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2016年05月19日

配偶者の入院は死亡リスクを上昇させる

配偶者の看病と介護

二人に一人が癌を患うという時代になった現代、
夫婦のどちらかが癌になる確率が高い。
癌だけではない・・・脳疾患、心疾患、消化器系の疾患は
年々増え続けており、生活習慣病という言葉は「昭和」以前には
なかった。

夫婦のどちらか一方が病気になり、介護が必要となると
一般的には、夫婦のもう一方が介護を担う。
私自身も、妻や子供の世話になるなどして迷惑を掛けたくない
と考えています。

しかし、人は最後には必ず誰かの世話にならなければなりません。
子供には迷惑を掛けたくないという思いが人一倍強かった母も、
最期は介護が必要な状態になり、申し訳ないという気持ちと
感謝の気持ちが強く表れていました。

最期は少々急いで逝った感がありました。
68歳・・・私にとって、早すぎる死でした。

死亡リスクの関連性
高齢者において、配偶者の入院とその夫または妻の死亡リスクの
関連性を調べたという研究結果があります。
1993年、518.240組の夫婦を対象に追跡期間中の入院及び
死亡について以下のように評価されています。

1回以上入院したのは、
夫が383.480人(74%)
妻が347.269人(67%)

死亡したのは、
夫が252.557人(49%)
妻が156.004人(30%)

夫(男性)の死亡リスクは、
配偶者が「脳卒中」「うっ血性心不全」「大腿骨頸部骨折」
「精神疾患」「認知症」で入院した場合に有意に高くなった
ということです。

当ブログでも記事で何度か紹介していますが、
今回、肺がんで他界した私の母は約15年間の間、夫(父)の介護
に追われて生きてきました。
脳梗塞で左半身が麻痺した父に付き添い続けた母は
倒れた日も救急車の中で、意識障害を起こしているにも
かかわらず、父のことを気に掛けていました。

患者さんを介護(看病)する配偶者(家族)も「第二の患者さん」である
ということが言えるのではないでしょうか?


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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