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2018年09月08日

救急箱を懐かしむ姉

唯一我が家にある救急箱

それは両親が使用していたもの

我が家には救急箱というものはなく

引き出しにそれとなく収納されている

子供の頃は何かあれば救急箱を探したが

今の自宅を購入してからというもの

救急用品はその引き出し収納となっている

だから必然的に我が家の子供たちは

救急箱になじみが薄い

必然的に両親の遺品となった救急箱も

ポツンと寂しく部屋の片隅に・・・

救急箱の中には未使用の脱脂綿がある

便秘薬と口内炎の治療薬は共に使用期限切れ

そしてバファリンが2錠・・・

あとはピンセットとが3種類

捨てるに捨てられないものの一つとなっている

自宅に来た姉がその救急箱を目にした時

「懐かしい〜」と一言

その口調に姉の色々な感情が詰め込まれている感じがした

同時に、脳裏を一気に駆け巡る両親の記憶

特に救急箱を管理していた母の記憶が強い

姉も同様だったろうか・・・

それとも逆か・・・

その一瞬だけ

姉と私にしか味わうことのできない空気が流れた気がした


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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