癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

運命には逆らえない

そう思っている

母親が肺がんで他界したのも

父親が食道がんになって

誤嚥性肺炎で他界したのも

それぞれの寿命だった…と。

今の私の考えはこうだ。

人の寿命は変えられないけれど、

未来は変えられる。

例えば、

死に至る経緯は変えることはできるが

死という宿命からは逃れられない…と、

そう考えている。

本当にそうだろうか？

人の寿命は変えられないのだろうか？

考え方の問題？

ポジティブ思考、ネガティブ思考、

それだけでも真逆の考え方にもなる。

確認する術がないという現実もあるが

結果論で論じたら何とでもなる。

私の母親で考えてみてもそうだった。

母親は抗がん剤治療を受けたが

9ヵ月で他界した。

治療を受けなかった場合、

どうだっただろうか？

これもわからない。

抗がん剤治療を受けなければ

辛い思いをすることはなかった母親。

抗がん剤治療を受けたから9ヵ月生きたのか

抗がん剤治療を受けなくても…

これもわからない。

確認する術がないから。

日本人の平均寿命は男性が約80才で

女性は約87才、

いずれも過去の統計なので

実際にはそれ以上の数値。

しかしこれは平均の数値であり

100才以上生きる人もいれば

0才で命を失う人もいる。

人の寿命は、宿命として

運命として、変えられないもの？

それとも変えられるものなのだろうか？