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2018年01月23日

”口の乾き”で感じた母

昨年くらいからだと思うが、
朝起きて感じることがある。
それは唾液の分泌量である。

炊き立てのご飯を口にすれば
自然と唾液が分泌されることが当たり前だった。

だから、その異変に気付いた時は
物凄い違和感だった。

年と共に唾液の分泌量は減ってくる傾向にはあるらしい。
悲しいことに、それに気づいた昨年は
神経に達するほどの虫歯を抱えていた。

虫歯で麻酔を使用したのは生まれた初めての事だった。
まぁ・・・それはともかくとして・・・

本題の「口の乾き」に戻ります。

それを感じた直後・・・ではなかったが
ある時私は自分の感じた口の乾きの症状を
母が訴えていた口の乾きの症状と重ねた・・・
母が感じていたことを噛み締めるようにして。

当時母が感じていたことの一部を以下に記します。

〜抗がん剤治療5日目〜
母の肺がん治療は5日目を迎えた。
抗がん剤「アリムタ+カルボプラチン療法」開始して5日。

副作用症状は至って軽度の状態を維持できている。
吐き気はあるが嘔吐はしていない。
倦怠感はあるが、一日中倦怠感に襲われているわけでもない。
味覚の変化は現れているが、食品を選べば食べることが出来る。

特に朝食は万全と言えるほど・・・朝はお腹が空いて、朝食が待ち遠しい
らしくて、7時半ころの朝食時間に対して、6時ころからソワソワして待っているようです。

今日現在で母が一番気になっている症状が「口の乾き」
喉の乾きではなくて、「口」の乾きに困っているようで、喉が渇いていなくても
口を潤さないといられない、会話をしていても「口」の中が乾いてしまうので、
物凄く気にしている。

水分を摂りすぎてしまう傾向にあるので、トイレも近い。
母が「お茶」ばかり飲んでいたので、「お茶は利尿作用があるから”水”にしなよ!」
とアドバイスして、2リットルの天然水ボトルを病室に置いてきました。

緊張して「口が渇く」ことは経験したことがあるので、想像はつくのだが
一日中口が渇くというのは、想像しただけでも鬱陶しいと思う。
(当ブログ日記:「抗がん剤投与5日目」より抜粋しました)


今の自分なら、この時の母の気持ちをわかってあげることが出来る。
少なくとも、この日記を記していた時よりは・・・

人は口の乾き一つで不快になる。
とてもデリケートな生き物である。

そして、母が感じていた不快な症状はそれだけではなかった。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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