母を前に、淡々と作業をする私。
恥ずかしいとかなんとか言っていられません。

子供の頃、私に母がしてくれたことのほんの一部を
してあげているだけです。

入浴の介助が必要になるのも時間の問題と思っていました。
そうなった場合は、母の性格から考えても妻や姉にお願い
をするしかないな・・・と考えたりもしていました。

既に外に散歩に出かけることさえも出来なくなってしまった母。
今は、何としても母の下半身のむくみを解消してあげたい、
その一心で毎日のマッサージは欠かすことが無かった。
これは今でも私にとって良い想い出として残っています。

この時、ステージWの肺がんは末期の肺がんとなっていたこと以外、
母の体内で何が起きていたかの細かいことは何も知らず、
そして知ろうともせず・・・認めたくなかったのか事実を知ることが
恐かったのか・・・主治医に詳しい話を聞くということもせず、
私は一体何を考えていたのだろうか・・・。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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