2017年08月21日
あの時の母にとって、本当に重たかったのは車椅子ではなくて・・・
最初に購入した車椅子
両親と同居初年度、私は父のために車椅子を購入した。
と言っても、中古で1万円程度だったと記憶している。
父の為に買ったとはいえ、実際にそれを運転するのは
母だった。
散歩、近所の病院への通院・・・
か弱い母には重過ぎた車椅子。
何も考えていなかった。
車椅子があればそれでいいだろう・・・そんな感じだったかもしれない。
サイズも考えずに購入したせいで、
当時肥満気味だった父には幅狭の車椅子となっていた。
あの車椅子は重たい・・・それもかなり後で知らされた・・・。
母の気遣いだったのだろう・・・。
私がそれに気づいて手直ししようとしても
既にその範疇ではなかった・・・。
車輪に関しては、ベアリングがダメになっていた。
重い・・・父を乗せて押すにはまあまあの力が必要だった。
母は頑張ってそれを使っていた。
結局、車椅子はレンタルで格安料金にて利用できた。
故障の際の修理や、各種メンテナンスも込みだった。
私の浅はかな思い付きで購入した車椅子があったが為に、
その車椅子を使用せざるを得なくなった母。
重たい・・・とも、使いづらい・・・とも、サイズが小さい・・・とも言えず。
私を気遣って利用し続けた。
母にとって・・本当に重たかったのは・・・
私のした大きな「おせっかい」だった・・・
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