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2015年11月10日

肺がん母の変化に今気が付きました。

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肺がんステージ4で無治療


現在の母は、肺がん告知を受けて10か月以上が経っています。

7か月に渡る治療を受けた結果、抗がん剤の効果が得られなくなったことが判明した母。

これ以上の抗がん剤治療を受けることを拒否した母は、

まったくもってあきらめたという訳でもありません。

ただ、抗がん剤治療に対する不信感が大きくなったことが

要因の一つと言えそうです。

現在、緩和ケア用として主治医からコデインリン酸塩10%を処方してもらっています。

肺がん症状を緩和させるための頓服薬・・・「麻薬」です。

肝臓で分解されると、その成分は「モルヒネ」と同じ成分に変わる。

ただ、「モルヒネ」と言っても、その強さは1/10程度・・・、

今は効果があっても、体が慣れてくれば次第に効かなくなるのもまた事実。

そんなリスクを承知で始めた緩和ケアですが、

実際、このコデインリン酸塩10%にはかなり助けられています。

時に、母が服用しているコデインリン酸塩10%は緩和薬ではなく

治療薬なのではないのか!?・・・と錯覚するほど・・・。

しかし、現実はそう甘くはありませんでした。


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咳も少ない、息苦しさもほとんど感じない・・・でも


それは話している時に感じた。

普通に世間話をしていたり、テレビのことについてコメントしあったりしていた。

私が母を笑わせようと、面白いことを口にしたとき、その母の変化に気付いた。


母は思いっきり笑えない ・・・


これは、母に確認が出来なかったことですが、勘違いではないと思います。

なぜ、母に確認できなかったか?・・・それは、私が怖気づいたからだと思います。

真実を知ることに対してなのか、母にその現状を実感させることに対してなのかは

正直わかりませんが、私の中の何かが怖気づいて、聞けなかったことは毎違いない。

笑った母は、無意識に胸を押さえながら笑っていた。

笑う時に吐き出す息も、明らかに浅い息だった。

思い切り吐き出すことが出来なくなっている母の肺は

私の予想以上に弱ってきているのであろうか・・・?

その後も気にして観察していても、やはり笑う時に胸を押さえている。

咳をするときも同様だった。

母本人は気が付いているのか、それとも無意識に手が胸へと運ばれているのか!?

わからない・・・知りたいけど、確認する勇気が無かった。

明日・・・聞いてみようか・・・、いや、聞かなければいけないのだと思う。

母のことを、病状を知り、理解することも母の心のケアにつながることを信じて・・・。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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