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2019年09月18日

母の遺伝子を感じた瞬間

最近
亡き母の遺伝子を意識した瞬間があった。

それは私自身の中にではなく
私の娘に対してだった。
母の初孫に当たる我が娘は18歳




その娘の何気ない瞬間は
恐らく私と実姉にしかわからないレベルで
「母」を感じさせた。

それは
「あくび」だった。
娘がリビングでリラックスしている時
私はたまたま別室に居た。

その別室にはリビングでの話し声やテレビ音が届くので
ある程度の雰囲気を感じ取ることは出来る。

そんな状況下で娘があくびをしたのだが
それを聴いた瞬間
私の脳裏に母が浮かんだ。
と同時にリビングに母がいるかのような錯覚にも陥った。
そのどちらが先だったかも定かではない。




それほどまでに母だった。
娘があくびした時の声質
あくびを終える時の余韻とその感じは
生前の母がしていた「母のあくび」そのものだった。

普段の会話から娘の声が母の声と似ていると感じたことはない。
なのになぜ「あくび」の時だけそうなるのか・・・?
不思議でならないが
でもそうなのである。

我が家では私にしかわからないと思えるマニアックな事柄なので
誰にも言えずに温めている案件なのだ。
姉には言いたいがまだ言えず終い。

これが遺伝子の影響なのかはわからないが
母の血を継いでいる娘なだけに
その中に母の存在を・・・母の遺伝子の存在を感じざるを得ない。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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