癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

ある程度の「長」は経験させていただいて来た43歳。

初めて経験する「会長」を受けたのは1月の終わり頃だった。

現職の会長が年齢的にも難しい歳であるとのこと。

受けるべきか、断るべきか・・・どうしようか一瞬迷った。

しかしながら、私の名が挙げられたことは光栄なことだ。

私の座右の銘は「一生勉強」。

あれこれ考えだすと思考停止してしまう。

まずはやってみよう、受けてみようと考えた。

あとは、やりながら考えればいい。

その代り、受けたからにはその役職務を全うすること。

自分の心にそう言い聞かせた。
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母が入院してから、いろんな経験をさせてもらった。

当時の母は、迷惑かけてごめんね・・・と

常々言っていたが、迷惑だなんて思わない。

むしろ、本当に勉強になった。

辛かったことも、すべて身（実）になった。

母は死して尚、私を教育してくれているのだ。

・・・そう感じる。

母が病気になったことであらゆることが

一変し、人生の流れが変わった。

それが、今回の会長にもつながっている。

人生、経験がものを言う。

母が切り開いてくれたともいえる人生。

この機会が自分を成長させてくれる。

人は、成長したから何かに成れるのではなく、

何かを成す過程で成長することが出来る。

そうであって欲しいし、そうでありたい。

人生・・・すべてがつながっている・・・。

あらためて、母に感謝したい。
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