2017年08月22日
身体の異変には気づけていたのに・・・
後悔先に立たず
この言葉を何度頭に浮かべたことだろう・・・。
なぜ・・・どうして癌に気づけなかったのだろうか・・・
仮に、今更それを知ったところでどうなるものでもない。
あの時どうすればよかったのか!?
その答えにすらたどり着けない気がしている。
それでも、当ブログを訪れてくれている方々の1%・・・いや0.1%でもいい、
親をはじめとする家族に対しての気遣いを少しでも改めよう・・等、
何らかの心境の変化であったり、行動の変化等、
何らかの形で、良い影響を与えることが出来るのであれば
それに越したことはない。
当ブログを始めようとしたきっかけは母のがん闘病であり、
それらのありのままを綴ることで、リアルな情報が何らかの
参考やアドバイスにつながることを期待している。
あの時の衝撃は生涯忘れることはできない
母が常々訴えていた体調不良。
頭が痛い、体がだるい、何もする気がしない、起き上がれない・・・
他にも何かあっただろうか・・・
毎日ではないが、母はそうやって体調の不具合や変化を私にこぼしてくれていた。
ここで必ず浮かぶ後悔は、もっと真剣に聞いてあげるべきだった、ということ。
私は母からのSOS信号を受信していたにもかかわらず、
60を過ぎた高齢者の戯言でも聞いてあげているかのように受け流していた。
そして、あの日を迎えた。
母が職場で倒れた。
母が入院した。
母はステージ4の肺がんだった。
少なくとも、2012年の時点で母は確実に体の異変に気付いていた。
その年の手帳に体調の変化について綴ってあった。
更に2011年初春、母は大腸がん検査を受けようとしていた。
受けようとしていた・・・というのは、
東日本大震災の影響で、病院が検査日の延期を申し入れてきたからだった。
あの日、3/11日当日が母の検査予定日だった。
前日から何リットルもの液体を飲んで、準備は万端だった。
後から思い出したことだが、
あの当時、母は肛門を拭きとる時にトイレットペーパーに付着する
血を気にしていた。
4年後、肺がん発覚に伴う全身検査の結果、
大腸のがんはなかった。
あの時、体の異変に気付いていたのに
もう一歩、二歩踏み込んだ検査をしなかった要因に
私が親身にならなかったことが挙げられる。
なぜ癌に気づけなかったのか…ではなく、
癌を疑うという考えがなかったのだ。
いつまでも、後悔としてまとわりついている。
だから、当ブログを訪れてくれた方の背中を押すことが出来れば
これまた幸いなことであり、ブログを続ける原動力にもなっている。
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