2016年03月11日
禁煙治療に健康保険を適用する方法
対象医療機関
禁煙治療は、禁煙外来を設置している医療機関で受けることが出来ます。
治療の標準スケジュールは、12週間に渡って計5回の診察を受けます。
一定の要件
禁煙治療に健康保険を適用するためには
一定の要件を満たす必要があります。
これらは初診で医師が確認してくれます。
要件とは
要件その1
ニコチン依存症を診断するテスト(TDS)で5点以上であること。
要件その2
プリンクマン指数が200以上であること。
(プリンクマン指数:1日の喫煙本数 × 禁煙年数)
要件その3
禁煙をする意志があること。
要件その4
医師から受けた禁煙治療説明に書面で同意すること。
健康保険適用するためには
以上4つの項目をクリアすることが求められます。
適用時の自己負担額
禁煙治療に掛かる費用は医療機関によって差がありますが、
だいたいで、1万3千円〜1万9千円の範囲で収まります。
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ニコチン依存症に係るTDS(スクリーニングテスト)
YES:1点 NO:0点 どちらでもない:0点
質問1:自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまう
ことがありましたか?
質問2:禁煙や本数を減らそうと試みて、
出来なかったことがありましたか?
質問3:禁煙したり、本数を減らそうとした時に、タバコが
欲しくて欲しくてたまらなくなることがありましたか?
質問4:禁煙したり、本数を減らした時に、次のどれかがありましたか?
(イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、
頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手の震え、食欲又は体重増加)
質問5:質問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始める
ことがありましたか?
質問6:重い病気にかかった時に、タバコは良くないとわかっているのに
吸うことがありましたか?
質問7:タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、
吸うことがありましたか?
質問8:タバコのために自分に精神問題(注)が起きているとわかっていても、
吸うことがありましたか?
質問9:自分はタバコに依存していると感じることがありましたか?
質問10:タバコが吸えないような仕事や付き合いを避けることが
何度かありましたか?
(注)禁煙や本数を減らした時に出現する離脱症状
(いわゆる禁断症状)ではなく、喫煙することによって神経質になったり、
不安や抑うつなどの症状が出現したりしている状態。
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