癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

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敬老の日の朝を二人屋根の下で迎えた両親。

父69歳、母67歳、結婚49年目・・・、昨年末に母が倒れて緊急入院して9か月。
まさかの夫婦別々で迎えた2015年正月・・・、父の施設入所が決まったのは3月、
その間はロングステイでお世話になっていました。

3月に入ってすぐに奇跡的に同施設に空きが発生したことにより、母が退院する約1週間前に入所の
手続きが終了しました。

約15年前に脳こうそくを患った父、2度の脳梗塞で入院を重ね、年々後遺症が重くなり、
今では半身麻痺の重度障害者（障害等級1級）と診断されて約8年・・・介護が大変だった
母も、病気を患い始めて体が不自由な人の辛さがわかったと言います。
「お父さんには悪いことをしたなぁ・・・」としみじみと言うことが多いです。


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久しぶりの食卓
前日の夕方から帰宅（外泊）して、夕食から一緒に過ごしました。
とても楽しそうに過ごしてくれました。
モツ煮込み、茄子の煮物、茶わん蒸し、白米、父には十分すぎるご馳走・・・

愛する妻の手作り料理をぺろりと平らげてご満悦。
朝食は納豆ごはん、父も母も納豆は大好きで、父に関しては入所先の施設では納豆は
出ないのです。

久しぶりの納豆ごはんでまたまたご満悦。
昼食はマグロのスキ身丼をおいしそうに食べていました。
食べていました・・というよりは食べさせてもらっていました。

右半身はかろうじて動かせる父は、食物を口まで運ぶことは何とかできるのですが、
咀嚼（そしゃく）がうまくできず、補助してあげないと大半をこぼしてしまいます。

夕方の4時には入所先の施設へ戻りましたが、昼食後は2時間以上のお昼寝！？をしました。
昨夜は興奮して寝付が悪かったようで、大いびきで爆睡していました。

束の間のひととき、ゆっくりできたようで良かったと思っています。
母もたくさん笑い、たくさん喜び、とても良い気分転換が出来たようでした。
出来ることなら、夫婦一緒に過ごさせてあげたい・・・。

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