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2015年11月11日

放射線で脱毛してから9か月

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あれから9か月


治療終了後、2か月ほど経った頃に母の髪の毛が再生し始めていることに気付きました。

一緒に生活していた私ではなく、嫁に行った姉が気づきました。

やはり毎日見ているとちょっとした変化には気付きにくいからでしょうか?

おそらくは、もっと前から生え始めて来ていたのだと思います。

それから夏にかけて急速に髪の毛が伸び始めているように感じられたのも束の間

未だにボーイッシュな髪型のままです。

特に、腫瘍摘出で開頭した部位は髪の毛の再生度合いが低く、

頭頂部は未だに頭皮が見えます。

順調に伸びているのは裾周りです・・・外出時はウィッグを着用する母は

そのウィッグから自毛がはみ出てしまうので、裾だけは自分でカットしたり

私がはさみでカットしたりして調整しています。


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頭部放射線治療


母の病名は肺がん・・・非小細胞肺がん(腺癌)で、ステージは「4」です。

発見当時、肺にある腫瘍は大きなものではありませんでしたが、両肺に局所転移し

細かいゴミのような腫瘍が両肺にちりばめられたようになっていました。

病気が発覚した要因は、遠隔転移した脳腫瘍から出血して、脳内が浮腫んだことによる

意識障害で病院へ運ばれました。

母の場合、精密検査が必要で、大学病院へ転院し

全身検査を行なったので、脳腫瘍摘出手術を受けられたのは

入院後、約1か月後のことでした。

摘出手術は無事に終了し、その2週間後には頭部放射線治療が開始されました。

母が浴びた総放射線量は30Gy(グレイ)で、数値としては中途半端な数字と認識しています。

顔面に放射線が被爆しないように専用のマスクを着用しての治療でした。



脱毛は頭髪のみ


放射線の副作用はすぐに症状として現れました。

母は今でも言います・・・放射線治療が一番怖かったと・・・それは、

治療を受ける前の恐怖

治療中の恐怖

治療後の副作用の恐怖


母はそれぞれに恐怖を感じ、体感し、耐えていたのです。

吐き気 ・ 耳鳴り ・ 頭皮の突っ張り ・ 頭皮の痛みとかゆみ

舌の痺れ ・ 味覚障害 ・・・等

特に、耳鳴りと吐き気に関しては、治療直後から症状が現れました。

そんな中で、母が一番気にしていたのが「脱毛」でした。

母の場合、意外と脱毛の兆候が現れずに1週間が過ぎたころ

枕に髪の毛が付き始めました。

それでもまだこんなもんか・・・と、このまま脱毛はしないのではないか・・・

そんな雰囲気が出始めたころ、ちょうど2週間頃に一気に脱毛が開始したのでした。

バサバサと抜け落ちる髪

まるで季節の変わり目に動物の体毛が生え変わる時のごとく・・・

その脱毛は2〜3日続くとすぐに小康状態になり、

全ての髪の毛が抜け落ちることはありませんでした。

まつ毛も眉毛もダメージはありませんでした。

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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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