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2018年01月13日

水が飲めない父

年末の体調不良から2週間以上が過ぎた。
父はいまだにベッドの上。
そのベッドが病院でないのが唯一の救いだ。

一時は、数日中に回復の見込みがなければ入院という
切羽詰まった状況にあった。
食事を摂ることが出来ない日が5日間続き、
6日目にしてやっと食物を口にすることが出来た父。
私はこの5日間を「断食」と表現している。

父のイライラは十分すぎるくらいに伝わり、
父の傍にいることが辛かった。
辛いのは父なのだが、
そのイライラを受け止めてあげることが出来ない
ということが、私のイライラとなっていた。

逃げるようにして帰った日もあった。

食事を再開した初日、父はお茶を飲んでむせ込んだ。
やはり水分補給はとろみをつけなければ危険と判断。
誤嚥とならないように慎重に行きたいのが施設側の意向だ。
その判断に対して異論反論はない。

とろみの無い水分を飲んだのはその一度きり。
水分をごくごくと飲めないという状況が
実質2週間以上続いているということになる。

結果・・・父のイライラが解消されていない。
そして、ベッド生活からも解放されていない。
日常は車椅子での生活であった父。
やはり、寝たきりよりは車椅子の方がいいのだろう。
床ずれも気になる。

予想よりも回復が早そうな兆しが見えた父に期待した先週。
その先週の状態が平行線で続いている今週。

父本人が一番やきもきしているのだから、
私が焦ってはいけない。
父もそれほど若くはない・・・そう言うことなのだろう。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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